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無料マンガアプリ・LINEマンガで連載中の「その騎士がレディとして生きる方法」그 기사가 레이디로 사는 법
原作:ヘリム、文・絵:Ink
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漫画「その騎士がレディとして生きる方法」152話のあらすじ(ネタバレ有り)
過去、カーリッドは、エステルが無事に帰還したのを見て面白くなさそうなアルシャの王に、何故エステルを大事にしているのかと尋ねた。
アルシャ王は、エステルが平民の女で政治も貴族の建前も何も知らず、騎士という地位で満足して嘘も見栄もない、いざとなれば王のために剣を振るい、その目は王を敬っているので、そばに置くののちょうど良いと答えた。
カーリッドは苛立ちを押さえながら、それなら生かしておけばよいのに、何故危険にさらすのかと問う。
王は、狩猟犬の命を気にする者はいないと答えると、今日の話は他言せずにいれば、気まぐれでカーリッドとエステルだけは活かしてやるかもしれないと言うのだった。
カーリッドは、エステルを騎士にするのではなかったと後悔した。
カーリッドが子供の頃、魔獣の奇襲から救ってくれたエステルを、父が邸に招き、剣術まで教えた。
平民で女だと陰口ばかり言われる存在だが、父は、騎士を志望する貴族の令息たちを差し置いて彼女に剣を教えていた。
カーリッドが父に理由を尋ねると、彼女は天才であり、この先で力や体格で不利になったとしても彼女が剣で戦う姿をみたものは反発できなくなるだろうと、父は話した。
父と子で一対一でその話をしている最中も、父はカーリッドと目を合わせようとしなかったので、カーリッドは傷ついた。
父は、守れなくてすまない、愛してやれなくてすまないと、慟哭しながらカーリッドを抱きしめたことがあったが、その日以来、抱きしめられたことはなく、カーリッドが剣を学び始めても興味を示さなかった。
それなのにエステルには気兼ねなく自ら剣を教えていたので、才能の差だろうかと考えた。
エステルは、がさつで言葉遣いも悪くマナーも何もない少女だったが、快活でカーリッドの友達や家族のような存在になり、そばにいるのが当たり前だった。
とある日、カーリッドとエステルが野原で休憩していた。
カーリッドは、エステルは成人したらいずれ屋敷をでていくのだろうと考えていた。
すると二人の目の前に、アルシャ王が現れたのだった。
漫画「その騎士がレディとして生きる方法」152話の感想
カーリッドの過去編に入りました。
複雑で狂気じみた執着をもつ彼ですが、どうしてそうなったのかが描かれるのでしょうか。
アルシャの王は、自己肯定感を満たすために、エステルをそばに置いていたようですね。無欲で忠実、さらに剣術の才能に秀で、人望もあります。これほど輝かしいアクセサリーもなかったでしょう。
それでも王にとっては、使い捨てのできる存在でした。何の責任ももたなくてよいので、気楽で良かったでしょうね。
カーリッドは、家族のような存在をそのように扱われ、怒りを覚えていました。
アルシャ王は、カーリッドの父を疎ましく思っていたので、王のせいでカーリッドの母親は死んだのかもしれません。守れなくてすまないと慟哭する父は、血まみれでしたね。なんとか妻を助けようと戦ったが、一歩及ばず、という展開でしょうか。
カーリッドに無関心だったのは、王の関心を避けるためでしょうか。冷たく接することで、カーリッドに悪意が向かないようにしたのかもしれません。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね