漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」30話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載しているロマンスファンタジー漫画「ニセモノ皇女の居場所はない

原作:oaen、漫画:LOGO、原題:가짜를 위한 장소는 없다

毎週土曜日に最新話が更新されます。

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漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」30話のあらすじ(ネタバレ有り)

フィローメルは、皇帝の香りである爽やかな樹木の香りに気づいて飛び起き、ベッドの脇で座ったまま眠っているユースティスを確認する。

7年も頑張ったのにまた皇宮に戻ってきてしまったと落ち込んでいると、ユースティスが気づき、フィローメルの体調を気にしたあと、何故出て行ったのか尋ねる。

フィローメルは、自分は陛下の本当の娘ではないからだと答えたが、ユースティスは、血が繋がっていなくとも私の娘だから、養子に迎え入れると言う。

フィローメルは、殺さないのか、私を罰するために連れ戻したのではないかと言うも、娘を入れ替えたのはフィローメルの母であってフィローメル自身ではなく、誰が産んだかではなくユースティスがフィローメルを娘だと思っていることが重要だ、とのこと。

フィローメルは、死人のように存在を消せと言われていたので、ユースティスがそのように思っているとは考えてもいなかった。

もし本当の娘になれるのなら、自分はどうしたいのだろうかと考えていると、ユースティスが、エレンシアもフィローメルと仲良くしたがっていたし、二人を差別しないからと、養子になるよう願った。

フィローメルは、提案を受け入れた方が良いと考えはしたが、断った。

フィローメルは絶対安静だったので、ベッドの上で食事をしていた。

奪われた指輪のことなど、これからどうしようと悩んでいると、エレンシアがサイコロゲームがしたいと、このユースティスの寝室に飛び込んできた。

エレンシアはフィローメルに、農夫からスタートして最初に皇帝になった人が勝ちだというサイコロゲームが好きで、父と乳母とよく一緒に遊んでいるのだと話す。

フィローメルは、幼い頃から周りの目を気にして遊んだことがなかったので、ゲームには興味があったし、ユースティスも遊ぶのかと意外に思った。

フィローメルがサイコロを振って、皇族の目にとまり侍女になった、とカードを読み上げると、エレンシアは、経験豊富なフィローメルが傍にいてくれたら心強いし、フィローメルが心配だから、本当に私の侍女になってはどうかと言う。

フィローメルは、エレンシアの侍女になるのはストーリー通りのため、養子の件で未来が変わったと思ったのに断ったせいで戻ったのかと、ショックを受けるのだった。

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漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」30話の感想

ユースティスは、フィローメルを養子にすると言いましたが、幼い頃に彼女の存在を否定してしまっていたので、フィローメルは理解はできても受け入れることができませんでした。

フィローメルが7年も必死に存在価値を示していたからこそ今があり、能力は認められても、彼女の存在そのものには価値はないのだと、彼女は思い込んでいるのかもしれません。

親だから、大人だからといって完璧な人間ではないので、ユースティスだけが悪いわけではないでしょうし、乳母達もフィローメルを虐げいたので、彼女の育った環境も悪かったのでしょう。

実の父にいたっては、そもそも一般的な感情を持ち合わせていないので、フィローメルは誰からも無償の愛を向けられることなく育ちました。求めても不器用な父たちのせいで、いつでも愛情不足で人間不信、打算的な性格になってしまいました。

それでも本心では求めているので、誰かがフィローメルの心の壁を破壊し、彼女に愛を注げる人が現れれば良いのですが・・・ナサールは憶病なので、もう少し成長が必要かもしれません。

一方、エレンシアですが、なんだかわざと父娘の仲の良さを、フィローメルに見せつけているような、わざとらしさを感じます。

侍女を薦めるのも、入れ替え前は立派に皇女として才能を発揮していたフィローメルに対し、敬いはしても、自分の使用人ポジションに置くのはどうなのでしょうか。傲慢さが見え隠れしているような・・・

本当に心配であるなら、もう一度養子の話で説得するなり、フィローメルを尊重する方法が他にあるのでは。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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