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無料漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
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漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」67話のネタバレ
アナスタシウスはジェニットの部屋を訪ね、昨日は少し言い過ぎたのでお詫びと言い、スノードームを彼女に差し出した。
ジェニットがいつも家族と離れ一人で過ごしているので、心配だったのだというアナスタシウス。
このように気遣われたのは初めてなジェニット。
アナスタシウスは、ジェニットについて、扱い方が難しいが、自分に好意を向けているから簡単に洗脳できるだろうと思い、スノードームにこっそり呪術を施す。
精神系の魔法を使えば魂が少し傷つくかもしれないがと思いつつ、そのままジェニットに渡そうとする。
だが家族という存在に笑顔をみせるジェニットの姿を思い出したアナスタシウスは、思わず、取られないようにスノードームを上に掲げてしまう。
からかっているのかと目を丸くするジェニット。
アナスタシウスは、無表情のままだったが、呪術をこっそり解除すると、ジェニットの手に乗せた。
ジェニットは、大切にしますと礼を言う。
アナスタシウスは微笑み、立ち去るために体の向きを変えると、覗き込んでいたアタナシアにぶつかってしまう。
二人の間で、バチっと何かが弾けた。
アタナシアが、大丈夫かと手を出すと、アナスタシウスは触れられないように躱しながら、大丈夫だと言い、去っていった。
アナスタシウスの行動に戸惑いつつ、アタナシアはジェニットに、昨日すぐ帰ったから気になったと話す。
アナスタシウスがアタナシアを避けているのは、クロードの保護魔法のせいだった。
少しは薄れてはいたものの、まだ触れる状態ではなく、服には血が滲んでいた。
ジェニットは、アタナシアまでも自分を心配してきてくれたと感じる。
そして自分と同じように、家族と離れ寂しいのではないかと気づく。
皇宮を出て一人で彷徨うほど苦労していたのに、自分は突然訪ねて変なことを聞いてしまったと思い、恥ずかしくなる。
そこでアタナシアのために何でもするのだと決意する。
その後、クロードとの面会の日。
クロードはぼんやりと、怯えた目のアタナシア、自分を見限った目のアタナシアを思い浮かべていた。
ジェニットは勇気を出して、お姫様に会いたくありませんかと声をかける。
ぼうっとしていたクロードの目に、徐々に光が戻る。
そしてクロードは、皆が口をそろえて自分が姫を可愛がっていたというので、確認しなければならないと考えていたところだと言う。
離れて聞いていたフィリックスは驚いて、その言葉は本心ですかと尋ねる。
クロードは、捜索隊までまわしたのに、誰も見つけることができないだろうと言い、傷つけないから今度こそまともに捜索しろとフィリックスに命じる。
思ったよりすんなりできたとジェニットは驚く。
ジェニットは屋敷に戻り、皇帝が探したがっている、すぐに皇宮に行かなくてはとアタナシアの手を引っ張る。
落ち着いてと止めるアタナシアに、陛下にアーティの話をしたら会いたがっていた、快方にむかっているはずだと、キラキラした目で話す。
アタナシアは、どういうことなのかと困惑するのだった。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」67話の感想
アタナシアに殺意を持つものは、ズタズタにされる保護魔法がかかっていますが、あのような誰かわからない一瞬でも、すごい威力ですね。だからアタナシアを避けていたのですね。
ジェニットと過ごすことで、アナスタシウスに少しずつ変化がありました。やはり切っても切れない血の繋がりがそうさせるのでしょうか。
それはクロードも同じで、ジェニットと会っていながらも、考えているのは娘のことでした。親子としての思い出がなくなってしまっても、大切な存在には変わりないのですね。
皆家族と離れ、孤独を感じていることに気づいたジェニットは、アタナシアのために動こうと決意します。そして思い切ってクロードに、アタナシアとの面会を提案します。
クロードにまだアタナシアへの怒りが残っていたら、アルフィアス公爵も含めて大問題になるところでしたが、クロードは落ち着いていましたね。
一方、突然の展開に、アタナシアは混乱します。匿ってくれているはずのジェニットが、善意で裏切ってきましたからね。
さて、クロードとの面会はどんな風になるのでしょうか。瞬間移動ができるので、直に会うこともありましたが、今回はきちんと面会するわけですものね。クロードからどんな言葉がでるのか気になりますね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに