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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション＆転生＆ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga （ 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 ）
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漫画「帰還者の魔法は特別です」７３話のネタバレ
プラムは、デジールがロマンティカのように魔法の発動が早くないことを考え、デジールの死角に回りこむように走り始めた。
魔法の演算速度より、プラムの方が速いからだ。
これではいつ攻撃されるかわからず、下手に魔法を使えないのだ。
だが別にデジールは、発動の速い魔法が使えないわけではないと、ファイヤーボールを放った。
プラムはそこまでは予想していて、姿勢を低くすることでファイヤーボールを床に当てさせて、床のタイルを激しく巻き上げる。
これで視界を遮り、かく乱する作戦だ。
そして一瞬で間を詰めるプラム。
デジールに木剣の先を向け、これで勝利ですと叫んだ。
デジールの過去では、突然ドネーフ・アスランが対決しろと言い、意気揚々とデジールに殴りかかってきたことがあった。
慌てて避けたデジールに、やはり逃げ足は速いなと笑うドネーフ。
デジールは、ドネーフのパンチを避けなければあの世行きだ、俺は弱いんだと、大騒ぎだ。
すると、そうだデジールお前は弱い、呪術のことはわからないが弱い、だから戦うのだ、とフルパワーで話し始めた。
だから何と、勢いに怯えるデジールに、途方もないすごい敵と戦って生き残った、お前は強くなれる人間だ、だが弱い、だから俺と戦え、対決すれば俺のように強くなれるぞと言い、指をボキボキ鳴らす。
死んでしまうからと焦るデジール。
そんな過去のおかげで、デジールは成長し、弱い自分がどう戦うべきかを習得していた。
アスラン式武術だ。
デジールは体を回転させ、手のひらでプラムの木剣を跳ね上げた。
木剣が吹っ飛び、驚くプラム。
一体何が起きたのか。
すぐ木剣を拾い、プラムはもう一度突進する。
デジールはギリギリでそれを躱すと、プラムの腕を掴み、床に引き倒した。
ごめん、力が強すぎたと、慌てて離れるデジール。
プラムは理解できていない。
どういうことなのですかとプラムに聞かれ、相手の攻撃をそのまま流すような技だと説明するデジール。
ケイラフもデジールの腕前に感心し、次は俺の番だなとデジールに対決を申し込む。
慌てるデジールに、審判は僕がやりますねというプラムなのだった。
それから訓練が続いて数日後。
ロマンティカはふくれっつらで、キャリーケースを引きずっていた。
デジール達が見送りに来て、この一週間ご苦労様、後で合流するから待っていて、電車に遅れるから早く行ってと声をかける。
遅れたらただじゃな済まないからねと、ロマンティカは怒鳴って出発する。
こうしてヘブリオン学園の夏休みがスタートした。
数日後、ヘブリオン学園駅。
ロマンティカ以外のデジールパーティは、わくわくしながらロマンティカがいる、フリレチア王国へと出発するのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」７３話の感想
デジールとプラムの対決がメインのお話でしたね。まさかの体術でデジールが勝利しました。
そもそもデジールは、最後まで生き残ったメンバーなので、ランクが低くてもそれなりに強いのだと思います。筋力特化しているようなドネーフには敵わないにしても、各戦闘を切り抜けていく、筋力やセンスがあるのでしょうね。
魔法や知略だけでなく、格闘もできるデジールに、プラムは目をキラキラさせていましたね。このままならデジールを崇拝しそうな勢いです。
そんな訓練をしながら、一週間経ち、ようやく彼らは夏休みになりました。ロマンティカはブスっとしていましたが、訓練量が２倍になったせいでしょう･･･
でも故郷に仲間が来てくれるので、楽しい夏休みになりそうですね。
まとめ
・デジールは過去で、エステバンの王ドネーフ・アスランに鍛えてもらっていた
・デジールとプラムの対決は、経験の差により、デジールが勝つ
・ついにへブリオン学園の夏休みが始まり、ロマンティカは故郷へ、デジール達も遅れて出発する
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに