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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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漫画「緑陰の冠」23話のネタバレ
商談が始まり、ハレシュは、ランがかなりの情報を把握していることに戸惑う。
ハレシュが、薬草の生産量に限界があると話すと、ランは、そのことについては理解しているので、世界樹の一部で作る軟膏を仕入れてくれるのなら、他の薬の十倍の値段をつけると説明する。
何故知っているのかと、ハレシュは驚く。
1年に10個しか作れないが、使うことがなく余ったままのようなので、役に立つ魔石と交換しましょう、どうせ時間がすぎれば効力も落ちてしまうからと、ランは提案する。
そこまで知っているのかと、ハレシュはまたまた驚く。
ランはさらに、木材を扱う技術は誰もエルフには敵わないので、エルフの細工品も受け付けると、続けて提案する。
ランが話していることは真っ当な提案なのだが、ハレシュは何故か彼女に巻き込まれたような気になった。
ランが、ドワーフとも取引するつもりだと言うと、ハレシュは、ドワーフにも魔石を送るつもりなのか、エルフとドワーフでは扱える魔石が違うと指摘する。
でもランは既に理解していたし、ドワーフが扱える青い魔石もあるので、にこやかだ。
エルフとドワーフの仲が良くないようだが、互いの交流を必要としているのではと、ランはもちかける。
ランの目標は、人間・エルフ・ドワーフ間の貿易だ。
ハレシュは、自分の一存では決められないといい、帰国した際に長老達に相談することになった。
ランは事前に、ハレシュにイルミニティ家令嬢の診察を頼んでいたので、彼はすぐにその令嬢の治療に向かおうとする。
だが既に深夜のため、翌日に訪問することを伝えると、ハレシュは翌朝にまた来ると言い、窓から外の森に飛び降りた。
その様子を眺めていたランは、ラチアの森を楽しんでと微笑む。
ほっこりした気分もつかの間、ユスタフがランに説明を求める。
焦ったランは、最近リンドバーグ男爵は静かにしているかと、話を変える。
ユスタフは、言っていませんでしたか、ロビーはしばらく前に死んだ、領地に追放したところ争いに巻き込まれたようだ、性器と首が切られて死んでいた、自業自得ですと話す。
ユスタフは既にリンドバーク男爵に会っており、特に話すようなことはないようだ。
そして赤い魔石について、再度質問する。
ランは結局、赤と青の魔石があるせいで、魔術師がラチアに来れない理由から一通り説明することにした。
赤と青の魔石を使い、異種族との交流を試みたランに対し、ユスタフは、自分がこの魔石を使うなら、魔術師を攻撃することに使うと言い、薄く笑みを浮かべる。
廃人にできるから、魔術師の近くに投げるだけで脅せると話すユスタフは、戦争の様相を変えた魔術師と同じく、魔石も戦争を変えるだろうと言う。
地球にいた頃は、戦争とはかけ離れていたので、ランは戦争に抵抗感があり、そのように魔石が使われることはのぞんでいなかった。
ユスタフは、魔術師に危険だと知っていて、これらの魔石をどうするつもりだったのかと尋ねる。
ラン的には、しばらくこれらの魔石を秘密にしておき、後日、魔術師協会に人を送り、これらの危険性を説明するつもりだった。
人間が扱える物ではないので、異種族との交流に使おうと思ったと話す。
ユスタフは、魔術師の弱点となるこれらの魔石で、魔術師協会を脅せると考えた。
ユスタフにとっては武器になるがランにとっては違うので、口を挟んでほしくなかった。
ランがあれこれ考えていると、ユスタフに、ラン・ロミア・ド・ラチアと名を呼ばれ、貴女は一体誰なのかと問われるのだった。
漫画「緑陰の冠」23話の感想
ハレシュとはうまく取引できそうですね。クールなハレシュはひどく驚いていましたが。
エルフの薬草についての話が出ていましたが、エルフには世界樹がつきものなのですね。
世界樹の軟膏は使うこともないとのことでしたが、エルフは治癒魔法が使えるということでしょうか。
とりあえず、商談とイルミニティ家のことがうまく行くと良いですね。
また、いくらなんでもランが知りすぎですよね。ユスタフに問われても仕方がありません。彼女はなんと答えるでしょうか。まだ誤魔化せるとは思いますが・・・
あとユスタフの希望で追放令となった(20話)ロビーは死んでいました。
性器も切られていたとのことで、どう考えてもランを穢そうとしたロビーを許せなかった、ユスタフの仕業ですね。敵にまわしたくない人物です。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね