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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
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漫画「帰還者の魔法は特別です」101話のネタバレ
10月になり、へブリオン学園の二学期が始まった。
デジールは有名人になったので、彼が歩いていると女学生が噂するようになった。
その後授業を受けるが、いつもは長いベンキック教授の授業は早めに終わった。
ベンキック教授はデジールと同じ平民出身だったので、機嫌が良かったようだ。
そのことを説明しようとするアゼストに、ドネータ・ハーデンが割り込んできた。
ドネータは、平民はお祭り騒ぎのようだが勘違いしている、傷の舐めあいで見苦しいと言い捨てて行く。
次の授業はニフレカ教授の魔法工学の授業だったのだが、相変わらず差別がひどく、教授はデジールだけ失格にし、周囲の生徒はデジールを嘲笑した。
その次は、ブリジット教授の魔法学の授業だった。
演算練習だったので、デジールは余裕だ。
ブリジット教授は話があるといい、授業後にデジールを呼び出した。
ブリジット教授はご機嫌で、帝国の図書館で初めて会った時を覚えているかと話し出す。
小さな子供が大きな本を持って、彼女に魔法を教えて欲しいと頼んできたので、熱意があるなら学べる環境に置いてあげたいと思った彼女は、へブリオン学園へ入学をすすめたのだった。
まさか、シングルランカーに魔塔の最年少技術顧問、外国で多くの人命を救うとは思わなかった、とても誇らしいと話す。
だが、たとえ人を救うためであっても自分を犠牲にしてはだめだ、自分を大切にしてほしいと言う。
その後、対決授業になり、1,2年のシングルランカーばかりが集められた。
ほとんどが貴族なので、魔塔主の手柄をデジールの手柄にしてもらったのだと噂し、デジールを見下し笑っていた。
そこへ教官が来て、騒がしい生徒達を黙らせる。
その教官エルセンブラン・ティスタチアは、かつてへブリオン帝国の黄金の鷹騎士団・団長を務めたことがあるそうだ。
未熟な生徒は実務経験が必要だから、対決を何度も行うことで最強の戦力になれと演説する。
そしてシングルランカー1位のデジールについて、未熟ではない、戦いの才能を開花させていると称賛した。
その様子を金髪の青年が睨みつけていた。
教官は、デジールが入学当初から優秀で、魔塔の技術顧問になったこと、魔塔主とともに古代悪魔を倒したことを称賛し、それでも貴族達はデジールを見下すのだと話す。
ドネータは、デジールが古代悪魔を倒しただなんてデマだ、誰も見ていない、不憫に思った魔塔主がそう言っただけだと言い出した。
それを聞いた教官は、貴族と比べて平民がいかに下等な存在かとドネータの意見を一旦肯定し、それならば今ここでデジールと対決しろと命じる。
デジールの実力を信じられなれないなら、戦って証明すればいいと言われ、ドネータは黙って俯く。
ロマンティカは教官に好印象を持ったが、アゼストは、過度に平民と貴族との差を強調したことがひっかかる。
教官は、デジールに勝てると思うものは挙手しろ、あれほど平民を嘲笑っていたのに口だけなのかと煽る。
すると、先ほど睨んでいた金髪の青年が挙手した。
彼はブルームーンパーティーの、ケルト・ファシル・ニフレカと名乗ったのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」101話の感想
デジールがどんなに功績を挙げても、平民というだけで認めてもらえません。中には身分関係なく評価してくれる人物もいますが、ほんの一握りです。
ドネータはどうしても認めることができずにいます。古代悪魔を倒したのを嘘だと否定するのは、それを認めたジョードすら否定していることですよね。その場には聖女プリシーラもいたので、魔塔主と聖女の意見を軽んじているわけです。
貴族階級を大事にしている割に、自分より遥かに地位が上のものを敬うことができないという傲慢さ。しかも対戦してみろと言われて黙るなんて、何だったのでしょう。
他の貴族も、デジールを嘲笑するわりには、対戦しようとしません。唯一挙手したのが、ニフレカ一族の者でした。
ニフレカ教授は平民嫌いで、デジールを憎んでいるので、この青年もそうなのでしょうか。教授は結婚していないので、この青年は息子ではないと思います。
あと、アゼストが指摘していましたが、教官が平民・貴族で煽りすぎです。本当は平民のデジールを認めたくないのでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに