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漫画アプリ・LINE マンガにて連載中の「お姉様、今世では私が王妃よ」原作:Lefaljinf、漫画:Themis、原題:언니, 이번 생엔 내가 왕비야
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漫画「お姉様、今世では私が王妃よ」142話のネタバレと感想!あらすじまとめ
ジュリアのもとに、アリアドネが病気だからとサンチャから手紙が送られてきた。
ジュリアは、メイドの仕事の範囲を超えて主人についての手紙を送ってくるなんて、出過ぎた行為だと思った。
自身のイル・ドメスティコのフランソワにそのことを愚痴ると、フランソワは、自分も使用人であるので、もしジュリアお嬢様が病気でも医者を呼んではいけないようだと言う。
ジュリアは、それは違う、貴方は私の、と言いかけたところで、ラファエルが部屋に入ってきた。
ラファエルの視線を感じたフランソワはすぐに出て行き、ジュリアは、アリアドネのメイドから手紙が届いたと言ってラファエルに見せた。
ラファエルは、メイドのくせに呼び出すのかと呆れ、ジュリアは、そのまま素直に呼び出しに応じるのは気が進まないと言う。
それならばと、ラファエルがジュリアの代わりに訪問することにしたのだった。
そうしてラファエルが訪ねてきたので、サンチャはアリアドネに、しばらく音沙汰なかったからとバルサデル侯爵令息が訪ねて来たと知らせる。
アリアドネは起き上がると、支度をするのでアンナを呼ぶよう指示するが、手袋はサンチャが持ってきてほしいと、震えながら斑点だらけになった手を押さえた。
サンチャは、自分のできることは限られているが、アリアドネに元気になってもらおうと思い、彼女の手を握るのだった。
ラファエルは、アリアドネをピクニックに連れ出した。
聖職者になるというのにラファエルがワインを用意したので、アリアドネが呆れつつも、罪ですねと微笑む。
ラファエルが、もともと人間は罪を犯して生きている、まだ罪を犯す機会がない生まれたばかりの新生児以外は罪を犯さない者はいない、完全無欠さは人間ができる美徳ではないと話す。
それを聞いたアリアドネは、ではなぜ罪を犯すなという不可能な教えを受けているのか、達成できないものに向かって精進するのは拷問ではないのか、皆が失敗するのであれば、罪が多い者と少ない者で差があるのだろうかと、震えながら問う。
ラファエルは、幼い頃兄が嫌いだったという、自分の話をしだした。
アリアドネは、ラファエルの兄妹仲が良いと思っていたが違うようだ。
ラファエルとしては、今は亡き兄が家主になってなってほしくて聖職者になることを決めたが、幼い頃は兄がとても憎くてたまらなかったので、太い針を握りしめ顔面に振り下ろしたのだった。
漫画「お姉様、今世では私が王妃よ」142話の感想
サンチャが手紙を送ったのは、てっきりラファエルかと思いましたが、ジュリア宛でしたね。確かに女性の主のために男性を呼びつけるのは変でした。
身分制度が厳しい社会ですので、平民の使用人のサンチャが貴族令嬢に手紙を出すことは、褒められた行為ではありませんでした。しかしあのままではアリアドネが潰れてしまいます。サンチャなりに覚悟して動いたのでしょう。
ラファエルが身分に厳しいように、ジュリアもある程度影響を受けてはいるでしょうけど、平民の使用人に惚れています。ラファエルが聖職者になったらジュリアが家主になるのでしょうけど、フランソワをどうするつもりでしょうか。
貴族主義のラファエルは、アリアドネだけは認めているので(114話)今回も彼女を助けましたね。アリアドネが困ったときに助けてくれるのがラファエル、アリアドネの精神的な支えがアルフォンソ、アリアドネに助けられるのがチェーザレ、という感じです。
罪を犯さない者はいないというラファエルの話に、アリアドネは救いを求めたようです。どんどん増えていく罪の証に、数に差はあるのかどうか、すがるような思いでしょう。
ラファエルの方は、なんだかとんでもない話が飛び出てきそうですね。兄の顔面を刺したのでしょうか?胸があるようにも見えるので、兄をかばった他の女性でしょうか。
兄をそこまで憎むほどの何があったのか、ラファエルが聖職者を目指す理由がわかりそうですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね