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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、エステルが実母の葬儀を執り行ったという話は、瞬く間に広まった。すると、レイモンド侯爵家から、エステルの訪問を急かす手紙が届いた。
レイモンド侯爵邸までは10日間の道のりになる。エステルはエメルに護衛を頼むも、彼はそもそもレイモンド侯爵家に行くことを反対していたので、エレンとロイを連れていくことにする。
さらにエメルの頭の中はステファニーで一杯なのだと勘違いして、腹を立てるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」80話のネタバレ
一週間後、エステルはエメルと仲直りしないまま、馬車でレイモンド侯爵家へ向かった。
付き人はアン、護衛騎士はロイとエレンを連れていくことにした。
エメルがあのように猛烈に怒ったのは初めて見たので、エメルと侯爵家の間で何かあったのかもしれないと思うエステル。
エメル卿のことで心配があるのか、エメル卿は常にお嬢様を慕っているから大丈夫だと、察したアンに励ましてもらうエステル。
そうして大雨の中、エステルはレイモンド侯爵家に到着した。
エステルはレイモンド侯爵夫人に挨拶するが、移動のためシンプルな服装のエステルに対抗したかったのか、夫人は昼にも関わらず夜会用の派手な格好をしていた。
青鹿の部屋で宝石で遊んでいたエステルにとっては、別に羨ましくもなんともない。
夫人はアンに気づくと、イリアルを連れてきたのかと汚らわしそうに言う。
エステルは、アンは自分の魔道士でいつも一緒にいるのだと説明すると、夫人はプッとバカにしたように笑った。
エステルは、驚くような贈り物は何かと話を切り出すと、夫人はそう焦らず、まずは若い人同士でお話でもしたらどうかと言い、自分の息子レットを呼んだ。
エメルにそっくりで優しそうな青年だ。
エステルと年が近いので、話が合うだろうと言うが、彼は20代後半に見える。
まるでお見合いでもさせるつもりなのか、夫人は2人を残し部屋を出る。
レットは母の強引さを謝り、結婚を迫るつもりはないので、母の監視から逃れたいから、少しだけこの部屋に留まって欲しいと話す。
だがエステルは、ここでする会話が母君の耳に入るようになっているのではと指摘すると、彼はうろたえる。
エステルは、話すこともないなら馬車移動で疲れているので、休んでも良いかと言う。
彼は、もちろんですお部屋に案内しますと言うが、ここに滞在している間会うことはできないかと聞いてくる。
理由はとエステルが聞くと、母よりは自分が相手になったほうが話しやすいと思いまして、本当です、信じてくださいと言う。
エステルは彼が妙にエメルに似ていることに気づき、いいでしょうと返事をした。
その後、用意された部屋にいくエステル。
ロイとエメルに、令息はどうだったかと聞かれ、悪くはなかったと答えるエステル。
エメルに似ているとエステルが言うと、ロイとエレンは顔を見合わせる。
エステルは、カスティージョと結婚したいとは思わなかったと言うと、お嬢様は混ざってますからというロイ。
エレンはロイを黙らせ、カスティージョ家は代々跡継ぎが1人だけだから、お嬢様は婿養子をもらわないといけない、だがレイモンド侯爵家がそれを許すわけがないという。
エステルは兄もいるからそれには当てはまらないと言うと、ロイが、お嬢様は混ざっているからですと答える。
レイモンド侯爵家は、魔族の血であるカスティージョに対する嫌悪が深いわりには、自分との結婚は良いのかとエステルが不思議がっていると、ロイはまたも、お嬢様は混ざっているからですと答えるのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」80話の感想
レイモンド侯爵家についたエステルですが、やはり歓迎はされていないようですね。見下しているようなので、利用するために呼んだのでしょう。
そこでレイモンド家の令息が登場するのですが、エメルにそっくりでしたね。髪色も瞳の色も同じだったので、兄弟なのでしょう。エレンとロイの様子からみても、エメルがこの家出身なのは間違いないようです。
エメルはきっとネチネチしたこの家に嫌気がさして家を出ていき、レットだけが残ったようですね。
レットはエメルの顔をしていて、優しそうに見えますが、信用できるかどうか怪しい人物です。婦人もあの様子ですので、レイモンド侯爵家とは深く関わらない方がいいでしょうね。
さっさと用事を済ませて帰りたいところですが、レットと婚約させようとしたいのか、母のことだけでなく厄介な問題で長引きそうですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに