漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「外科医エリーゼ」
原作はyuin氏、漫画はmini氏が描いている韓国のロマンスファンタジー漫画です。
毎週水曜日に最新話が更新されます。
この作品も人気の転生ものなのですが、異世界→地球→異世界という一度地球を経由するちょっと変わった設定です。
漫画「外科医エリーゼ」のあらすじ
悪女皇后と呼ばれた主人公が皇帝である夫に火炙りにされ1度目の人生を終えます。
2度目の人生は天才外科医としての地球人女性。ここでの人生では、前の人生での償いのため人に尽くす人生でしたが、不運にも飛行機の墜落により死亡。
3度めにて1度目の人生に戻ります。しかし戻ったのは処刑される10年前の16歳の自分。2つの人生の記憶を持ったままの彼女。
今度は後悔する人生を送らないために、まずは自分の婚約を破棄することを始めます。皇帝となる皇子との婚約破棄を。
前回44話の話はコチラ
漫画「外科医エリーゼ」45話のネタバレ
エリーゼはノブレスオブリージュも兼ねながらも、兄が戦死する運命の戦争に行くことを防ぐ方法を思いついた。(※ノブレスオブリージュとは・・・身分の高いものはそれに応じた社会的責任と義務を果たさなければならないという意味)
身なりを整え、皇帝陛下に謁見するエリーゼ。今回の疫病について策があると皇帝に謁見を申し入れたのだった。
数か月で数々の実績をあげてきたエリーゼの言うことならと皇帝は彼女に対策を尋ねる。彼女は原因は皆が思っている毒気ではないこと、ヒンディーという東方の国の伝染病によく似ており、疾患の正体はコレラだと説明する。
解決策を聞かれ、自分に任せてもらえるなら3日で解決してみせると話す。3日でないと死亡するものが急速に増えるからだった。皇帝はエリーゼに任せることにした。
そしてエリーゼは今回の疫病の問題を解決出来たら、陛下との賭けに勝ったということで良いのかと確認する。もちろんと答える皇帝だが、リンデンと結婚することがそんなに嫌なのか聞く。謝罪するエリーゼ。
仕方なく婚約を解消することを認める皇帝。しかし彼女は婚約も皇太子妃にもなることを約束し、代わりに褒美と願いを要求した。褒美は婚約式をクリミア戦争後に延ばすこと、リンデンがエリーゼとの結婚を望んでいないなら結婚をしないことを望んだ。どちらも問題ないと答える皇帝。
願いについては疫病が解決したときに改めて申し上げるというエリーゼ。帝国の意に反するのであれば叶えてもらわなくても良いが、帝国の利益につながるのでどうか必ず承諾して欲しいと頭を下げる。皇帝は約束した。
庭園を歩くエリーゼ。彼女はこれで兄を助けられるが、今までの努力に関わらず、結局元の運命に戻ってしまうのかと落ち込む。
医者としての人生を諦めることになるが、兄の命と引換えならと自分を納得させる。
リンデンとの結婚も普通に努めれば殺されないだろうと、愛されなくても愛さなければ別につらくないはずと思い込もうとする。だが涙が溢れ出る。
ロンに会いたいとその場でうずくまる彼女。
そのとき彼女を呼ぶ声がする。ロンの声だ。皇室とつながりがある彼なら、皇宮にいてもおかしくないので、喜び振り向くと立っていたのはリンデンだった。
漫画「外科医エリーゼ」45話の登場人物
エリーゼ・ド・クロレンス・・・主人公。転生を2度繰り返す。外科医としての記憶のおかげで、転生後も優秀な医師として活躍している。過去世で処刑された件で、婚約者のリンデン皇子を避けている。ロンという紳士と仲良くなるが、中身はリンデン。
リンデン・ド・ロマノフ・・・エリーゼの婚約者。次期皇帝。1度目の人生ではエリーゼを火炙りにする。変身する能力があり、医師として献身的に活躍するエリーゼに興味を持ち、ロンの姿に変わって度々接触する。
ロマノフ皇帝・・・11代皇帝。皇子はリンデンとミハイルの二人。
漫画「外科医エリーゼ」45話の感想
エリーゼは、過去世で戦死したクリスを助けるために、あれほど望んでいた医師の道を諦めることにしましたね。そして自分を殺した張本人であるリンデンとの結婚も受け入れます。愛のない生活になるけど仕方ないと自分を納得させようとしますが、涙が止まりません。
医師の道を諦めたことになのか、リンデンに愛されないことになのか、どちらなんでしょう。もともと婚約者になったのは過去の自分がリンデンが好き過ぎて、無理を通して決まったことなので、気持ちはあるのでしょうね。
ロンだと思って振り返ってのリンデンを見たエリーゼの表情が、相当ショックを受けたようでした。ロン=変身したリンデンなのですが、そうとは知らないエリーゼは今後混乱しそうで大変そうですね。ちなみにリンデンは変身能力以外にも、空間を歪ませるとか、意識を追放?など色々な能力があるようです。
そして今回、随分な前置きをして皇帝にお願いしたこととは何なのでしょうか。かなり回りくどく、でもしつこくお願いしていたので気になりますね。
次回の話はコチラ
それではここまで読んでくださってありがとうございました
また次回をお楽しみに