※全話一覧はコチラ
無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
ピッコマで1~3話まで一気読みできます。毎週火曜に最新話が更新されます
前回のエピソードはコチラ
漫画「緑陰の冠」113話のあらすじ(ネタバレ有り)
ランは、豹頭から、イスタリフが助けにいけなくて申し訳ないと言っていたこと、いかに精霊であっても二カ所に同時に出現することは不可能であることを聞き、あの時はユスタフが扉の封印をしていたことを思い出すと、イスタリフが悪いわけではないからいいと答える。
豹頭が、自分の名も知っているのかというので、知らないと答えたが、知っていても絶対に言う気にはなれなかった。
扉の奥に封印されている闇=デルファントは、身動きがとれないために魔獣を使ってイブリアを捜しているのだが、魔獣が別世界で暮らすシナをイブリアと勘違いし、この世界につれてきてしまった。
ランを間違って連れ去ろうともしていたので、間違いは一度ではないが、連れ去られそうになったのが、シナではなく自分でよかったとランは思う。
ランが、この話はハッピーエンドだと読んだので闇をそこまで心配しなくても良いのではと言うと、既に多くのことが変わった未知の世界であり、予期しない結末が待っているかもしれないとのこと。
豹頭がそろそろ時間だと言うと、ランは、視力が戻った状態で目覚めた。
ランの回復に、メイド達は泣いて喜び、ユスタフは慌ててやってきてランを抱きしめた。
その後、ランとシナの関係性を見た周りは、シナに好意的になり、シナも持ち前の明るさで周囲と馴染んだ。
ハレシュに頼んでいた闇に関する資料が手元に届き、封印は複雑な迷路のような構造で、本物の入り口はラチアの扉だけだが、千年かけて闇がその扉をみつけたことがわかった。
シナが戻る方法も扉が関係していると考えられるので、魔術師とエルフに力を貸してもらおうと考える。
ランはユスタフに、精霊の名前を知っていることを打ち明け、ユスタフは心配しつつ、無事でよかったと言う。
新年の宴の日になり、シナはランから借りたドレスを着て、ルミエの同行で会場へ。
ランは、シナとユスタフが恋愛関係に発展するのではと、意識しないようにしつつも気になってしまい、一人でバルコニーに逃げる。
ユスタフの気持ちは変わらないだろうが、いざその時が来たら、彼を信じ続けることができるだろうかと、不安のあまり涙を流すのだった。
漫画「緑陰の冠」113話の感想
ランは視力が戻って良かったですね。
豹頭は、ランに好意的ですが、イスタリフやカンドラルより高位の精霊のようなので、とてもじゃないけど名前は呼べませんよね。カンドラルのように、いざというときに口にしてしまったら、代償がどのようなものになるか想像もつきません。
好意的に対応してくれていても、それはそれと区別されるかもしれませんから。
意外にイスタリフはランを助けられなかったことを申し訳なく思っているようですね。ランのことは物珍しいことととユスタフが気にかけているからで、青炎の当主にしか興味が無いものだと思っていました。
シナの登場で、ランの心は揺らいでばかりです。それはそうですよね。シナとユスタフが結ばれてハッピーエンドを迎える流れにいるので、いくら今は違うと言われても、自分の存在を怪しんでしまいますよね。
少し持ち直してはまた沈んでしまいますが、全てが解決するまでは不安を抱えるのでしょう。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね