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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
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漫画「盗掘王」119話のネタバレ
遼河が指示通りの場所に立つと、相手の将軍の彫像が緑色に光りだし、先ず遼河から始めろと言う。
柳たちは、遼河が将棋で勝てるのかと不安だ。
遼河は、始めるにあたってルールを決めたいと言う。
彫像の服装からして中国将棋のようだが、日本の将棋には河界がない。
それに駒の名称が違うので、それぞれ日本の将棋のどの駒になるのか説明してほしいという。
日本の将棋は、相手から取った駒も使えるのだが可能かと聞かれ、遺物はルールが全く違うことに戸惑う。
遼河は、これだけルールが違うのだから勝負は無理ではと指摘する。
確かにそうだと悩み始める遺物。
遼河はここに来る途中で読んだトゥームグリフで、この遺物が孫子兵法だとわかっていた。
中国春秋戦国時代の軍事思想家・孫武が作った兵法書で、多くの者がこの書物を愛読した。
このような知略の塊の遺物と、まともに将棋をやり合うなど無謀である。
インドのチャトランガが西洋に伝わりチェスとなり、東洋に伝わったものが将棋となった。
伝わる過程で変化し、地域によってルールが全く違う。
これではまともにゲームができるはずもない。
遺物はしばらく考えていたが、遼河のルールでの将棋をやってみせると言い出した。
だがそれでは不公平になってしまうと言い、遼河は受け付けない。
遺物が困惑したところに、将棋の試練ではなく、他の試練として実際に戦ってみるのはどうかと提案する。
我の試練を受けないのかという遺物に、実戦で知略があるかどうかはわかる、将棋は擬似的なものだ、まさか知略の化身なのに戦えないのか、将棋をうつだけの遺物なのかと挑発する。
遺物は、彫像1つ1つが巨大な力を持っている、紳士的に提案したのを断ったのは貴様だ、後悔するぞと言い、彫像たちを動かし始めた。
遼河にとっては将棋より戦闘の方がずっと得意だ。
すると不安そうにしていた柳が、突然苦しみだす。
どうやら地上のピュグマリオンの偽物がやられたらしい。
偽物がやられると製作者は相当な痛みに襲われるリスクがあるのだと、柳に話す遼河。
そんなこと一言も聞いていないと怒る柳。
地上の奴らが押し掛けてくるかもしれないので、雪が妨害に向かうことに。
柳はこの場にいても役に立たないだろうから、雪と一緒に行くという。
遼河は、時間を稼ぐことが目的だから、無理はするなと二人を気遣う。
そして彫像をまとめて相手してやると、遼河はにやりと笑った。
一方地上では、遼河が彫像の破片に変わったので、また騙されたと騒ぎになっていた。
ユリアンは、諸葛孔明の遺物を発動させていたにも関わらず、気づけなかったことに衝撃を受ける。
偽のネロの遺物を作ったときより、柳の実力が予想以上にあがっていた。
遼河は指揮官として優秀だった。
TKBMの発掘団は、ユリアンが止めるのも聞かずに、大慌てで古墳の中に入った。
伊藤は、今度こそ先手をとれると思ったのにとぼやきながら、古墳内の通路を進む。
すると、中指を立てた巨大な遼河の彫像が設置されていた。
皆、遼河に腹を立てながらも、こちらを通ったに違いないと、奥へと走り出す。
実はそれは雪と柳が仕掛けた罠で、その先は罠部屋だったのだ。
雪と柳は大喜びで、とくに柳はかつてないやる気を見せるのだった。
漫画「盗掘王」119話の感想
あんなに光り輝いている柳を見たのは初めてです(笑)楽しそう。
今回の墓は孫子の兵法書でしたね。何度か名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
遼河はこの遺物と将棋対決をする、ように見せかけて、やはり自分のペースに持っていきましたね。まんまと遼河の作戦に乗ってしまうあたりが、傲慢な遺物らしいですね。
遼河は自分有利な展開にしたので、問題なく攻略できるのでしょう。
一方、ユリアンですが、諸葛孔明が効かず、偽遼河を見抜けなかったようです。
見抜けないものがあるのなら、今後激しさを増すであろう遺物戦で、生き残っていくのは難しいのでは。実は墓特化であって、遺物にはそれほど効果がないのかもしれません。どうしたのでしょうね。
次回には攻略が終わるでしょうか。そうしたらあのルイ・マーティンについて、少しわかるかもしれないですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに