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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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漫画「緑陰の冠」101話のあらすじ(ネタバレ有り)
隠居に追い込んだはずのカティア皇太后がまた活動を始めたため、皇室の年長者である皇太后の影響力は強く、オリビアが築いてきた地盤が弱まりはじめた。
こうなったのは全てランのせいだと、オリビアは、いつも邪魔してくるランを憎んだ。
ランが襲撃を受けてから、ルミエは彼女に付きっきりになったのだが、ランは、彼の訓練の時間を確保できているのか、このままで傭兵王になれるのだろうかと、気になっていた。
ランは、ウスラ公爵夫人のおかげで皇太后と接触できたのを機に、社交活動に精を出した。
お茶会に若い男性も招くようにしたため、皇太后主催のパーティーに若い男性が集まるという噂が広まり、オリビア側についていた女性たちも参加するようになった。
たまにランにちょっかいをかける男性もいるが、適当に受け流していた。
帰りの馬車で、ランはルミエに、ルミエを自分の護衛騎士から外そうと思うと提案する。
ルミエが動揺しているので、ルミエが嫌いになったわけではなく、護衛はルミエでなくても良いと言うと、ルミエは、もう自分が必要なくなったのだろう、勝手に助けたくせに邪魔になったら捨てれば良い存在だから、公爵との恋愛の邪魔になったのだろうと、これまでため込んできた黒い感情を吐き出した。
好意や気まぐれが期間的なものだとわかっていたから、少しでも機嫌をとろうと犬のように努力したのに、それさえも許されないのかと言うと、ランは、何故そのようなことを言うのか、ルミエの世界を制限することになるからだ、自由になってから考えても遅くはない、生きるために広い世界をみることを少し試してみてほしいと話す。
ルミエは、ランは少しもよどみのない瞳で言うので、背中を押された気持ちになり、わかりましたと返事をする。
ランが、この際言いたいこと全部言っても良いというと、ルミエは、ランに好意を持っていることを打ち明ける。
ランは驚き、嬉しいけど好きな人がいるからと断ったのだが、ルミエとしては、自分のような者でも真摯に受け止めてくれるので、ランのような人にまた出会えるだろうかと思いつつ、温かい気持ちでその返事を受け入れるのだった。
漫画「緑陰の冠」101話の感想
原作を知っているランは、目の前のその人本人を見るのではなく、違う視点で見ているため、ルミエとはズレてしまうのも仕方ないのかもしれません。
そもそも別の世界で育ってきたわけですし。ユスタフともズレていましたよね。
ルミエの方は、気持ちをかき乱されたと暗い感情がうずまいていますが、黙っていては伝わらないのでぶちまけて良かったと思います。各々感性が違うので、言わなければ理解してもらえません。
ランはきちんと断ったので、ルミエのモヤモヤは一旦解消ですね。
腕の立つルミエが護衛から外れるのでしょうけど、オリビアがランを憎んでいるため、危険です。
ユスタフが四六時中そばにいられるわけでもなく、緑影も敵を1人逃がしたりと今一つなので、ルミエを外すのは心配です。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね