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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
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漫画「帰還者の魔法は特別です」77話のネタバレ
過去にも感じたことだが、他の人とは違い、その無邪気な姿の裏に崇高な雰囲気を持つプリシーラ。
今世ではさらに感じる。
プリシーラは、テーブルを挟んでデジールの正面に座ると、早速聖国滅亡について話すように促した。
デジールは詳しく説明する。
ビルヘルム・エバナーテンが聖国を神の盾にしたこと、さらに人柄も素晴らしかったと話す。
まだ技術がそう発達していない世界で、そのような成果を残したとはと、感心するプリシーラ。
デジールは、まだお伝えしたいことがあると言い、もしビルヘルムが英雄として民衆を守り、腐った政府を追い出していたら、聖国の滅亡を免れたかもしれないと話す。
もし聖国が滅亡していなかったら、これまでも神の盾の役割をしたかもしれない、そのような大いなる可能性があったと、影の世界をクリアしたときにメッセージが聞こえたのだと。
つまり聖国は、内部から崩壊さえしていなければ、影の世界1級を攻略可能だったのだ。
プリシーラは、自分達が信仰する女神教が率いた聖国が、どうして滅亡したかがわかったので、スッキリしたようだ。
デジールに労いの言葉をかける。
褒美をやりたいが、欲しいものはあるかと聞かれ、デジールは、西方王国会とヘブリオン帝国が友好関係を築けるように、聖女様に力を貸して頂きたいと答える。
プリシーラは、影の世界という共通の敵がいない限りは、両国はすぐにでも戦争を始めるような関係だというのは理解しているのかと返す。
デジールは、だからこそお願いしているのです、両国がこのまま敵対していれば、比類のない影の世界が迫ってきたときに、防ぐどころか対応できず、大陸は滅亡してしまうでしょうと話す。
面白い想像だ、デジールは楽しい人ねと言うプリシーラ。
想像や悪夢で済めばどんなによかったかと、胸を痛めるデジール。
彼は、聖国も分裂したから滅亡しました、聖国を襲った影の世界は当時なら十分対応可能だったにも関わらず、滅亡してしまいましたと指摘する。
プリシーラは、聖国が滅亡した頃と今は違う、今は徹底的に準備して完璧に攻略している、さらに過去発生した1級2級の影の世界も攻略可能だろうと言う。
常に最悪の事態に備える必要があると言い、全くひかないデジール。
そんなデジールを見て、自分の推測に自信があるようだ、無謀にも思える子供のような発想だが、あの瞳は一介の学生のものではないと思うプリシーラ。
おじいちゃん(ジョード)が気に入る理由がわかる気がする。
プリシーラは、言いたいことはわかったが、率直に言ってデジールの意見だけで動くことはできないと言う。
だが最悪の事態に備えるという意見には同意する、影の世界に何らかの兆しがあった場合、両国が協力できるように動いてみると約束する。
デジールは、ありがとうございますと言い、頭を下げる。
すると、大会議の時間だと聖騎士が呼びに来た。
プリシーラはデジールに、おじいちゃんをお願いねと言う。
ジョードをおじいちゃん呼びできるのは、プリシーラだけだ。
その後、フリレチア王城の大会議室に、国王らとプリシーラ、ジョード、そしてデジールが集まった。
ジョードが席に着くと、実際に会うのはいつぶりかしらねというプリシーラ。
それを正確に答えるジョード。
すると、やたらと威勢のいいフリレチア王国のグリッド王がやってきて挨拶し、大会議を開始した。
一方その頃、イエローオーシャン決闘大会は順調に進み、16名が勝ち上がっていた。
そしてこれからロマンティカの試合が始まるのであった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」77話のネタバレ
プリシーラは1話目とかなり雰囲気が違いましたね。1話目のときは普通の若いお姉さんという感じでしたが、今回は威厳がありますね。ジョードとつるむ位なので、それなりの年齢なのかもしれません。
デジールが説明した可能性とは、70話でアナウンスされていたことですね。民の本当の敵を倒せていたかもしれないという。事実は悲惨なものでしたが。
プリシーラはこのことをずっと探していたようです。デジールはそんな彼女の願いを叶え、代わりに二国で手を取り合って影世界に立ち向かうことを希望します。
でもこれってかなり難しいことですよね。デジールの意見だけでは動けないのは当たり前ですし、プリシーラだけ動いても駄目でしょう。へブリオン側にも働きかけが必要です。仮にジョードが動いても、やはり敵対する国同士を協力させるのは骨が折れそう。
そしてついに大会議が始まりましたね。革命家が現れるであろう大会議。ここで革命家が暴れてくれれば、危険を感じたプリシーラが、二国の協力を目指して動いてくれるかもしれません。
ロマンティカの方はいつも通り順調そうなので、特に心配は要らないですね(笑)
まとめ
・デジールはプリシーラに、聖国滅亡の理由と、もう一つの可能性があったことを教える
・さらにデジールは、西方王国会とへブリオン帝国が影世界のために手を取り合うために、プリシーラが動くことを希望する
・デジールの参加する大会議が開始し、ロマンティカもイエローオーシャン決闘大会での対戦試合が始まる
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに