漫画「その騎士がレディとして生きる方法」156話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料マンガアプリ・LINEマンガで連載中の「その騎士がレディとして生きる方法」그 기사가 레이디로 사는 법

原作:ヘリム、文・絵:Ink

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漫画「その騎士がレディとして生きる方法」156話のあらすじ(ネタバレ有り)

次の国王アレントは、平民の女を騎士団長にしたのは捨て駒にするためであり、ヤンスガルの戦争の原因であるイソタの死も何もかも全てエステルのせいにして、ヤンスガルに売ると言う。

王が、イソタが飛び降りさえしなければ死を恐れずに済んだのにと、何もかも人のせいにしていたので、カーリッドは王を殺したくなった。

王を殺せばエステルは助かると思った。

国王は、エステルに不満を抱くものに命令を下したらしく、オイゲンの言伝がなければ、既に捧げられていた。

最終決戦が近づき、カーリッドはエステルに生きたいか問うと、いつも通り、星になってアストラに帰るのが夢だと言われる。

カーリッドは、エステルを騎士にするのではなかった、後を追いかけているのではなく、一緒に逃げるべきだったと後悔する。

先王ファビアヌスに利用され、現王アレントには罪の身代わりにされ、彼女の人生は裏切りと偽りだらけだった。

それを知って絶望するくらいなら何も知らないまま死に、ヤンスガルの餌食になるくらいならいっそ自分が殺した方がいいのではと、カーリッドは考えるようになった。

何故エステルなのか、そうしてしまったのは何も見ようとしない彼女のせいでもあるので、いっそ最期まで純粋で無垢なまま永遠の星にしてやろうと思い、彼女と友愛の抱擁をしている最中、背中に剣を突き立てた。

そうしてカーリッドがエステルの命を奪うと、見つけたオイゲンがどうしてと騒ぐ。

カーリッドは、国王の首を刎ねるにはシトラ騎士団が皆殺しにされる危険があり、ヤンスガルから屈辱をうけないためにはこうするしかなかったと言う。

そして彼女の願い通り、エステルを自分たちの永遠の星にしてやろうと考えたのだった、

漫画「その騎士がレディとして生きる方法」156話の感想

完璧な人間などいないので、誰か一人が悪いのではなく、エステルの至らなさも、カーリッドの執着も、国王たちの歪みも全てが混ざりあって、あのような不幸な結末になってしまったのでしょう。

まあ、王たちが一番悪いのですが。

エステルは、星しか見ていなかったこと、後ろを見ようともしなかったことは、彼女の性格でありカーリッドの策なのでしょうけど、頑固さも感じましたね。

今のルシフェーラは追い詰められたせいか、かなり精神的に成長しました。

カーリッドは、やはり独りよがりな考えのままですが、自分で愚かにしたててしまったエステルを、自分の手で始末したという形でしょうか。

あのままヤンスガルに渡してしまえば、エステルは両国からの怒りを受けることになるので、惨い最期だけは回避しました。

しかし騎士にならなければ、一緒に逃げていればとカーリッドが後悔したように、彼がエステルの目と耳をふさがなければ、このような事態にはなりませんでした。

これらの真実を、カーリッドはルシフェーラに打ち明けるのでしょうか。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: