漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」、現在138話までUPされております。
前回のお話では、双子の対応をしきれずリアを置いていったアシシがリアに責められ、アシシが落ち込みすぎたので結局リアが折れる形で収まりました。
また皇族は生まれてすぐに別宮に住むことが常であり、未だカイテルと父であるカイテルと一緒に暮らしているリアはかなり特別待遇をされていることがわかります。カイテルに特別扱いされても・・・とふて寝したリアのお話でした。
では続きからどうぞ。
漫画「皇帝の一人娘」92話のネタバレ
布団に入るリアとカイテル。近くに寄れとカイテルが命じるので、仕方なくそちらへ転がるリア。抱き寄せてもらうと、昔は嫌だったが今では落ち着き、嬉しくなる。カイテルもそんなリアを見て満足そうだ。来月はカイテルの誕生日だから何か欲しいものあるか聞くが、何でもいいのかと聞かれ返されたので、何でも手に入る皇帝相手に無謀だったと言葉を引っ込めた。
カイテルは、リアの誕生日にプレゼントした騎士団を何故使わないのかと聞いてくる。いつどうやって使うのかわからないリアはカイテルに聞き返すが、カイテルもよくわからないようだった。
カイテルはリアの額に口づけをし、リアは眠り始めた。始めはこうやって眠ることが照れくさかったが、今では安心するようになった。
リアは夜中にふと目を覚ましカイテルの整った顔を見る。いつも忙しいカイテルの寝顔を見るのは久しぶりだった。リアはまた安心し、ぐっすり眠った。
翌朝、リアが庭園で読書をしているとイリンが慌てて走ってきた。なんとカイテルが双子が壊した冬の木の彫刻を見つけてしまったのいうのだ。セルイラもアシシも困った顔をしている。カイテルが侍女たちに激しい剣幕で聞いたため、黙っていることができなかったのだと言う。
まずいと悩むリア。次にカイテルに会うのは夕食時だった。アシシは爽やかに大丈夫と言うが、リアは気が気でない。土下座したらいいのかどう危機を乗り越えようかと。もはや夕食の呼び出しも最後の晩餐に思えてくる。食べたくないと言うが、セルイラにもっとカイテルが不機嫌になると言われ仕方なく移動する。
実際部屋に入ると、カイテルはご機嫌ななめだった。リアは諦めそうになるが、気をとりなおして愛嬌で切り抜けようとする。しかしカイテルはリアを無視。とりあえず最期の晩餐を食べ始めるリア。カイテルは無言でいきなり立ち上がり退室した。
漫画「皇帝の一人娘」92話の登場人物
リア=アリアドネ・・・アグリジェント帝国皇帝の一人娘。現在7歳。中身はアラサー女性。持ち前の愛嬌で今ままで起きた色んなトラブルを回避したきたが、今回は遂に命の危機が。
カイテル・・・大陸の殆どを支配する大帝国アグリジェントの皇帝。今まで自身の子は生まれるとすぐ殺していたが、リアだけはなんとなく生かし、さらには一緒に生活、添い寝までしている。
アシシ・・・大陸最強の騎士。今はリア専属の護衛騎士。武勲のわりには繊細。
セルイラ・・・リアの乳母。グレシットというリアの遊び相手の息子がいる。
イリン・・・リアの侍女。おしゃべりが大好きですぐ騒ぐ。
漫画「皇帝の一人娘」92話の感想
90話から話題になっていた、破壊された冬の木の彫刻、ここでトラブルとなってきました。やはりこっそり隠したのが裏目に出たようです。でも子殺しの実績があるカイテル相手に、双子がどうなるかわからないので正直に言えなかったというジレンマです。リアは得意の愛嬌で無事切り抜けられることができるのでしょうか。
リアの脳内のコメントが「最期の晩餐」だったり、「行きます」が「逝きます」に変わっていたり、カイテルの沈黙に対して「黙殺ってこういう意味だっけ」とパニックになっていておもしろかったです。是非本編を読んでリアのパニックぶりを楽しんでくださいね。日本語訳が秀逸です。
今回はコミコで読んでみたので、もしかするとピッコマとは日本語訳が違うかもしれません。(宰相の名前がピッコマではペルデル、コミコではフェルデルのように若干の違いがあります)
日本語訳の感じとしては、
・コミコ・・・勢い、切れがある
・ピッコマ・・・表現が柔らかく読みやすい
という感じを受けました。内容に差がでているわけではないので、好みで選ぶ感じですね。
それではここまで読んでくださってありがとうございました。
また次回もお楽しみに。