漫画「アデライド」最終話85話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。

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前回のあらすじは、6年後には、アデルも皇后ユリアもそれぞれ母になり、幸せな結婚生活を送っていた。

二人で散歩していると、皇宮の湖についた。ルイのことを思い出すアデル。

ルイはチャンスを与えられたにも関わらず、自分でダメにしてしまった。やはり人は善良に生きるのがいいと考える。

その後、アデルは新しくオープンした百貨店の視察のために、オステルン帝国へと向かうのだった。

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漫画「アデライド」最終話85話のネタバレ

百貨店にやってきたアデル。

すると、奥様と言い、マリが駆け寄ってきた。

2号店の準備はどうだったと尋ねるアデルに、忙しいけど充実している、ほぼ準備を終えている状態なので、お越しになってくださいとのこと。

そのやり取りを見ていた従業員たちは、あの若い貴婦人がオーナーなのかと驚いていた。

あの方はあのエリアス公爵夫人だと誰かが言うと、オステルンにまでこのような大きな建物を所有しているなんて、ビチェルン一の公爵家の夫人はすごいのだなと感心する。

さらにあの美貌は本当に羨ましいと噂する。

その話を、少し離れた所で掃除をしていた、黒髪の老いた女性が聞いていた。

アデルを横目でにらみ、わなわな震えるその女性。

アデルは視線に気づいたが、あまり気にしなかった。

それよりもと、カフェと1号店を成功させ、2号店の出店までこぎつけたマリを褒める。

機会を与えてくれた奥様のおかげだと言うマリ。

アデルは、私は公爵夫人という地位に、二人の子供の母であり、一人の男の妻という色々制約の多い立場だから、マリが助けてくれなかったら成し遂げることはできなかっただろうと話す。

マリは感動し、もし6年前にルイ側についていたら、間違った選択に今も後悔していただろう、だからありがとうございますと言う。

それを聞いたアデルは思う。

誰もが選択1つでうまくいくことも奈落に突き落とされることもある、人生は選択の連続だ、私もいつも正しい選択をしていたいと。

そんなことを考えていると、聞き覚えのある声に名前を呼ばれた。

なんと皇宮に出勤しているはずのエリアスがいたのだ。

私抜きで黙って他国にいくなんてと、不満そうなエリアス。

アデルは、魔法陣を使えば1時間程度です、出勤しないと皇宮に迷惑がかかると言う。

エリアスが、いつものようにアデルを追いかけまわしていると思われるだけだと、自信満々に言うので、アデルはポカンとし、マリは吹き出す。

エリアスはお構いなしにアデルにキスをしようとするので、アデルはこんなところでと焦り、手で彼の口をふさぐ。

彼はその手にキスすると、今日もこれからも死ぬまでずっと愛していると言う。

アデルは、仕方ない人ねと微笑むと、彼にキスをする。

自分にとって彼は最良の選択だった。

彼女もまた、今日も明日も変わらないエリアスを愛している、と思うのだった。

漫画「アデライド」最終話85話の感想

さくさくっと完結しましたね。

重苦しい展開もなく、気軽にスナック感覚で読める、面白い作品だと思います。

アデルは、容姿も地位も最上の男性に心から愛され、子供にも恵まれ、女性実業家として成功するという、誰もが羨むような生活を送っています。

一方、湖で他の世界に行ったのではと思われていたルイは、まだこの世界にいて、当初彼女が望んだこととは正反対の人生を送っていました。

毒のせいで、早く老化するとは言われていましたが、6年でえらく老けましたね。あれほど権力に執着していた彼女が、清掃員の仕事をしているとは思いませでした。自分が汚れたり苦労するのを嫌う性格だったため、やむにやまれずという状況なのでしょう。

どのような気持ちで、成功しているアデルを見つめていたのでしょうね。やっかみではなく、後悔であればいいのですが。

エリアスの方は、数年経ってもアデルが愛しくてたまらないようです。自分の気持を知るまで、かなり時間をかけていましたが、知ってからは熱烈ですね。アデルもエリアスも、二人とも幸せそうで何よりです。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

猫野: