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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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小説版の物語の前半をざっくりまとめたものはコチラ
漫画「緑陰の冠」35話のネタバレ
お茶会の数時間前、自室でお茶を飲む皇后は、ラチア公爵が天馬の翼を皇后にだけ売ると約束してくれてから、退屈だった社交界がより楽しくなったことを考えていた。
そこへオリビア・フラン・ラ・マルテル皇太子妃が謁見を求めてやってきた。
カティヤ皇后は入ってきたオリビアを見て、本人はあれほどしっかりのに、何故夫一人持て余しているのだろうかと思う。
皇太子は女遊びが激しかったため、皇后は、賢くて淑やかな評判の良いミロ家の令嬢と急いで結婚させたのだが、既に皇太子の私生児が二人もいた。
オリビアがラチア公爵に会ってみたいというので、皇后はその日のお茶会を許可した。
オリビアは皇太子に、ラチア公爵は非常に優れた女性で、オリビアのようなつまらない女よりはいいだろうとバカにされたので、本当にそのような女性かこの目で見てやろうと考えたのだった。
そして現在、ランは、小説内で夫を毒殺するような強敵の皇太子妃が来ると聞いて、真っ青になっていた。
彼女がユスタフに惚れると、不幸が始まってしまうので、彼女と敵にはなりたくないと考えた。
ラン以外に招かれた女性たちは、皇太子妃を褒めるが、皇后は、3年経っても子供ができないので皇太子の心がつかめないのだと愚痴った。
そしてオリビアが遅れてやってきた。
ランが皇后に紹介され、挨拶すると、オリビアは後でランと話したいと言う。
お茶会には温風機がガンガン使われていたため、魔力の消耗が激しいようだとランが考えていると、オリビアが、ゴールデンローズの商会長がハーフエルフであることに対し、エルフは信用できるのか、氷水晶がエルフの手に渡るのは心配だと話す。
ランは、ハーフエルフはエルフから軽視されており、人間とともにいるほうが暮らしやすいので心配ないという、事前にリベリーから教えられたことを説明する。
他のご婦人は、エルフは美形だそうから見てみたいと言うので、確かにハレシュはイケメンだったとランは思い出す。
ウスラ公爵夫人が、キャメロン侯爵家は皇室に代々仕えている由緒正しい家だが、そのキャメロン侯爵が脅迫したようだがどうかと、突っ込んだことを質問をして牽制してきた。
だがラチア家も、初代皇帝から贈られた緑のヒスイの正門アーチをもつ、緑のアーチという豪邸が首都にある。
そのような初代皇帝の時代から続く一族なので、キャメロン侯爵の後ろに皇家がいるとしても、関係ないという態度を示した。
ランはケーキを口にし、ラチアでも早く砂糖を開発しなければと考え、そしてユスタフに会いたいと思い、ため息をつく。
そうしてお茶会が終わり、ランは気疲れでぐったりしてしまったので、ブレイン卿が心配する。
そこへタイミング悪く、例の皇太子が通りがかったので、ランは嫌だったが挨拶する。
皇太子はランを見て、想像以上の美女だと気に入り、誘いをやんわり断り続けるランを庭園に誘う。
さすがに断り切れなかったランは、少しならと応じるのだった。
漫画「緑陰の冠」35話の感想
後々トラブルばかり引き起こす、皇太子夫妻が登場しました。
オリビアは腹黒いですが、もし皇太子がまともで愛妻家だったら、皇后が息子のだらしなさをオリビアのせいにしなければ、夫を毒殺するようなことはなかったでしょう。
政略結婚なので愛を育てるのは難しかったのかもしれませんが、互いを尊重しあえれば良かったのですが・・・まあ前ラチア公爵夫妻も愛人を作ってユスタフの人格を歪めてしまったので、どこにでもあることなのかもしれません。
問題ばかり引き起こすなら政略結婚の意味がないですよね。
さて、気疲れしたランは、女好きの皇太子に絡まれてしまいました。さすがに皇族よりは身分が下なので、ごり押しで誘われると断りきれないですよね。
こういうときこそ、いきなりオリビアが現れるといいのに。ランも大変ですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね