無料漫画アプリcomicoで連載中の「捨てられた妻に新しい夫ができました」原題・버려진 아내에게 새 남편이 생겼습니다、漫画・lobster、原作・Alice
妻を持つのも離婚するのもお金がかかる国で、クロエという人妻が妻競売にかけられた。とても美しい女性だが、DVを受け続けたため無表情になってしまい、新しく愛人をもった夫によって売り払われた。安値で落札されるところだったが、アッシュ・ブリニクル侯爵が大金で落札するのだった。クロエの成長と、彼女を献身的に支えるアッシュを描いた恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「捨てられた妻に新しい夫ができました」11話、12話のネタバレ
キャサリンは、自分は何も悪くないのに何故あの女に頭を下げなければならないのかと思ったが、この場を乗り切るために、嫌々クロエに謝った。
アッシュはクロエに許すか尋ねるのだが、キャサリンにする態度とは違い、クロエに対してはとても優しいので、キャサリンはそれはまだアッシュがクロエの虜になっているせいで、そのうちに飽きて自分に振り向くだろうと考えた。
それに、バカなクロエなら自分を許すだろうと考えていたが、クロエは、何故許さなくてはならないのかと言う。
キャサリンは、バカなクロエは侮辱に気づいていないと思い込んでいたので、全てのことはクロエを思うからこそだと話をまとめようとしたが、クロエに、私を見下しバカにした、これまでずっとそうだったと指摘される。
さらに、権威のある人(アッシュ)が現れるなり謝るのは、心から許しを求めているとは言えないと指摘される。
アッシュは2人のやり取りを面白そうに眺め、キャサリンを鼻で笑った。
キャサリンは、社交界でよくあることだから慣れておいた方がいいかと思ったと、なんとか言い訳しようとするが、クロエに、見下し優越感に浸ったこと、いまだに申し訳ないと思っていないことを指摘され、許したくはないと告げられる。
なんとかすがろうとするキャサリンに対し、クロエは、いかにキャサリンの授業内容がレベルが低いものかを指摘し、もしかしてそれ以上教えることができないのかと言い、キャサリンの顔を真っ赤にさせるのだった。
この言い方はキャサリンの話し方を真似したのだ、私もあなたのためを思ってしたことなので許してくれますよねと、クロエは言い返す。
アッシュは、キャサリンのことを見苦して愚かだと笑うと、アルトラン貿易の件は他の家門と相談したほうがいいとラビラン子爵に伝えてほしい、侯爵夫人に無礼を働き家庭教師をクビになったと説明すればいいと言う。
追い詰められたキャサリンが、こんな風に侮辱するのはやめてくださいと言うと、途端にアッシュは冷酷な表情になり、君は私の妻を侮辱した、侯爵家への侮辱だとみなすと言い、拒否した。
キャサリンはそれでも、教養のない女を諭しただけなのにと、自分は悪くないと思っていた。
アッシュにキャサリンの傲慢さは見透かされ、次に同じことが合ったら警告だけではすまない、早く自分の足で出ていくようにと言われ、睨まれる。
キャサリンはその場に座り込み、泣きながら謝ったが、アッシュは騎士に命じてキャサリンを追い出した。
10年ぶりにはっきりと自分の意見を言ったクロエは、手の震えが止まらなかったが、アッシュに手を握られて落ち着いた。
アッシュは、これからもあのような、あれ以上の卑劣な人間が現れ、心優しいクロエをいい餌としてみるだろう、この世界に足を踏み入れた以上、クロエがそんな人たちと関わることになるから胸が痛いと話す。
だがクロエがこれまでいた世界も、卑劣な人間ばかりで大した違いはなく、むしろ何も言えないあの頃よりは良いかもしれないと、クロエは話した。
クロエが、侯爵様もよく同じような経験をしたのかと訊き返すと、アッシュは少し悲しげに肯定したので、辛くはなかったのかと、彼を気遣うのだった。
漫画「捨てられた妻に新しい夫ができました」11話、12話の感想
クロエは冷静にキャサリンを言い負かしましたね。
キャサリンは言い負かされても、ずっと自分は悪くない、クロエが身の程知らずだと考えていたので、とうとう家門にまで被害が及んでしまいました。
影響力のある侯爵家を侮辱したと広まれば、ラビラン子爵家が傾いてしまうのでは。
アッシュの黒さが滲み出ていますが、そうでもないと社交界を乗り切っていけないのでしょうね。
クロエが自分と同じような思いをすることになるとわかっているけれども、彼女ならばやりこなせるとわかっていたから、初めから全て仕組んでいたような気もしますね。
選択肢を与え、キャサリンで練習させて、自覚させるという。
クロエについてですが、人の感情はよくわかるようですね。
以前ベッシーの緊張も感じ取っていましたし、キャサリンの感情も見抜いていました。同じようにアッシュの考えはわからなくとも、辛さを感じ取ったようですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね