漫画「彼女が公爵邸に行った理由」４３話の作品内容とあらすじネタバレ

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」

原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に更新されます。

前回のあらすじは、ノアはレリアナを失いたくないから取り乱してしまったと囁き立ち去る。レリアナは自分はノアの運命の相手ではないからと、勘違いだと自分の心を騙す。そしてヒーカーをついにおじいちゃん呼びしたレリアナ。聖火式は滞りなく終了し、彼女たちは帰路についたのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

全話一覧はコチラ

漫画「彼女が公爵邸に行った理由」４３話のネタバレ

シャマル家では、当主の父親が息子のジャスティンに対し長々説教をしていた。

長男でありシャマル家を背負わないといけない彼は旅行に出ていたことで、ある女のせいでフラフラしていると思われ叱られていたのだ。

説教をさらりと流し、ジャスティンは退室しようとする。

すると父が、妹のビビアンが魔物討伐戦から戻って以来部屋に閉じ籠っているので様子をみるよう頼む。

なんでも聖火式でマクミラン姫君がテロや爆発のような事故に遭ったので、ビビアンももしかしたら巻き込まれたかもしれないと不安になっているのだろうと説明する。

ビビアンはこの先一国の王妃になるのだから、陛下が快癒したという噂もある今、のんびりしていられないと、彼女が陛下のもとへ行くよう説得しろとのことだった。

家門から王孫を出そうと必死な父に、ため息が出つつも、ジャスティンは従う。

そしてビビアンのことだから、事故のことではなくウィンナイト家の婚約者のことで閉じ籠っているのだろうと考える。

彼女の部屋を訪れると、あなたのせいよどうするつもりと、ビビアンの怒鳴り声と何か割れる音がした。

そして、ビビアンが選択したことですと、冷静に答える声もする。

ジャスティンが慌てて中にはいると、握りしめた手から血を流すビビアンが。ジャスティンの突然の登場に驚く。

ジャスティンは部屋にいた女性に気が付き、失態を見せて申し訳ないと謝る。

女性は微笑み、ベアトリスと名乗った。

首都では、大神官がレリアナのことを孫のように可愛がっているという噂が広まっていた。

ウィンナイト公爵が急に婚約したのか疑問だったが、こういう後ろ盾があることを知っていたのだなと、余計な尾ひれもついた。

このことについて陛下がどう出るか気になるなと、貴族間で話題になった。

その頃レリアナは、窓辺で頬杖をつきながら、誰が命を狙ったのか考えていた。

あの後ノアと話した結果、ノアに恨みのある人物の犯行ではないかとの話になったが、確定ではない。

外ではノアが剣術の訓練をしていた。

国王を補佐する職務のため、常に書類相手の仕事をしているノアだが、原作ではペンより剣を握ることが得意との設定だった。

汗をぬぐい、微笑む彼の横顔は眩しく見える。

つい彼を意識してしまうので、レリアナは自分の頬をたたき正気に戻ろうとした。

ノアが気づき、退屈でしたかと寄ってきた。周りに他人が多いせいか丁寧な言葉づかいだ。

思わず離れるレリアナは、もう訓練は終わったのか聞く。

あまりにも熱い視線を感じたので、そのまま見過ごせなかったとノアはからかう。レリアナは最近物騒なので自分も剣を習おうかと思ってと答える。

それはいい考えですねと、ノアはレリアナの手に自分の手を重ねようとするが、ぴたっと止めた。

キレイな手がボロボロになると否定的なノアに、レリアナはキレイな手より安全な人生を重視しているからと言う。

手がボロボロにならない方法もあるので教えようかとノアは言い、剣を握る。

気を集めて、こう、と素振りをすると地面がバキバキと大きな音をたててえぐれた。

こうすれば、攻撃と防御が同時にできると解説するノア。

レリアナは満面の笑みで、普通の人にもできるとお思いですかと突っ込む。

微笑み肯定する彼。

っんなわけ････と彼女は言葉をなくすのだった。

漫画「彼女が公爵邸に行った理由」４３話の登場人物

レリアナ・マクミラン･･･主人公。もとは地球の受験生。何者かに殺され、小説の世界に転生する。生き延びるために、王族の公爵のノアと婚約契約を交わす。原作では脇役だったため、男主人公であり運命の相手がいる設定のノアとは恋愛関係になれないと思いこんでいる。

ノア・ウィンナイト･･･王位継承権第１位の公爵。にこやかな笑顔の皮肉屋。レリアナに脅される形で婚約契約をしたが、レリアナに惹かれつつあり、契約を解除しない。彼女をからかうのがもっぱらの楽しみ。彼女への自分の気持ちに気づいた。原作ではベアトリスと恋仲になる。

ビビアン・シャマル･･･ノアを愛する王妃候補。ノアに猛アタックしても振り向いてもらえないため、気を引くために王の求婚を受けた。ノアに特別扱いされるレリアナに嫉妬し、彼女に爆発物を仕掛けた。

ジャスティン・シャマル･･･ビビアンの兄。金髪、紫の瞳の美青年。

ベアトリス・トランチェ･･･腰まである金髪、青い目の美しい少女。原作ではレリアナの友人で、小説の主人公。ノアと結ばれる設定。原作と違う行動をとっており、レリアナが連絡をとろうとしてもできなかった。

漫画「彼女が公爵邸に行った理由」４３話の感想

新キャラクターで、ノアの恋のライバルになりそうなのがまた登場しました。ジャスティンという家柄も容姿もなかなかな男性です。

そしてまさかのビビアンの兄。ビビアンは燃えるような赤髪ですが、ジャスティンは色の薄い金髪です。似ていないので、説明がなければ兄妹だとはわからないですね。妹同様、物語をかき回してくれるのでしょうか。

さらにベアトリスという、本来の主人公である女性が登場しました。ノアと結ばれる設定の女性。確かに美しいですが、どうやらビビアンに結晶石という爆発物を渡したのは彼女のようです。

ビビアンの様子から、まさか爆発するだなんて想像してなかったようですね。呪いのアイテムか何かだと思って使ったのでしょうか。

ということは、レリアナの命を狙っているのは、まさかのベアトリス。ビビアンの嫉妬を利用して、レリアナ暗殺を企んだのかもしれません。

以前、レリアナの命を狙ったフレンチ・ブルックスやジェイク・ラングストンを覚えていますでしょうか。彼らは依頼人の話をしていました。レリアナを狙う人物の話を。それももしやベアトリスなのでしょうか。

女主人公から一気に悪役です。どうなるんでしょう。まさかの展開ですね。

そんな衝撃の展開から、ノアとレリアナのぎこちない恋愛光景。お互い意識しすぎておかしくなっています。でもこういうのが面白いんですよね。もっとやって欲しいです。

ベアトリスとジャスティンが今後どう絡んでくるのか気になりますね！

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに