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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品です。
毎週月曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、一世紀以内に枯渇するであろう電力石に代わるエネルギーについては、世界共通の課題であると言い、レイセンの使臣は若い令嬢らに意見を求める。
皆が上手く答えられないなか、アイリスは太陽光発電だと答える。後ろ盾のないアイリスは、3次試験までこぎ着けなければあとがないので、術師であることが周囲にばれても構わず、皆の目の前でスマホを操作し、図案を見せようとする。
アイリスのスマホを見たマッカートニー公爵は、先祖のコーイチ・マッカートニーのものだと気づく。もはやアイリスに勝てないネラやマリアンヌ、その他の令嬢たちは、アイリスに怒りを募らせる。
スマホを見せ、解説したアイリス。2週間後には合格者が発表されるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」53話のネタバレ
カマンディ侯爵家にて、マリアンヌと仲の良い令嬢達が集まっていた。
ボロボロ涙をこぼすマリアンヌを、ソリア2次試験合格したではないですかと、慰めるがかえって怒らせてしまう。
親のいないアイリスは同情され、マリアンヌは悪口を言われるようになった、私は何をしたのかと喚くマリアンヌ。
父が自分のために財力を使ったことの何が悪いのかと。
カマンディ侯爵が皇妃様と直接争い、おまけにレイセンとの取引で不利になったのは侯爵のせいだと噂がひろまっている。
娘のためなら帝国の未来などどうでもいいのかと、他の令嬢は呆れる。
しかも何もできてないのに3次試験まで上がったので、世間がマリアンヌに否定的なのは仕方なかった。
みんな私の父ほど援助してもらえないから劣等感を抱き、ひがんでいるのですというマリアンヌ。
もう何日も同じ事ばかり愚痴るので、取り巻きの令嬢たちも疲れていた。
そしてアイリスもソリア試験に合格したのだった。
一方、ダニーとリューは、アイリスのために電力石の取引を犠牲にしたことについて話していた。
タイミングが悪く、アイリスに少し聞かれてしまう。
アイリスは、気づかないうちに私もカマンディ侯爵令嬢と同じになってしまったのですねと、涙ぐむ。
リューは、イアンはただ令嬢を助けたかっただけだと言うので、何を取引しやたのかと聞き返すアイリス。
バレンシア領とモーガン領でとれる全ての電力石の開発権だと言う。
全量だなんてとんでもないことだとアイリスは驚く。
レイセンの王と取引するには、マッカートニー公爵を通じて交渉しなければならないが、その肝となる電力石を全て使うなんて、王との交渉を放棄したも同然だ。
リザ皇妃は息子を皇太子にしようと企んでいる。
もしルイ皇子が皇帝になった場合、リザ皇妃はイアンを放っておかないだろう。
イアンの気持ちはわかったが、今度は自分が彼のために動かなければならないと考えるアイリス。
彼女は、約束を取り付け、マッカートニー公爵が滞在している邸宅へ向かった。
公爵の待つ部屋に通されると、使臣の一人ウルス伯爵が、二人はお似合いだと言い始めた。
だから急なアイリスの訪問にも応じたのだろう。
アイリスと公爵が結婚すれば、アイリスはレイセンの国籍を持つことになり、さらに術師を得ることができるからだ。
伯爵は、リザ皇妃が嫁としてアイリスを狙っていることを知っていたが、帝国との関係よりも術師の確保のほうがレイセンとしては重要だった。
アイリスは、ソリア2次試験で私が選ばれたのは、バレンシアガ公爵との取引だと知っていますと切り出す。
伯爵は、確かにそうではないと言い切れない、そもそも私たちは取引のために来ていると話す。
取引にしては一方に偏っているようですがと指摘すると、若い令嬢には理解できないかもしれないが、政治家にとって大事なのは母国の将来だと話す。
アイリスは、それはわかりますが、もっと良い提案がありますと言い、カイロを出した。
温かく移動式ストーブのようなそれに興味をもつ彼ら。
アイリスは、既に皇帝との取引でかなりの量の電力石を確保できているだろう、そこにさらにバレンシアガ公爵の分を上乗せする必要はあるのか、談話で何故新エネルギーを取り上げたのかと指摘するアイリス。
レイセンは帝国との取引で電力石を確保しているが、埋蔵量が危ういので、いつ供給されなくなるかわからなかった。
だからレイセンは、新しいエネルギーを開発しようとしていたのだ。
その方法が見つかれば、さらなる電力石の開発など不必要だ。
アイリスは、契約を白紙にするのではなく修正したいという。
新エネルギーの確保までバレンシアガ量の電力石をレイセンに優先的に流し、価格は取引時に調整し、代わりにカイロの流通権を差し上げます、これは非常に便利なものだから求める人が多いだろう、電力石の資金源になるはずだと提案する。
それでも納得しないので、カイロの単価をたった10キャスラではどうかと提案し、彼らを驚かせるのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」53話の感想
カマンディ侯爵が賄賂を送ったせいで、マリアンヌの評価がだだ下がりしてしまいました。マリアンヌは何の実績も残していないので、なおさらです。
ですが、アイリスもイアンが賄賂を送っていました。自分の頑張りは何だったのかと、アイリスはショックを受けた模様。
イアンの行き過ぎた思いが暴走したようですね。このままではいけないと、アイリスがマッカートニー公爵と直接交渉することに。
そこであのカイロが活躍しました。開発しておいて良かったですね。寒いレイセンならかなり重宝するのでは。このまま話がまとまると良いですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに