漫画「この結婚はどうせうまくいかない」30話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載しているロマンスファンタジー漫画「この結婚はどうせうまくいかない

原作:CHACHA KIM、作画:Cheong-gwa、原題:이 결혼은 어차피 망하게 되어 있다

毎週金曜日に最新話が更新されます。

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漫画「この結婚はどうせうまくいかない」30話のあらすじ(ネタバレ有り)

サルバトーレ夫人は、夫が酒で財産をつかい果たす酷い人物なので、自分にはお酒が必要であること、お互い再婚同士だが夫は妻の人生を狂わせるから何度も離婚することを話しだした。

今世のイネスはまだ酒を口にしてはいないが、前世では眠るために、常に酒を口にしていたことを思いだす。

サルバトーレ夫人は、お金も、人生の黄金期も希望も、夫のせいで全て失ってしまうので、これまでの女性たちは逃げるしかなく、夫人はもう死ぬかもしれないと考えているそうだ。

むしろ夫を殺すなど言い始めたので、離婚すればよいのではとイネスが言うも、離婚はあの夫がすることだからしないのだと声を荒げ、公爵家の唯一の娘であり、カッセル・エスカランテと結婚して公爵夫人となるイネスの身分を妬んだ。

イネスは、自分がどれほどの身分かは、前世で十分に理解していた。

そこへカッセルがやってきたので、イネスがサルバトーレ大尉のことを尋ねると、大尉も夫人のように酔っているそうだ。

カッセルがよろめく夫人を上手に支えていたので、女性の扱いがうまい、夫人は美しいから嬉しいのでは、とイネスが言うと、カッセルは苛立ち、夫人を肩に担ぎ上げて運んだ。

その様子を見ていた他の夫人たちは、エスカランテ大尉は新妻の顔が見たくて来たにちがいない、結婚してから大尉が落ち着いたという噂は本当だったのだと、盛り上がった。

サルバトーレ大尉夫人が帰ると、カッセルはイネスに、他の人を美しいと思ったことはない、美しいのはイネスだけだと、顔を赤らめながら告白した。

だがあまりにも伝わらず、これまで通り好きにすれば良い、ただこの美しい顔のままでいてほしいと言われる。

少しでも醜くなったら捨てるのかと言うと、イネスから捨てることはないとのこと。

その後カッセルは、ガラスに映る自分の顔の完成度を確認する。

そこへラウルが、邸宅に忘れ物をしたと、サルバトーレ大尉が使用人を送ってきたと報告する。

カッセルが、大尉は常に酔っているような状態なので、適当に渡せと指示し、今後もラウルに任せると言う。

ラウルが、酒に溺れているのにさらに与えるのかと言うと、カッセルは、事実を伝えて使用人が殴られたことがあると話す。

ラウルは、まだ奥様には伝えていないが、奥様に監視をつけているのかと指摘するのだった。

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漫画「この結婚はどうせうまくいかない」30話の感想

サルバトーレ大尉夫人ですが、夫の妻への接し方が悪いのか、妻をトラブルに巻き込むのか、かなり結婚生活に問題がある人物のようです。3度目の結婚も離婚間近だと言われていました。一コマだけ登場していました。

夫人もかなり病んでいます。前話で、この屋敷はカッセルのものではなかったと話していましたが、大尉が手放したものでしょうか。

20話で、カッセルがエルバ少尉から許しをもらったのは、この屋敷のことではなく、長期休暇のことでしょうか。それとも、サルバトーレ夫人はただ話をふっただけで、屋敷の所有は関係ないのでしょうか?

サルバトーレ夫人のように、夫のせいで壊れてしまった妻は、一度目の人生のイネスですね。

サルバトーレ夫人は、イネスの生まれに皮肉を言いましたが、その生まれ故に自由に生きられず、一度目の人生では尊厳を、二度目の人生では夫と子を失いました。

今世は、その生まれを使って自由を得ようとしていますが、予想外にカッセルがイネス一筋です。彼には、離婚のりの字もないでしょうね。

カッセルがイネスと話しているときに、想いがあまりにも伝わらず、カッセルがイネスの手に噛みついていましたね。完全に犬と化していました。

その後も耳が垂れていましたし。イネスに顔面を褒められて、自分の顔を自信満々に確認する、彼の忠犬ぶりが面白いです。

イネスが猫なら、カッセルは大型犬ですね。ラブラドールやハスキーなど、大型犬の若いオスは、とてもやんちゃなイメージがあります。

タイトルは『この結婚はどうせうまくいかない』ですが、イネスとカッセルのタイプの違う二人は、結構うまくいっているように見えます。人生を諦めてしまっている、イネスの気持ち次第ですよね。

プロローグでは、カッセルの想いが伝わったところで終わっていましたが、プロローグ時のイネスの様子では、かなり心が傷ついているようだったので、プロローグに至るまでに相当な波乱がありそうです。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: