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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
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漫画「帰還者の魔法は特別です」88話のネタバレ
アウター達を退けたデジール達。
デジールは黄金の海と呼ばれる美しい夕焼けを眺める。
アゼストとプラムは皆にもてなされていたが、ロマンティカは面倒なのが嫌だと言い、デジールのところまでやってきた。
あの後、西方王国会の最強のアバロン部隊もやってきて、あっという間にアウターを掃討し、すぐに帰ったとロマンティカは話す。
ロマンティカは、自分の手で故郷を守れたことに嬉しそうだ。
大きな被害はあったが、最小限で防げた。
デジールは美しい夕焼けを睨み、何も起こらなければいいがと言う。
するとそこへ、大量のパンを抱えたプラムとアゼストがやってきた。
プラムは、皆が渡してくれるパンを無碍に断ることができなかったのだそうだ。
適当に流せばいいのにと呆れるメンバー。
するとパンがどこかに収納され、プラムの目の前からパンが消える。
同時に、ジョードとプリシーラがやってきた。
大慌てで膝をつき、聖女に挨拶するロマンティカ、プラム、アゼスト。
だがデジールは、ご無事で良かったと普通に近寄る。
プリシーラは、皆に顔を上げるようにいい、自身の治癒力で皆を回復させた。
まるで傷がなかったかのように回復させてしまう、驚異的な聖女の力を実感するアゼスト。
その間、デジールはカラス仮面の近衛隊がかなりの強者で、アウターの幹部かもしれないと、ジョードに報告していた。
さらにカラス仮面の空間魔法はかなり厄介だと言うと、いつどこで現れるかわからないからなと、ジョードも同意する。
ジョードは、フリレチア王国のグリッド王がデジールに感謝していたと伝え、デジールが望むヘブリオン帝国との友好関係にも少しは期待できるだろうと話す。
一般市民はまだ防空壕にいた。
厄介なカラス仮面が何を企んでいるのかがまだはっきりとわからないためだ。
ランク6程度の魔法使いである上に、魔法の構造も普通ではなかったため、デジールも危険視していた。
だがそれでも大賢者には敵わないだろうなと、ジョードを見つめる。
デジールは、ひと段落したら気分転換にチェスでもどうですかと誘うと、ジョードは嬉しそうだ。
するとプリシーラが、そろそろ戻りたいんだけどと、ジョードを大声で呼んだ。
帰り支度をするというジョードに、自分も手伝うと申し出るデジール。
二人が夕焼けに背を向けると、突然空の色が変わった。
一瞬激しい地震が起き、皆で大丈夫かと声をかけあう。
デジールは、嘘だろうと茫然としていた。
まるでこのことを知っているかのような、デジールの様子が気になったジョードが、彼に説明を求める。
するとまるで日食のように太陽の部分だけ真っ黒になった空に気づく。
海面が突然動きだした。
凄まじい唸り声をあげて、巨大な魔神が立ち上がったのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」88話の感想
革命家はやはりとんでもないものを覚醒させましたね。あのような巨大な悪魔相手に、どう戦えばいいのでしょうか。
71話にロマンティカが死ぬことになった破滅の悪魔ダデニュフの姿がやんわり描かれているのですが、今回の悪魔ととの共通点は角が2本あることしか確認できませんでした。
もう少しはっきり描いてあればわかるのですが、デジールの動揺からみても、多分ダデニュフでしょうね。
二度とあのような悲劇は起こさせないと誓っていたデジールですが、予想よりはやく現れてしまいました。まだ戦力も整っていないはず。
最強魔法使いジョードがいるので、もしかしたら転生前よりはマシかもしれません。聖女もいますしね。
ジョード、プリシーラ、アゼスト、デジールは、最後まで生き残ったメンバーなので、きっとこの悪魔相手にもなんとかなると思います。育ち切っていない分、相当大変な戦いになると思いますが。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに