漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」
原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に更新されます。
前回のあらすじでは、子供の姿のヒーカーを伝説的人物とは思わず、生意気な子供として接するレリアナ。ヒーカーはまさか自分がそんな扱いをされるとは思わず、彼女を探し回る。その頃、まずい重湯と引き換えに、図書館で写本することを許可してもらったレリアナは、誰かの翻訳途中の聖書をみつけ、翻訳作業をするのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります。
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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」38話のネタバレ
神殿内を三周もうろうろするヒーカー・デミント。ウェードは息を切らしながら追いかける。そして彼らは図書館へ向かう。
そこにはレリアナが続きから翻訳したものがあったのだが、実はヒーカーが翻訳途中だったのだ。ウェードは訪問客のことで気をとられて、図書館に入らないよう伝えるのを忘れていたと気付き、ヒーカーに謝ろうとする。
しかしヒーカーは翻訳を読んで完璧だと誉める。語彙力が足りないところはあれど、母国語と思うほど文章が自然だという。ヒーカーが少し教育してあげればもっと伸びるだろうと、ウェードに書いたものを探すよう命令する。
用紙から神力を使って一匹の蝶を生み出すウェード。その蝶は神殿内を飛び、レリアナに行き着く。追いかけてきたヒーカーは、レリアナこと野蛮人ながら第三聖書を訳したことを誉める。
ヒーカーは、神語もわかるのかと言語を変えて話し続ける。レリアナはヒーカーを生意気な子供だと思っているので、同じく神語で、目上の人にそんな話しかけ方をしてはいけないと話す。神語とは神殿内だけで使われる特殊な言語なのだが、野蛮人の小娘が流暢に話せるとはと驚くヒーカー。
どこで習った、教授の授業はどうか、正直自分から習う方がいいだろうとまくし立てる。レリアナは意味がわからず戸惑う。
ウェードがやっとのこもとで追い付いたところで、ヒーカーはレリアナの手を掴み、自分の弟子にすると言い出した。固まるレリアナとウェード。
状況が飲めない彼女に、この方がヒーカー・デミント聖下ですと紹介するウェード。今は神力を封印しているのでやむを得ずこの姿と説明。
あの偉人がこんな子供とはと、チラ見するレリアナ。選ばれたのだから光栄に思えと嬉しそうなヒーカー。彼女はなんで誰もヒーカーが子供姿だと教えてくれなかったったと困惑し、ここであんな翼わからにない文字を写本したり、わがままな子供の下で働くなんて絶対嫌と思うのだった。
そして挨拶しなおしたレリアナは、未熟な自分には恐れおおいとヒーカーの弟子を断る。偉大な自分の誘いを断る意味がわからないヒーカー。無礼な態度をとったことを気にしているのかと思い、そのことなら許してやると言う。そうだったと、レリアナがヒーカーに接してきた場面を思いだし、血の気がひく。
それでもやはり断る。ヒーカーはまさか断られると思っておらず、聞き間違いと思う。ウェードもヒーカーの誘いを断る人がいるなんてと驚く。何故だとヒーカーがレリアナに向きかえると、彼女は既に消えていた。
まさか置いてきぼりにされるなんてとヒーカーは信じられないのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」38話の感想
今回の話もヒーカーがメインでしたね。ノアに至っては1コマも出ていません。次回こそは出てほしいものです。ヒーカーは物語に深く関わっていく人物のようなので、彼女との出会いをしっかりと描いているようですね。
レリアナが転生で身に付けた言語能力、まさかの活躍をしましたね。世界で3人しか訳せないと言われているものを、訳したようです。思わぬ天才の出現にウキウキのヒーカー。
弟子にしたいものの、レリアナにさくっと断られます。自分が拒否されるなんてとヒーカーは混乱。 このへんのヒーカーの戸惑いがちょっと面白いです。
ウェードの扱いも相変わらずで面白いです。蝶を出したウェードに顔に似合わないと言ったり、子供の身体でも動きが相当早いのか、ウェードは振り回され疲れ切っています。いつでも具合悪そうな顔がいい味出しています。
これまでヒーカーとレリアナのやり取りメインで物語が進んでいましたが、そろそろ聖火式になるのでしょうか。ビビアンに仕込まれた宝石も気になるところですし、次回の内容に期待したいですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに