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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」70話のネタバレ
ジェラルドが前侯爵を殺して、今の座を手に入れたことを知っている者は、オスカーだけだそうだ。
だから原作と違うのかと察するカナリア。
とても恐ろしいことを知ってしまったかもしれないとカナリアが呟くと、セザールは、ここから脱出しようと促す。
一方、イーサンとミラー。
時間になったので、イーサンはドレスの裾を引きちぎり、動きやすい格好になる。
カツラも外そうとするが、変装中だからとミラーが止める。
二人は、武器の開発や、火薬の研究所を覗き込む。
そのための学者も多く、皇室にひけをとらないレベルだ。
もともと軍事産業の家門なので、この程度であれば特別おかしなことはない。
もう少し調べてみようかとミラーが考えていると、イーサンが窓の前に棒立ちになっていることに気づく。
どうしたのかと声をかけると、何故アイツがここにと、イーサンはとある人物を見て動揺しているのだった。
その頃、グレイシーとラヤは、屋敷の兵士たちを確認していた。
兵士たちの様子から、貴族の私兵ではなく、盗賊のようだ。
裏の世界の盗賊ギルドを手を組んだ貴族もいたことはあるが、そのような家門は没落したところがほとんどだ。
ファーンハム家はどうしてこのような者たちを使っているのだろうか。
すると、見張りの盗賊達に見つかってしまった。
グレイシーは、道に迷った貴族を演じ、帰り道を教えてくれないかと頼む。
だが盗賊たちは、このエリアに入ってきた以上、こちらに従ってもらうと言う。
知りたいことが多いだろうから、一晩中話をしようかと、グレイシーに手をのばす。
それをラヤが止め、ここは自分が相手するので早く逃げてくださいと、グレイシーに言う。
グレイシーは、それぐらいの覚悟もなく、この計画に参加したと思ったのかと言い、壁にかかっていた剣を手にし、構えた。
その頃、カナリアとセザールが来た道を戻っていると、警備兵の部隊に見つかった。
セザールは道に迷ったと言うも、怪しい人物は全て連れてくるように言われているとのことで、拒否される。
ファーンハム侯爵に招待された客人なのに疑うのかと言うと、現状ではその言葉を信じることはできない、おとなしくついてくるようにと言われる。
そして警備兵がカナリアに手をのばす。
その瞬間、セザールは警備兵の首を掴み上げた。
死にたいのかと睨むセザール。
武力で押し切ることにした警備兵らに取り囲まれる。
こちらは武器もない、セザールは今理性を失っていると、焦るカナリア。
ローブを着た者に、身の回りの人が危険にさらされると忠告されたことを思い出し、セザールに何かあったらと、気が気でない。
このまま計画通りにしようと、セザールを説得しようとするカナリア。
すると、全員武器を下ろせ、礼儀を弁えろという声がした。
現れたのは、舞踏会で会った仮面の男性。
誰だと警備兵が疑うので、彼は仮面を外す。
彼の正体はリカルド。
リカルドは、これは命令だと、警備兵らに命じるのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」70話の感想
ファーンハム家の調査を進めるカナリア達ですが、道に迷ったの言い訳は苦しく、捕まりそうになってしまいました。
グレイシーは剣で戦う気のようです。狩猟大会にも出ていた男勝りな性格なので、剣術もできるようですね。ラヤもいるから安心です。
イーサンとミラーは問題ないでしょうが、何やらイーサンの知る人物がいましたね。イーサンは火事にトラウマがありますが、その人物はそのことに関係しているのでしょうか。火薬の研究をしているような場所にいたので、少し怪しいですね。
カナリアとセザールは、さすがに地下に入り込んでいたので、どうにも言い逃れできません。しかも丸腰です。グレイシーのようにカナリアが戦えるわけでもないので、いくらセザールが強くても、人数で押し切られてしまえばそれまでです。
そんな中、救世主のようにリカルドが登場しました。さすがファーンハム家直系の嫡男です。彼の力添えがあれば、屋敷から脱出できるでしょう。
今の皇室のあり方をよく思っていないのは、カナリア達やジェラルドとオスカーも同じですが、派閥も方針も合わないため、度々このように腹の探り合いや、衝突が起きそうですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに