漫画「捨てられた皇妃」43話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」

漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。

皇妃でありながら夫に処刑されたものの、また同じ人生を子供の時点から転生しやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品。

毎週土曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじでは、アレンディスを信頼して自分の転生話を打ち明けたアリスティアだったが、嘘をついたと思われる。彼の態度から、彼自身もハナから彼女を信用していないことがわかり、傷ついた彼女は彼を追い出すのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります。

漫画「捨てられた皇妃」43話のネタバレ

皇太子の成人式当日になり、侍女達は張り切ってアリスティアを美しく着飾らせる。

だが彼女の表情は浮かない。昨晩アレンディスと揉めたことは侍女達の噂になっている。アレンディスのことを思いだし、自分なんてどうでもいいと自虐的になるアリスティア。誰にも寄りかかれず、ふらふらとさ迷いそして空っぽになるのだろうと、感情を亡くしていた。

そして皇太子ルブリスの待つ皇宮へ。ルブリスは彼女の表情が暗いことに気づくが、そのまま彼女の手をとり、皆が待つ広間へ向かう。

カルセインのいるラス家、そしてアレンディスのいるベリータ家が、二人が通る花道のすぐ脇で祝福する。思わずアレンディスと目があってしまうアリスティアは、つらい表情に変わる。ルブリスはアレンディスが彼女の表情を曇らせたのに気付いた。

式は滞りなく進み、ルブリスは皇帝より剣と冠を授かり、成人式を無事終える。そして皆に宴を楽しむよう話す。皆が楽しむなか、アリスティアは疲れてしまい、ベランダに1人抜け出す。父の不在を悲しむ彼女。そこへアレンディスがやってきた。

その頃、側近とともに会場内をあるくルブリスは、アリスティアがアレンディスと何やらもめている光景を目にする。アレンディスについて気になるルブリス。

アレンディスについては、モニーク家で彼女と剣術を共に学び仲がよいことは聞いていたが、それは同じ派閥であるがゆえの上辺だけの関係だと思っていた。だが実際は、上辺だけの関係ではなく、彼の前では多彩な表情をするアリスティアがいた。自分の前では恐怖に怯えるか無表情でしかないのに。

一方、カルセインもアリスティアとアレンディスが揉めている姿を見て、何してるんだと驚いていた。

一段落ついたのか、アリスティアが会場に戻ってきた。目の赤みを気にしているので、泣きそうになったのだろうか。

そこにルブリスが目の前に現れる。アリスティアは席をはずしたことを謝るが、やはり彼の前では反応がいつも通りのものだった。しかし彼はフッと笑って手を差し出す。

今日こそ強ばった表情の理由を聞いてみようと思うルブリス。成人した自分のダンスパートナーをお願いしたいと、彼女を誘ったのだった。

漫画「捨てられた皇妃」43話の感想

この漫画の見どころは内容もさることながら、美しい・可愛い絵だと思います。

毎回違うデザインのドレスを着ていまして、どれも素敵なんですよね。今回も美しいドレスでした。ルブリスと色をあわせ淡い水色をメインにし、なびく長いリボンがアクセントで、透けたパフスリーブやバラのコサージュなど凝ったデザインに驚かされます。ピッコマ内の姫の中で、彼女のドレスがダントツだと思いますね。やはりデザイン担当の人がいるのでしょうか。可愛いアリスティアは目の保養になりますね。

さて本編ですが、アレンディスとの1件で自分の味方はいないように感じ、自虐的になってしまいました。一番信頼できる父親が所在不明な今、次に信頼しているのがアレンディスだったからですね。父親がいればここまでにならなかったのでしょうけど、一体今どこにいるのでしょうか。無事だといいのですが。

こんなときはカルセインが活躍できそうですが、今回はそのタイミングではなかったようですね。

ルブリスはもともと彼女に冷たかったのですが、それはかなり幼い頃に原因があったようですね。アリスティア自身覚えていないくらいの幼い頃、その頃からルブリスに対して、怯えるか無表情の態度をとっていたようです。たまに出てくる幼いアリスティアと思われる少女の姿。その頃から因縁があるようです。一体過去になにがあったのでしょうか。

それがキッカケで過去世ではどんどんと彼女に鬱憤がたまっていき、あんなひどいことをするに至ったのか。彼女の態度は有能を鼻にかけ高飛車なせいと勘違いし劣等感からあそこまで彼女をいじめ抜いたのか、色々と気になります。あそこまでの行為をするわけだから相当なコンプレックスですよね。

アリスティアは成人式で、家を継ぐと陛下に伝えると考えていましたが(41話参照)、今回こんなに自暴自棄になっていて大丈夫なのか、心は折れていないのか心配になりますね。彼女自身の運命を変える決断のときはもうすぐそこですが、うまくいくことを祈っております。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: