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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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漫画「緑陰の冠」37話のネタバレ
戦争はラチア優勢になったため、キャメロン侯爵の長男アゴルは、ユスタフに決闘を申し込んだ。
アゴルは自分の方が経験豊富なため、ユスタフに勝てると踏んだが、あっという間に喉元に剣を突き付けられ、敗北。
近頃の領地戦は捕らえた貴族を殺さずに丁重に扱うので、侯爵家長男であるアゴルは、捕虜としての待遇を求めた。
だがユスタフは、ここは私のラチアだから、殺しにきたなら殺される側になるとは思わなかったのかと言い、アゴルを捕虜にせずに殺した。
領地戦が終わり、ユスタフが緑のアーチにやってきた。
ユスタフに飛びついて出迎えるランに、ユスタフは微笑み、彼女を抱き上げ、これほど熱烈に歓迎してくれるとは思わなかったと言う。
その様子は、メイドや騎士たちにばっちり見られていたので、ランは恥ずかしくなる。
ユスタフは成長し、声が低くなり、背が伸びたので合う服がなく、ロス卿の服を借りていたので、ランは服を新調しようと言う。
ランが、ユスタフがケガをしていないか、たとえユスタフが伝説の勇者ほど強くても心配なのだと言うと、ユスタフはランの頬に触れ、いつまで立ち話をするのかと言う。
2人は屋敷に入り、後で一緒に食事をすることに。
少し前、領地戦が宣言されて三日後に、ラチアの緑影がランに謁見をし、公子は勝利を確信したので心配いらないと報告した。
さらに、キャメロン侯爵が皇帝に、自分たちが勝てば鉱山の権利の半分を譲渡すると申し出ていたことが報告され、ランは、それで自分の謁見申請が無視されているのかと、怒りで拳を握りしめた。
ラン達も皇室に忠誠を尽くす気はなかったが、帝国の皇帝であるにも関わらず、目先の利益に目をくらませる相手に呆れる。
ランは緑影に、自分が命令しても聞いてくれるのかと尋ねると、ユスタフの命令が優先されるが、ランの命令も受けるとのこと。
ユスタフの小遣いが高いのは、緑影に使われているからだと察するラン。
ランは、第二皇子について調査するよう緑影に頼んだ。
そしてその三日後、ラチア公爵家の勝報が、社交界を駆け巡るのだった。
漫画「緑陰の冠」37話の感想
領地戦は、相手が驕っていたために、わりと呆気なく終わりました。
これで皇帝は立場を悪くしましたし、キャメロン侯爵は後がなくなりました。
ラチアをボロボロにされたユスタフは、キャメロン侯爵の息子を生かしておくつもりはなく、始末しました。捕虜にしたところで、またなんだかんだと言いがかりをつけてきそうなので、これが最善だったのかも。
そうしてランの待つ首都にやってきたユスタフですが、なんだか性格が変わりましたね。
あんなに無表情だったのに、ランに対してかなり好意的です。これも成長でしょうか。
ランの方は、緑影を使って、プレイボーイの皇太子ではなく、その弟を調べることにしました。
皇帝も皇太子も信用できないですし、皇太子は本来なら死んでいるはずなので、残るのは第二皇子だけですものね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね