漫画「バトリの息子」読んでみました 31,32話 あらすじまとめ

バトリ用

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「バトリの息子」。更新頻度あげるために3話ずつでなく2話ずつまとめていきますね。ネタバレ含みます。


 

31話

エルジェーベトの部屋で、キヨムは自分の生い立ちを語り始めた。
裕福な生活をしていたキヨム一家だが、母親は落馬が原因で介護が必要なぐらい身体が不自由だった。ある日キヨム宅が火事になり、その頃キヨムは裏山でかくれんぼをしていて、そのまま眠ってしまい、帰宅した頃には何もかも燃えてしまっていた。母親も火傷を負い重体に。その夜、もがき苦しんで死んでしまった。キヨムは使用人が助けなかったせいだと、虐待したりひどい仕打ちをしたが、父親から実は使用人のおかげで母親は逃げられていたこと、キヨムがまだ中にいるのだと思って再び火の中に戻って行ったことそこから母親を助け出した使用人は母親より早く亡くなったことを教えられた。母親が死の直前、息子に触れたかっただろうに、焼けただれた母親の姿にショックを受けて、母親の差しのべた手からキヨムは逃げてしまった。それ以来、キヨムに向けられた手は無視できなくなった。エルジェーベトは自己満足と言うが、キヨムは否定せず、ただ不幸でいてほしくないとエルジェーベトを救い出すという。
その頃アリン達。身振りがいちいちおおげさなジンは大公に言われて、アリンがマンフレッドを始末するか確認しにきた。ジンはそもそもアリンが嫌いで、平民嫌いの大公が側におくので、下級貴族ではないかと言う。
アリンができないなら自分がやると、マンフレッドの顔に枕を乗せた。
エルジェーベトは諦めないキヨムの説得にほだされる。
エルジェーベトから、アリンは真実を知る者の始末担当だと聞き、キヨムは慌ててマンフレッドの所へ向かう。

 

32話
急ぐキヨム。
アリンはジンを止めていた。ジンはナイフを出したが、アリンは押さえつける。
キヨムが戻り、ジンを離すように言う。ジンは逃げようとするが、キヨムに止められる。
一方、エルジェーベトの部屋にフェレンツ公爵が訪れた。
フェレンツは、大公がエルジェーベトの身体に手を出したのか聞く。しらを切るエルジェーベトだが、フェレンツは既に矯正のことは知っていて、さらにフェレンツとエルジェーベトの婚礼の話をしたとき大公の断り方に違和感があったという。そもそも最高権勢を持つフェレンツと家族になって不都合があるとは思えない、戦争が起きても土地は復活するし人々はもともと生き死にしている、でもバトリはこのまま衰退していくだけなのにと言う。フェレンツと婚姻すれば、全て手に出来たのに、敢えて断ったのは、母親に似てきたエルジェーベトを通して母親のオリビアを見て欲情していたと。
フェレンツは、エルジェーベトが自分に似ているから、一緒になるのを楽しみにしていると言って去る。エルジェーベトはキヨムの言葉を思い出す。
場面変わり、椅子に縛り付けられたジンを尋問するキヨム。
アリンは一旦場所を変え、誰も信用できないと言うキヨムに身分を明かす。
本名はエイレネ・ダムド、かつては南部の名家、今は反逆者だと。

 

キヨムの生い立ちが切ないですね・・・。エルジェーベトは損得なく救おうとしてくれるキヨムに、かなり心惹かれていますね。

過去編入ってからかなりアブナイ感じのエルジェーベトでしたが、実はまともな人だったのかな・・・?父親のせいでかなり歪められてしまったんですね。エルジェーベトが死の間際にフェレンツに全て奪われたと言ってましたが、ここから何が起きるのでしょうか。

あとアリン、ダムド姓はイプセン侯爵が歌っていた「首がはねるよボーンボーン」みたいな歌に出てきたダムドでしょうか。濃いメンバーが集まっております。

 
それではまた次回に。

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