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無料マンガアプリ・LINEマンガで連載中の「その騎士がレディとして生きる方法」그 기사가 레이디로 사는 법
原作:ヘリム、文・絵:Ink
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漫画「その騎士がレディとして生きる方法」155話のあらすじ(ネタバレ有り)
時が経ち、カーリッドの嘘がどうしようもないほど積み重なってきた頃、魔物退治の最中に父が命を落としたという訃報が届いた。
表向きは名誉の死となっていたが、魔物の牙ではなく剣で殺されたようなので、ついに王はガブライン公爵を殺すことに成功したようだ。
父との関係は疎遠だったので寂しい人生だと思いながら、カーリッドが亡き父の執務室で佇んでいたら、雷鳴とともに父の亡霊が現れた。
カーリッドは、どうして何もしなかったのか、どうして私を守ってくれなかったのか、どうして逆らえなかったのか、どうして悔し気な顔をしているのか、どんな未練があるというのかと問う。
父が亡くなれば次は自分の番だろう、いつ殺されるかわからないまま怯えながら生きていく人生なんてと、カーリッドは疲れてしまい、あれほど嫌だった死を望んだ。
死ぬために短剣を手にすると、心配したエステルが部屋に入って来た。
エステルは、カーリッドの短剣に気づくも、きちんと挨拶できなかったのが残念だっただけだろうと、相変わらずカーリッドを信じた。
カーリッドは、自身も父と同じで、行動に移さないのではなく移せない人間なのだと気づいた。
今となっては真実より嘘が大きくなり、元には戻せない。
エステルは、騎士になって死んだら星になろうという約束を覚えているかと言い、自分がカーリッドから離れることはなく、死んでもまた会うだろうと、アストラの話をした。
カーリッドは、もう何もかも嫌でやめてしまいたいのに、また前へ進めと言うエステルを憎く思った。
カーリッドが打ち明けようとすると、エステルが、国王がカーリッドを心配して会いたがっていると言う。
カーリッドは、エステルがまだ国王を信じているので、真実を話せばエステルに許されないと思い、また黙ることにした。
エステルは、カーリッドのことを大事な友達だと言うが、カーリッドにとっては別の存在だったので、エステルさえいればいいと彼女を抱きしめた。
エステルはなだめるように背中まで手を回してくれたが、彼女は前しか見ない性格なので、エステルを求めるカーリッドを全くみつけてはくれない。
カーリッドは、エステルが憎いが、愛しているのだった。
漫画「その騎士がレディとして生きる方法」155話の感想
カーリッドがエステルに嘘をつき続けたせいで、エステルが王に利用され、辱めを受けながら殺されることになったのですね。
彼女の不名誉な死を避けるために、カーリッドの手で殺したのでしょうけど、最後まで真実を伝えなかったので、彼女に失望されるのを恐れ、良い友達を演じたまま殺しました。
確かに、父と同じ自己保身で、何もしようとしない性格ではありましたね。
エステルが、カーリッドから離れることはない、死んでもまた会えると言ったので、その言葉がさらに後押しになったのでは。
憎いけど愛している、愛しているけど憎いなので、彼女を殺すことができたのでしょう。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね