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漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정
小説内に転生してしまったレリアナが、生き残るためにある公爵と婚約取引をし、互いに惹かれあっていく、転生系恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」126話のネタバレ
ブラックラビット雑貨店に、数年ぶりに訪れたジャスティン。
店主と親し気に挨拶を交わす。
ジャスティンは、調べて欲しいと言い、火事の日にビビアンが落とした小瓶を見せる。
どうしてこれをお前が持っているのだと驚く店主。
店主は、これを売ったことがあるというのだ。
小瓶の底に刻まれている「J」のマークを見せ、お金に執着している貴族の私生児ジェイク・ラングストンのもので、ラングストン籍になっても金儲けのために傭兵をしていた人物だと話す。
ジェイク・ラングストンはウィンナイト公爵の婚約者を拉致した罪で、セイントベルに入ったと説明するので、ジャスティンは驚く。
ただセイントベルに行ったという話だけで姿が見えないので、実際には既に死んでいるという噂だ。
ジェイクは傭兵の仕事として拉致の依頼を引き受けたらしい。
ジャスティンが、どのような人物が依頼しに来たかわかるかと尋ねると、フードを被っていて顔はよく見えなかったが、とても美しい女性だったという。
思わず赤い髪かと聞くジャスティンだが、その女性は、見たこともないほど綺麗な金髪だったそうだ。
その頃レリアナは、イオサに怖がるなと言われるが、どうにも怪しく、気が乗らなかった。
記憶を取り戻したいものの、悩むレリアナ。
すると奥歯を食いしばれと言い、イオサはレリアナの額を平手で思い切り弾いた。
痛みをこらえるレリアナ。イオサの胸倉を掴むノア。
ダメか、もう一度やるか、と言うイオサの声とともに、レリアナの意識は遠のく。
幼い頃のレリアナは、思慮深い子だと言われていた。
当時は誉め言葉だと思っていたが、内気な性格を聞こえ良く表現しただけのことだった。
本では素敵な主人公になれるので、本が好きだった。
レリアナは指で本を少しひっかく。
そして彼女は、自分が自分の人生の主人公ではないのだと思い始めた。
その頃ベアトリスは、エラン・ブレイクの亡くなった娘のための部屋にいた。
ノアの冷たい目を思い出し、辛い表情で手元の本を見る。
そこへブレイク公爵がやってきて、祈っているのかと彼女に尋ねる。
亡くなった娘のために祈りを捧げてくれるベアトリスを、本当に優しい娘だと思う。
このようにか弱い娘に手を出そうとしたノアに対し怒りを覚える。
ブレイク公爵は、ベアトリスの要望通りに馬車を手配したと言う。
礼を言う彼女は、本を指でひっかくのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」126話の感想
あの毒の小瓶を買ったのは、ジェイクだったそうです。レリアナを殺したいというベアトリスのために、毒を用意していたのでしょうか。
ジェイクに拉致を依頼したのはベアトリスなのですが、美しい金髪の女性としかわかっていないので、ジャスティンがベアトリスにまで行き着くかは謎です。
レリアナを狙う理由がわからないので、その証言だけではまだまだ捕まらないでしょうね。
一方レリアナですが、記憶が戻ってきましたね。イオサは怪しさ満点ですが、腕前はそれなりのようです。独学なのにここまでできるのなら、ヒーカーと同じように天才なのでしょう。
元のレリアナの記憶をみると、かなり内気な性格だったようです。そして自分の人生が気に入らなかったと。だから魂を入れ替えようと思いついたのでしょうか。
レリアナの家は裕福で、優しい家族、美しい容姿をもつレリアナは恵まれているように見えます。それなのに、自分の不満ばかりに目がいき、人生に嫌気がさしたようです。
人それぞれ価値観が違うので、彼女はそのような一般的に幸福と見られるものは不要だったのかもしれません。小説の主人公のような、もっと刺激的で、山あり谷ありの、波乱万丈な人生を望んでいたのかもしれないですね。
指で本をひっかいていましたが、これでベアトリスの中身は、元レリアナだと確定しましたね。ずっと前のエピソードでも、同じように本をひっかいていたシーンがあったような気がしたのですが、・・・忘れてしまいました。思い出したら追記しますね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに