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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
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漫画「帰還者の魔法は特別です」79話のネタバレ
フリレチア王城の地下に入り込んだ革命家。
彼は、先ほどぶつかった少女が着用していたのが、ヘブリオン学園のアルファクラスにのみ支給されるクローズラインだと気づいていた。
革命以降、何一つ変わらなかった。
汚い貴族、下を見下ろすこともなく偽りの玉座に座る王族まで、全て奈落の底に叩き落としてやると、怪しげな笑みを浮かべる。
その頃大会議では、ヘブリオン帝国が怪しいとまだ騒いでいた。
攻撃される前に先手を打たなければと、皆興奮している。
ようやく保たれた平和がと呟けば、その意見を頭ごなしに否定されるような状態だ。
席に戻ったジョードは、いつもこんな感じなのだとデジールに謝る。
デジールは、魔塔主様が謝ることではないという。
これならデジールとチェスでもした方が有益だと言うので、帰ったら勝負しましょうと誘う。
デジールは、まるで転生前、影の迷宮に入るときのような不吉な予感がし、落ち着かなかった。
その頃革命家は、王城の屋根に到達。
そして禍々しい魔法陣をいくつも展開させた。
デジールとジョードはそれに気づき、ジョードは天井に魔法陣を開く。
どうしたのと驚くプリシーラに、伏せてと叫ぶデジール。
すると会場が大爆発した。
爆風はロマンティカ達のあたりまで届き、彼女達はとっさに周囲の子供達を守った。
デジールのいる王城で爆発が起きたのだ。
王城では、ジョードが作った氷のドームのおかげで王らは無事だった。
先ほどの攻撃は、ランク6の魔法攻撃エクリプスだというジョード。
ジョードとデジールが先導し、王たちを一旦避難させることに。
城は大きく破壊され、近衛兵は死んだようだ。
するとジョードが止まるよう指示。
そして、魔法攻撃しかけたのはお前かという。
さすが魔塔主だなと言い、闇の中からカラスマスクをつけた男・革命家が現れた。
ゴミどもが、まだ生きているのか、吐き気がするという革命家。
王らは騒ぐが、ジョードが強く杖をつき黙らせる。
そしてデジールに、今度は負けないからなと言い、微笑むので、デジールも僕も同じですと答える。
ジョードは、お前が誰かはわからないが、帰ってやることがある忙しい身だから手加減はしないと言い、スーツ姿から魔塔主のローブに変わった。
革命家は、その傲慢さがその身を滅ぼすことになるだろうな、ジョード・エクサリオンよ、という。
二人は睨みあうのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」79話の感想
ついに襲撃が始まってしまいました。
ジョードのおかげで王たちは無事でしたが、近衛兵など城の使用人らは何人か死んでしまったようです。
ロマンティカたちのところも、ロマンティカがシールドのようなものを張り、近くにいた子供らは無事でしたが、その他の者は大怪我をしたようです。
このような大規模な攻撃でも、あの禍々しい杖の能力ではなく、革命家自体の力なのでしょうね。革命家はランク6の魔法が使えます。76話で、ランク6魔法まで相殺できるオーロラシステムについて話していましたが、ここで役に立ちそうです。
革命家の話しぶりから、へブリオンの平民出身であること、身分制度のせいで酷い思いをしていたことがわかりましたね。ここまで深くへブリオンを憎んでいるので、平民であることで家族や愛する人が命を失ったりしたのかもしれません。
でも貴族だと思っていたクローズラインの少女たちが、実は実力で権利を勝ち取った平民だと知ったら、どう思うのでしょう。
デジールも身分制度を良く思っていないので、彼なりに考えて、平民でもある程度は評価されるように、公平なやり方で変えてきました。革命家はデジールと違い、無理やり力ずくで変えようとしているようです。どちらの道がうまくいくでしょうか。
そしてジョードが今回本気になりました。チェスの話をしたことから、無事に帰れるかどうかわからないほど、革命家がかなりの実力者だと見抜いたようですね。今のデジールはどの程度の魔法まで逆算できるかわかりませんが、デジールがジョードを補佐すればなんとかなるのではと思います。また聖女の能力も気になるところです。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに