漫画「皇帝の一人娘」103話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」

原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。

かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、恋愛ファンタジー漫画です。

前回のあらすじでは、ティレニアがこっそり生んだカイテルの息子・ゼーランド。他国の皇族でもあり、アグリジェントの皇位継承権をもつ存在となったゼーアンドの存在に、ペルデルはやきもきします。一方リアは自分で生きる力を身に着けるために剣術を習おうとしますが、カイテルにからかわれて終了します。

くわしくはコチラにてまとめてあります。

原作の小説のざっくりしたネタバレはコチラにまとめてあります。

漫画「皇帝の一人娘」103話のネタバレ

カイテルにからかわれて走ったものの、すぐ息切れしてしまうリア。

アシシが心配して追いかけてきて、リアの意思を尊重して剣術を教えるという。感動するリア。

アシシはまず木刀をもたせ、よく見るように言う。基本さえ身に付けば、あとは運動神経でどうにかなると言い、アシシが木刀を軽くふると、幹がすぱっと切れた。アシシはただ剣を握って振り翳すだけだと笑顔。

人に教えたことないでしょと突っ込むと、したことはあるけど確かに自分が教えると泣きだしたりするものもいたと語る。天才には凡人ができない理由がわからないらしい。アシシの指導を断り、剣術を諦めることにした。

このままだとカイテルに追い出されるのかと落胆するリア。ふと、どうしてアシシはゼーランドを見て驚かなかったのか聞く。突然現れたアグリジェントの後継者にペルデルはもとより、カイテルすら動揺していたが、アシシは平然としていたのだ。

アシシは、自分と関係がないことと話す。アシシは誰がアグリジェントの皇帝になろうとも、自分が仕えるのはリアだけと答える。もし皇女の害になるのであれば始末するし、何があっても守ると言う。

始末の言葉にたじろぐリアだが、アシシの言葉を聞いて気分転換になったのかおやつを食べに行く。悩んでもしょうがないと判断したのだった。

戻る道すがら、ペルデルも剣術教えてくれると言ったことで彼にその心得はあるのかアシシに聞くと、ペルデルが8歳のときの話をしてくれた。

ヴィテルボ一族は代々ずば抜けた体力と、過酷な訓練により剣術を極めてきたが、ペルデルにはその才覚がなかった。

なので彼は彼の才覚を活かし、剣術の師匠に対し、訓練の問題点や自分の適性についてまとめあげた書類を作り上げ、自分に剣術が必要かどうか見極め論破できるなら従うと言ってのけた。

そうして諦めた剣術の師匠から開放されたペルデルは、父親にその才能を認められ学問の道へ進んだとのことだった。

剣術の訓練の成果は剣術の天才の兄弟にしごかれてできた忍耐力のようで、カイテルにしごかれてもピンピンしているのは、それが原因のようだった。

リアの剣術騒ぎが収まってしばらくした頃、ドランステがリアの前に現れた。

漫画「皇帝の一人娘」103話の登場人物

リア=アリアドネ・・・地球人女性が転生して生まれた、アグリジェント帝国皇帝の一人娘。持ち前の愛嬌で色々なトラブルを乗り越え、冷酷な父親の愛情も勝ち取った。異母兄弟がいることがわかり、自分の立場を考え剣術を習おうと考えていた。

アシシ・・・大陸最強の黒の騎士。今ではリアの護衛騎士。女性のような容姿を持つ。両親に虐待されて育ったため、自己評価が低く、おどおどしている。そんな彼をなんとか手助けしたいと思うリアに惹かれ、心から忠誠を誓うようになる

ペルデル・・・アグリジェント帝国の敏腕宰相。地位と実力とは裏腹に、かなりのいじられキャラ。言うことを聞かない悪夢のような双子の父親でもある。

ドランステ・・・正体不明の男。突然現れたり消えたりする上、リアの心の中の声が聞こえる。表向きはカイテルの師匠。

カイテル・・・アグリジェント帝国皇帝。冷酷無比と有名だが、リアと接するうちに娘を愛する父親になる。

ゼーランド・・・カイテルの息子と思われる、他国の王子。リアより年下の異母兄弟。

漫画「皇帝の一人娘」103話の 感想

アシシが剣術を教えてくれることになりましたが、天才ゆえに、わからないことがわからない状態で、早々にリアの心を打ち砕きましたね。他にも彼の指導で泣き出す人もいたというから、色んな意味で気の毒です。

そんなアシシは、生涯の主はリアだけと決めているようです。誰が皇帝になろうが彼にとっては興味が無いんですね。7,8歳の娘にそこまで忠誠を誓う、誓わすことのできる二人の関係は、なかなか運命めいたものがありますよね。

一方ペルデルの子供時代が紹介されていて、ペルデルらしく面白かったです。人には向き不向きがありますからね、父親が認めてくれてよかったですね。そして妙な忍耐力の理由も明らかに(笑)ペルデルが出ると話がギャグになるので、この漫画の魅力ですよね彼は。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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