漫画「お姉様、今世では私が王妃よ」163話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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漫画アプリ・LINE マンガにて連載中の「お姉様、今世では私が王妃よ」原作:Lefaljinf、漫画:Themis、原題:언니, 이번 생엔 내가 왕비야

恋愛ファンタジー漫画です。1~4話まで一気読みでき、5話以降は毎日1話ずつ無料で読めます。毎週水曜に最新話が更新されます

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※こちらの記事は韓国語版を、ざっくりまとめたものになります。翻訳が間違っている場合がありますので、あくまで参考程度にしてください。

漫画「お姉様、今世では私が王妃よ」163話のネタバレと感想!あらすじまとめ

アリアドネは、王の単独面談したときの目つきや、自分を妻として迎えようとた行動から、イザベラのように振舞ってみようと考える。

王の執務室に通され、挨拶すると、王はまるで興味がないかのように何の用かというので、誉れ高き王はご存知のはずだとおだてるも、デ・マレ女伯爵と救済院長が謁見を申し出たことしかしらない、要件を言ってみろとバカにしたように言われる。

アリアドネは、王がわざとアリアドネの方からチェーザレの話を持ちだすように仕向けているのだとイラっとしたが、自分の婚約者を助けてもらいたくて来たと話す。

王が、お前も公爵を婚約者と認めているのかというので、アリアドネは、王が認めたことに異論などない、一度結ばれた縁なので、婚約者のために最善を尽くすのは義務だと答える。

王はアリアドネの胸を眺めながら、情が湧いたようだがやはり若いからか、顔が良いからかと馬鹿にするので、アリアドネは唇をかみしめながら、人柄と人徳に惚れたのだと言う。

人柄などもっと悪いではないかと言う王に、確かに性格に難はあるが、何かを真剣に考えることができ、裏表のある人ではないとフォローする。

そして、自宅軟禁を解除してもらえないか、自分がチェーザレを連れてきて王の前で跪かせ謝らせるので、正しく生きるよう導くので、どうか一度だけ慈悲を与えて欲しいと、頭を下げた。

アリアドネはこれで話がまとまってくれればと思ったが、王は、女に狂って王の首に剣をつきつけた代償は払わねばならない、すぐに命をとらないだけ感謝しろと怒鳴った。

王は、これで分別がつくだろうと思ったが、アリアドネに、女に狂っているのは王も同じではないのかと言い返される。

王は怒るも、アリアドネは、私の爵位は王妃にしようと思って与えたものだろう、聖職者の庶子では王妃になれないからだろう、王は私を切望していたのだろうと指摘する。

王は、確かに王妃にしようとしたが穀物を国に帰属させるためであり、その代わりに王妃にして女のとしての名誉を与えて慰めるつもりだったのだ言う。

アリアドネは、慰めであるならチェーザレを解放してほしい、一連の王の采配をみればピサノ公爵位が長く不在になるために備えており、このまま王位継承者が帰国すれば、ビアンカ公女の婚姻が決まれば、チェーザレの価値がなくなったら殺してしまうつもりなのだろうと指摘する。

そこまでする必要があるのかと、悲し気に問うと、王は、アリアドネが関与することではないと断る。

アリアドネは、イザベラの真似は無意味だったかとわかると、王の机の上に書類を投げた。

王は拒否しようとしたが、読むが読むまいがかまわない、社交界で話が広がったときに聞けばいいと言われ、恐る恐る手を伸ばす。

アリアドネはそんな王に、チェーザレの命を助けると今日約束してほしい、婚約者が王を狙ったクーデターで処刑されたら私は結婚できないから、自身で身を守るしかないと言うと、明日すぐにその手紙の束をサンカルロにばらまくと警告する。

その手紙は、アルフォンソからアリアドネへのラブレターなのだった。

漫画「お姉様、今世では私が王妃よ」163話の感想

アリアドネは、王が自分を女として欲しているのがわかったので、イザベラのように女部分を出して説得を試みましたが、気の強い部分がたまに出ていたので、向いてなかったのでしょう。

やはり彼女は、知略で相手を圧倒した方が良いですね。

王は、アルフォンソが戻り次第、利用価値のなくなったチェーザレを処刑するつもりだったのですね。王にとって、チェーザレはずっと、息子ではなくただの駒でした。

それに勘付いて、息子を守ろうと動いていたのがマルグリト王妃であり、ルビーナ夫人は王と同じで自分のことしか考えていなかったので、このようにチェーザレが窮地に立たされたわけですね。

チェーザレは、自分の命も国内の全てが王のものだと諦めていましたが、他国に逃げ場やツテがあれば、マルグリト王妃のように大金があれば少しは違ったのではと思います。

しかし、マルグリト王妃は結局は殺されてしまいましたし、全てがうまくいくわけではなく、むしろアリアドネのような有能な女性が守ってくれているので、結果としては良かったのかもしれません。

アリアドネが王を脅すために使ったのは、「愛するアリへ」で始まるアルフォンソからの手紙でした。

王がチェーザレに婚約は、アルフォンソ王子の恋人だったと明らかになるのですね。まるでアルフォンソが生きて帰ってこないかのように、王位継承権をチェーザレに与え、彼の恋人まで与えたと、広まってしまうわけです。アルフォンソに支援もしていないですし、なんて薄情な王かと。

既にイザベラが手紙を持ち出しているので、社交界に勝手に広まりそうなのが気になります。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: