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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」66話のネタバレ
ランカスター公爵は、その選択に後悔しないのかと聞き、グレイシーは、また似た状況になっても同じ選択をしただろうと答える。
今回の勝負が後継者選びに直結することはわかっていたはずだ、本当は数回に分けて試験をするつもりだったが、その必要はなさそうだと話し始めた。
人々はランカスター家のことを、優れた貿易手腕と様々な分野のビジネスで富を築き力をつけた家だと思っているが、実際はそれだけで成功した家門ではない。
権力や富より、ランカスター領地に住む人々の安寧を最優先にした、先代ランカスター公爵らの信念があったからだと話す。
お金を稼ぐのが良いリーダーではないと言い、自分を犠牲にし大義を選択したグレイシーを後継者に選んだ。
これまでの努力は無駄でなかったと、涙を流すグレイシー。
ここでパルメニア帝国初の、女性の公爵後継者が誕生したのだった。
一方カナリアは、居てはならない所に居続けたら、周囲の人を不幸にするということを忘れたのかと、ローブを着た人物に忠告をうける悪夢を見る。
その後、ファーンハム侯爵家のパーティーの日を迎えた。
ファーンハム家調査の計画を完璧に立てたカナリア達は、準備した後に一度集まることにした。
だが心配だからと、自分から決して離れないようにと、セザールがしつこく何度もカナリアに説明していた。
身支度を整えている最中のカナリアは、支度の邪魔だからと注意する。
セザールは追い出すのかと騒ぐが、カナリアが下着姿のままだと教えられ、顔を真赤にし、慌てて背を向ける。
セザールは、カナリアが午前中から支度をしていたので、既に終わっていると思い、支度途中に部屋に入り込んでしまったのだ。
女性の支度はとても時間がかかることをアニーにも指摘され、しかも房事をした仲だから大丈夫ではと茶化されたセザールは、慌てて部屋を出ていく。
だがまたすぐ顔を出し、馬車で待っているから、というセザール。
カナリアは侍女に、セザールはカワイイでしょうと言うと、噂で聞く限りではとても恐ろしかったが、カナリア妃の言う通りだと同意する。
するとグレイシーが尋ねてきた。
グレイシーが部屋に入ると、カナリアはすぐさま駆け寄り、後継者おめでとう、あなたならできると思っていたといい、グレイシーを抱きしめた。
約束通りカナリアに忠誠を誓うグレイシー。
グレイシー自身は、例え爵位を継承できなくても、カナリアに忠誠を誓うつもりだった。
そうして一行はファーンハム侯爵邸前に到着した。
名分のない出席なので怪しまれるから、作戦の時間までは自然にパーティーを楽しむようにと言うカナリア。
ライバル家門の私にどのような視線を向けるか楽しみです、というグレイシーに、このようなパーティーは久しぶりだからうまくできるか不安なラヤ。
この二人のコンビは大丈夫そうだが、問題のコンビがいた。
グレイシーがもらってきた招待状で、貴族に偽装したミラーと女装イーサンの組み合わせなのだが、若干不自然である。
兎にも角にも、6人はファーンハム侯爵家に乗り込むのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」66話の感想
グレイシーは、後継者に選ばれて良かったですね。ただお金を稼ぐだけなら、爵位は関係ないですものね。
あの選択をするのはなかなか勇気が必要だったと思います。グレイシーのような人物が領主であれば、ランカスター領地も安泰ですね。
そしてようやくファーンハム家に潜入することになりました。セザールとカナリアは目立つので、あまり動き回れないでしょうね。そのためのイーサンとミラーでしょうか。
イーサンは女顔で華奢なキャラクターですが、やはり男性なので、ドレスを着るとカナリアたちとは違いゴツく描かれていましたね。ミラーはマジシャンみたいになっていますし。とても怪しいのですが、ばれないでしょうか(笑)
どんなパーティーになるか、どんな作戦なのか楽しみですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに