MORN/もーん 
林田球さん作・漫画「ドロヘドロ」
人間を実験台にする魔法使い達と、ホールに住む人間達が、トカゲ頭のカイマンの謎を追うダークファンタジー漫画です。
この漫画は、小学館が刊行していたIKKIという雑誌で連載されていました。なんと２０２０年１月１２日からアニメ放送だそうです。漫画のカオスな展開をどこまで表現できるのか楽しみです！
↓より漫画ドロヘドロの２巻まとめです。ネタバレ含みます。
ドロヘドロ２巻のあらすじ
煙は能井に恵比寿を治させる。恵比寿は意識がまだはっきりしない。心と能井はカイマン達を始末するためホールへ向かう。
一方カイマン達はリビングデッドデイに備えていた。空に溜まった魔法使いの煙が歪みを起こし、魔法被害者の死体が蘇り生者を襲う日だからだ。
カイマンとニカイドウがゾンビ退治している中、心、能井、藤田＆恵比寿に遭遇する。
心臓頭の心を見て、ニカイドウは占いを思い出す。
カイマンは久々の魔法使いに喜びナイフで襲うが、心はカイマンをいなす。ニカイドウが助けに入ろうとするが、巨体の能井がたちはだかりニカイドウを倒す。
心に敵わないカイマンだが、なんとか心を口の中に入れたと思った束の間、心に金槌で頭部を吹っ飛ばされてしまう。
首から噴き出す血しぶきの中に目に十字の模様のある男の顔が現れた。
ニカイドウがカイマンの体を支え、自身の指をかみちぎって煙をだし、ドアの向こうに逃げた。ニカイドウは人間ではなく魔法使いだった。
恵比寿はゾンビ化した。
ドアによって魔法被害者病棟に逃げた二人だったが、ニカイドウが魔法使いだったことがカイマンの雇い主の先生にばれてしまう。
カイマンは新しいトカゲ頭が生えてきて回復した。ニカイドウは身バレしたことでカイマンと友達でなくなることを危惧したが、杞憂だった。
先生はそこに前のカイマンの生首を持ってきたので、カイマンはとりあえずホルマリン漬けにする。カイマンは路地の悪夢を見る。
ニカイドウがカイマンの家に来て昔話をする。
カイマンと初めてあったときのことで、例の路地で首のない２メートルを超える男の死体を見つけ死体袋に入れたこと、仲間を呼びに行って戻ると死体袋をかぶった男が歩いてきたこと、それがカイマンだったことを。
場面は変わり、煙の屋敷。
心が煙にカイマンの首を刎ねても死ななかったことと、口の中に十字目の男がいたことを報告する。
煙はターキーという魔法使いの所へいくことを提案する。
カイマン達はホルマリン漬けの頭部の解剖を始めるが、口の中を見ようと切開すると停電がおき、頭部がなくなってしまう。
ニカイドウが撮っていたビデオを確認するも先生しか映っていない。が、誰も気づかないところに何者かが映り込んでいた。
ニカイドウは病院に餃子を売りに来ていた。縫合作業をしているカイマンをみて、心が以前ホールに住み事件を起こした少年と気づいた。
煙と心はターキーの所へ到着。
ターキーは本物そっくりな人形を作る魔法使いで、人形はしゃべったり魔法は使えないが、本体へむかって移動する習性がある。
その魔法でカイマンの口の中の男を再現し、本体が住んでいた場所まで突き止めたが、部屋にあった箱に反応して人形が暴れだしてしまう。
人形を壊し箱を開けるも、本体の首が入っていて、口の中の男は既に死んでいたことがわかっただけだった。
ニカイドウは借金返済のために賞金が出る「脳震盪ゴング」という格闘試合に参加していた。
レッド・ブレーキを倒せれば賞金１００万円だが、誰も倒せず、さすがのニカイドウでも無理だった。
ニカイドウを探していたカイマンは、ニカイドウの魔法使いとしてのマスクがある屋根裏に入るがマスクに気付かない。
成り行きで脳震盪ゴングに参加することになったカイマンはレッド・ブレーキと戦う。
レッド・ブレーキは魔法使いの助けを借りてイカサマ試合をしていて、負けた健康な人間はホールに来れなくなった他の魔法使いに売られていた。
ニカイドウのためにボコボコにされているカイマンを見て、ニカイドウが覚醒。
イカサマの元の魔法使いを殺し、カイマンはレッド・ブレーキを倒した。
おまけ漫画・魔のおまけ
心が呪いにかけられるが、悪魔の歌のおかげで呪いがはがれるというお話。
ドロヘドロ２巻の感想
恵比寿がどんどんおかしくなっていくんですよね。治ってもゾンビ、まともだったことがこの先もなかったような。
この漫画を描いている林田球さんは女性だそうですね。女性でこのセンスはすごいです。
ニカイドウのマスクは１３日の金曜日のジェイソン風マスクでした。ニカイドウはどんな魔法をつかうのでしょうか。
かなりの強さのカイマンとニカイドウですが、心や能井には敵わないようです。さすが煙のクリーナーというところですね。
ニカイドウが魔法を使えば勝てるのでしょうか。謎まみれのカイマンですが、少しずつ正体がわかるといいですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
