めちゃコミックで連載している無料漫画「皇妃さまの育児論」原作:Jaha、作画:Steak、原題:이번 생은 제대로 키워 드리겠습니다, 폐하!
ロマンスファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
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漫画「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません~」24話のネタバレ
エリサに拍手を送ったのは、エリサがもしかしたら今日会えるかもと思っていた人物、博識で有名なロゼニン・ゴーデム伯爵令嬢だった。
エリサが陰炎の魔女として生きた前世で手にした3つの宝は、魔女を守る番犬(デール)、魔女が望むものを何でも持って来てくれる黄金の鍵、魔女の城を囲む高い鉄壁で、ロゼニンは2つ目の黄金の鍵だった。
エリサが、ロゼニンがゴーデム伯爵家が秘密裏に運営している商団の主を狙っていることを、ロゼニンに囁くと、ロゼニンは、バロッサに閉じ込められている第2皇妃が何故知っているのかと驚く。
エリサは、気になるなら商団主を決めるテストで、宝石の鉱山があるバロン地域をとって来いと言い、商団内部でも極秘の情報を使ってさらにロゼニンを驚かせた。
ロゼニンが、その鉱山は採掘できるものがないと言うと、エリサは、ロゼニンの一番上の兄が狙うサンティアーノ帝国との毛皮の取引、二番目の兄が守るフェノミン王国とのワイン提供権が良いと思っているかもしれないが、両方とも間違っていると指摘する。
エリサは、答えを知りたいなら私の指示通りにしなさいと言ってその会話を終え、すべきことをなさいと注意する。
ロゼニンは、自分がロイドンのワイン商に高値をつけて売ったこと、バレたときの言い訳も用意していたことも含めて、第2皇妃は全て知っていたのかと、冷や汗をかく。
ロゼニンは、ワインの話でエリサに突っかかっていた夫人たちに体の向きを変えると、第2皇妃が言ったことは全て真実であるが、その商団はワインを高く売っているだけでなく販売利益の一部を寄付にあてているのだと話す。
そして、皆さんも知っているでしょうと言うと、婦人たちはその話に乗っかり、騙されたのではなく寄付金を上乗せしてワインを購入したのだと誤魔化した。
エリサは、若いながらも、うまく場をまとめたロゼニンに感心し、今度の人生では前世のように忠誠を強要しないのだと、ロゼニンを温かい目で眺めた。
ロゼニンはエリサの微笑みを見て、照れてしまうのだった。
その後、アセンシオとレオンと共にいたエリサは、会場内でケイン子爵家のティモシーを見つける。
どう声をかけようか考えていると、察したアセンシオがティモシーに声をかけ、自然な形でエリサに紹介してくれた。
ティモシーは裕福な領地の後継者に関わらず、周囲に人がいなかったので、領地に問題があったようだ。
エリサが、遺言状紛失事件の影響かと言うと、ティモシーはうつむいた。
前妻の子供を抑え、後妻の子供を後継者に据えることは珍しくなく、亡くなったケイン子爵も後妻の子であるティモシーを寵愛し、後継者に望んだ。
ケイン子爵は、死後紛争にならないように遺言状を作成していたが、遺言状が跡形もなく消えてしまい、後継者争いが勃発してしまったのだ。
前妻の長男は、ケイン子爵が心変わりして長男を後継者にしたのを認められず後妻が隠したのだと主張し、後妻の子爵婦人は、むしろ長男がティモシーに子爵家をとられないよううに企んだのではと主張した。
初めは、家を仕切っていた後妻の側が有利に見えたが、長男が全力で夫人を攻撃したため、立場は変わってしまったのだった。
漫画「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません~」24話の感想
真っ赤な髪の令嬢ロゼニンは、エリサの前世での宝でした。
今回は前世のときのように、彼女を振り回すつもりはないそうですが、確かに前世はレオンのために利用できる者は利用しつくしてました。レオンの心すら犠牲にしていたので、レオン以外の者はもっと身を尽くすよう求められたのでしょうね。
ロゼニンは若くとも既にやり手の商売人で、ワインの値段は彼女の仕掛けでした。しかも婦人たちに恥をかかさず、継続してもらえるような理由づけをし、あの場で終わらせたので、うまくやったのでは。
エリサは次に、ティモシーに目をつけました。前妻の子と後妻の子の後継者争いという、ありがちだけど面倒な問題に悩まされています。
ティモシーのケイン子爵家は裕福な領地をもつ家門なので、問題を解決して味方にしたいですよね。
ロゼニンもティモシーも若く、これからの人物なので、レオンやアセンシオの協力者にはぴったりです。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね