漫画「異世界剣王生存記」49話のネタバレと感想!あらすじまとめ

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「異世界剣王生存記」原題・이계 검왕 생존기

生存率5%未満の疑似世界に放り込まれた元ニート主人公・柳田光輝。まるでゲームのようなシステムの世界だが、彼のガイドだけ壊れていたので、史上最強の力を持ちつつも、バグのためLv.5表示のまま。そんな彼が大剣1本で異世界を闊歩する、ファンタジー漫画です。

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漫画「異世界剣王生存記」49話のネタバレ

気が付いたらメイデンは、モニターの中の、岩山だらけの荒廃した場所にいた。

いよいよ死んで地獄に来たのか、ゴミのような人生だったと思う彼女。

自分が死んだのならあいつらは屋敷を脱出できたのだろう、それでも最後は面白かったし、苦痛でもなかったから良かったと考える。

1匹の狼が彼女の前を通り過ぎ、ふと振り向くと、止まっていると食われるぞと言う。

メイデンの足元はベルトコンベアになっていて、その先は悪魔のような口がいくつも牙を剝き出して待ち構えていた。

ここは地獄ではない、まだあの男の精神世界だと理解したメイデンは、飲み込まれる前に、大慌てで光輝から脱出した。

あのような絶望と怒りの精神世界を持つあの男は、一体何者なのかと驚く。

出るとそこは、アーティスお手製の魔法陣の中だった。

メイデンが光輝からでたので、アーティスは多重術式を作動させる。

光に包まれ絶叫するメイデン。

光の球となったそれは屋敷から飛び出ると、激しく爆発した。

崩壊した屋敷の中に、光輝、アーティス、エピルの3人がいた。

3人とも無事だったが、既に夜が明け、エピルの裁判まで時間がなかった。

アーティスの術式のおかげで、メイデンの体内にあった、疑似ダンジョンを構成してた演算中枢を抜いたので、能力を失ったメイデンは普通の少女の姿になっていた。

何故殺さないのかと騒ぐメイデンに、アーティスは、もちろん光輝に憑依していたときに殺すことも可能だったし、邪魔されたおかげで裁判までの時間が無くなったことを思えば、教団に引き渡したいと答える。

メイデンのせいでエピルが裁判に行けなくなった、収容所に行くしかないのだ、だがそれでもエピルはあなたをギリギリまで生かすようにと頼んできたのだと、アーティスは強い口調で話す。

メイデンは、自分のようなものを生かして無駄な同情だったと言い返す。

光輝が窘めようとするが、エピルが、自分の姉もグレイトアースに利用され死に、自分は裁判を受けることになった、あの人たちの思い通りにさせたくなかった、たとえ収容所に行くことになっても生き残ってみせる、生き残ることが勝ちだと、笑顔で話す。

泣きそうな顔になるメイデンは、まだ方法があると言う。

それは魔力を動力として動く、ゴーレム馬車タルフィーだった。

これがあれば風になれると、アーティスは興奮する。

屋敷の前の持ち主の物らしく、屋敷に放置されていたそうだ。

これがあれば裁判に間に合うのだが、性能を発揮するには演算補助可能な、超高出力魔石が必要とのこと。

ため息をつくアーティスに、ではこれでどうかと、光輝は不完全なオンパロスの祝福の破片を渡す。

そして凄まじい速度で、タルフィーを走らせる彼ら。メイデンも乗っている。

不完全なオンパロスの祝福は、小さな破片でも凄い威力だ。

シンカーズが関わっているなら、そこの首長に知らせるべきではと光輝が言うと、シンカーズの首長は20年前の女神襲撃事件を押さえた4大英雄の一人である、最強の魔術師ゼノビアだから無理だと、アーティスは説明する。

ゼノビアは、魔法王国ルーンの女王でもあるので、自分たちなど会わせてもらえないだろうとのこと。

ちなみに4大英雄は、女神の祝福を受け、全盛期の肉体が一生衰えないのだという。

4大英雄についてアーティスが光輝に教える。

・大陸最強の剣士、剣王バオトルト・・・4大英雄の中でも最強で、バルタラ戦士。最近は消息不明。

・究極の霊術師、生死超越者ホーリーエン・・・最も美しい妖精族で、最強の妖精。現在は妖精王国アレンディアの王妃。

・魔剣士の頂点、雷帝ガルハン・・・異世界人を最も多く殺した。カルドリー王国の摂政であり、事実上の君主。現役。

かつてパーティーを組んだ仲間なのだろうが、現在そのメンバーが一箇所に集まったら、戦争が起きるか、同じくらい深刻な場所だろうから、誰も息できないだろうと、アーティスは話す。

一方その頃、剣王以外の4大英雄は、魔法王国にいた。

ゼノビアが二人を呼び出したのだ。

オンパロスの祝福を手に入れたのかと尋ねるガルハンに、さっさと始めるわよと笑って答えるゼノビア。

彼らは、闇の女神キブリエルの化身、キビエを呼び出した。

亜空間にて、キビエの前に跪くゼノビアとガルハン。

キビエが、女神の祝福を受けた祝福者で間違いないかと問うと、ガルハンはその首を斬り落とし、ふざけたことを言うなと言い捨てるのだった。

漫画「異世界剣王生存記」49話の感想

光輝の憑依は解かれ、なんとメイデンまで仲間になる形で無事でした。さすがアーティス。

ですが光輝の精神世界はどうなっているのでしょう。あれは、あの岩山で過ごした途方も無い経験が、あのように悪魔めいたものを作り出したのでしょうか。

並の精神力ではやっていけないことですものね。深刻なトラウマを抱えていても全くおかしくありません。むしろ今も生き生きしている光輝が凄すぎる。

さて、異世界人から女神を守った4大英雄ですが、オンパロスの祝福を使って、女神を攻撃し始めました。一体何があったのでしょう。

女神という存在を憎んでいるようですね。祝福という呪いでも受けたのでしょうか。

アレハンドロが持っていたものは、不完全なオンパロスの祝福でしたが、ゼノビアは、完全な祝福を生み出すことに成功したみたいですね。

何の狙いで女神を攻撃したのか怪しいですね。4大英雄相手であれば、さすがの光輝も苦戦するのかも気になります。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: