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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
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漫画「捨てられた皇妃」最新話118話のネタバレ
アリスティア、プリンシア、エンテアの3人の所に、カルセインが顔をだした。
カルセインは、ケイルアンと対戦していたのだが、それが終わったので、そろそろ義姉プリンシアを連れ屋敷に戻るという。
ケイルアンとの対戦に満足そうな彼。
外は大雨だったので、カルセインが傘を持ち、アリスティアと一緒に庭園を歩く。
カルセインは、以前馬車を襲撃してきた連中について、自分達が夏の別宮に行っている間に捕まったことを話す。
アリスティアもそのことを知っていて、監獄で自決したそうだと話す。
貴族派が皇太子妃にと押すモイーラが上手くいかず、焦ったからあのように暗殺者を送ったのだろう。
向こうも新たな駒を手に入れたのだから、静かにしていればいいのにとアリスティアは呟く。
カルセインは、悲しいのか、ゼナ公爵令嬢が殿下に相当媚を売っているみたいだなと言う。
そういうことじゃないと彼女が言うと、そういえば騎士になると宣言していたもんなと、急に大声になるカルセイン。
そして、俺はどうだ、家柄も良く能力もあり、一途で、お前は知らないだろうが、この俺もそれなりにいい男なんだ、とアピールする。
アリスティアは、ふざけているのだと思い、笑う。
するとケイルアンが遠くからアリスティアを呼んだので、アリスティアは傘を持たぬまま父のもとへ。
大会議が終わった後、ケイルアンはついにジェレミアの話を彼女にしたのだ。
高位貴族であった祖母は、爵位のない騎士と恋に落ち、ゼナ公爵家から飛び出して母を産んだのだそうだ。
祖母は令嬢として育ったため、できることがなく、家はいつも貧しかったそうだ。
祖父は家族を養うために、傭兵として出稼ぎにいき、死んでしまった。
その後、祖母は病にかかってしまい、祖母のためにゼナ公爵家を訪ねた母は門前払いされた。
結局亡くなってしまった祖母の葬儀を終え、一人ぼっちになると、正体不明の暴漢に襲われたのだ。
その時助けを求めた母を保護し、ソニア男爵家の養子にしてくれたのは、父と皇帝だった。
父が母の話をしてくれたのは、親戚であっても冷酷なゼナ公爵の態度に、アリスティアが傷つくかと思ったからだった。
父がいてくれるならそれでいいと思う彼女。
アリスティアはお風呂に入りながら、今日のような大雨の中、ルブリスが手をひいてくれたことを思い出す。
彼も今、自分と同じようにこの空を眺めているだろうかと思い、でも忙しい人だからそんなことはないかと考え直す。
全く便りのない、ルア王国にいるアレンディスはどうしているだろうかと思い、自然と涙が溢れる。
優しい言葉はいらない、気にかけないでほしい、もう自分を揺さぶらないでほしい、私はもう誰も愛さないと決めたのだからと、アリスティアは涙を流すのだった。
恵みの雨が止まず、やがて川が氾濫し、緊急会議だと呼びされたのは、それから1週間後のことだった。
キレイに着飾った美優は、土嚢で仮の堤防をつくり、人々を救うための寄付を募る案を、皇帝に進言した。
彼女の案に、皇帝は感心する。
脇で聞いていたアリスティアは、そのようなことを思いつかなかったと考え込む。
皇帝は、美優の対策と、アリスティアの予防策について検討するから下がって良いと言う。
そして、かなり疲れているので後はルブリスに任せると言い、辛そうにため息をつく。
美優は砂袋について詳しく説明するといい、積極的にルブリスに近寄るが、彼は、そのようなことは宰相に伝えてくれればいいと言う。
それでも引き下がらない美優は、ぜひ聞いた方がいい、一緒に食事でもしましょうと誘う。
アリスティアはさっさとその場から去ろうとするので、ルブリスは思わず呼び止める。
仕事に戻らなければならないというアリスティア。
するとそこへ、ご機嫌な大神官テルティウスがやってきて、今日もとてもお美しいですねとアリスティアに話しかける。
神秘的だった第一印象はどこへと、キョトンとするアリスティアなのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話118話の感想
カルセインは、勇気をだしてアピールしましたね。でもこれまでの友達としての付き合いがあるせいで、まともに取り合ってもらえない模様。
よやく動き始めた彼ですが、アリスティアはもう誰も愛さないと、涙ながらに決意を再確認していました。タイミングが悪いですね。
アリスティアは騎士になると、カルセインに真剣に話していたので、カルセイン的には、アリスティアは皇后にならず、侯爵家を継ぐものだろうと考えています。ルブリスは美優と結ばれるだろうから、自分には大いにチャンスがあると考えているはずです。
もっと早くに、うまく動いていれば良かったのですが、ルブリスが積極的に動くようになってしまったので、難しくなりました。彼女のために視力まで失ったのに、報われませんね。
そういえば、エンテア家の商団が企画したお祈りイベントが功を奏し、恵みの雨が降ったようです。降りすぎてしまいましたが。
そこへ美優が土嚢で堤防を作ることを提案します。美優は現代地球の知識があるので、こういうときに有利ですね。貴族派をはやくからまとめていたようですが、アリスティアよりも記憶と知識が多いので、可能だったのかもしれません。
そんな美優よりアリスティアが勝っているものは、周りからの愛情が一番なのでしょうね。ルブリスだけでなく、テルティウスまでアリスティアを特別扱いしているようです。
さて、忙しいであろうテルティウスですが、何のためにやってきたのでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに