漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「異世界剣王生存記」原題・이계 검왕 생존기
適合者として勝手に選出され、生存率5%未満の疑似世界に放り込まれたニート主人公・柳田光輝。そこで戦い続けLV.5になれば、セルハラトナのメイン世界に行けるはずだったが、彼のガイドだけ壊れていたので、22年間もその世界に閉じ込められることになる。22年間もの闘いの日々は、彼に史上最強の力を与えたが、バグのためLv.5表示は変わらず。そんな彼が大剣1本で異世界を闊歩する、ファンタジー漫画です。
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漫画「異世界剣王生存記」28話のネタバレ
クレタバレーダンジョン内部。
槍使いブレッドとハンマー使いマーチンの青年二人が、競うように蜘蛛モンスターを狩っていた。
一度治療しに戻ろうとするが、仲間のエルザとポエルの姉妹二人が蜘蛛の巣に捕まっていた。
蜘蛛が姉妹に襲いかかるので、ブレッドが助けようとするが、蜘蛛の攻撃を受けてしまう。
その蜘蛛は先程の敵より大きいタランチュラナイツだった。
いつの間にか奥深くまで来てしまったようだ。
バフ無しでは倒すことが難しい。
逃げようにも逃げられない、彼らがそう考えていると、洞窟の奥からフリージングの魔法の冷気が漂ってきて、蜘蛛たちの動きを止めた。
蜘蛛は死んだのかと話していると、気絶しているだけだと言い、火炎魔術師アーティスと、バルタラ戦士のフェラード(光輝)が現れた。
アーティスは、お節介かもしれないが、モンスターは私たちに任せて、女性たちを解放してあげてくださいと話す。
その後、マーチンたちはアーティスらに同行し、道案内をする。
炎魔法だけでなく冷気魔法も扱えるイケメンのアーティスに、女性達はときめく。
彼女らは霊術師なのだそうだ。
マーチンは、よければ一緒に行動しないかと誘うが、光輝は拒否。
エルザ達が、自分たちはダンジョンに詳しいのにと言うと、アーティスがフェラードについて、修行の邪魔になるからと他人が同行するのをいつも断るのですと説明する。
エルザとポエルが、チームワークも大事です、アーティスと打ち上げをしたり、休みの日は作戦会議を兼ねて一緒にお茶をと話すので、そそられそうになる光輝。
その姿を呆れた顔で見るアーティス。
そもそもアーティスらは他パーティーと一度共闘することを計画していた。
魔力測定を受けなかった光輝は、実績だけをあげても実力を疑われるので、敢えて他パーティーと共闘し、その圧倒的な実力を見せつけようとしていた。
アーティスがこれまで人間を観察してきた結果、大事なのは噂とイメージだと気づいたという。
実戦を見せることで、光輝に対する確信と伝説が広まり、女神への道が見つかるかもしれないと。
しかしながら神秘的な面も必要なので、各パーティーでの共闘は一度だけにしなくては、うまくいくのかと光輝が言うと、アーティスは、必ずクレタ一のハンターにしてやるから私を信じろと言うのだった。
アーティスの言うことは正しい。
だが俺だけ女性に持てないことを理解していなかっただろうと、エルザやポエルにチヤホヤされるアーティスをジト目で睨む光輝。
するとブレッドが、ハンターとは常に自分の限界を乗り越え、モンスターと戦い続けなければならないのだと言い始めた。
彼も共闘が嫌なようだ。
なぜならアーティスがチヤホヤされているからだ。
するとブレッドの前に光輝が立ちはだかったので、ちょっと仲間をけなしただけでバルタラ戦士がしゃしゃり出るのかと、ブレッドは文句を言う。
だが違った。
巨大な蜘蛛の産卵場に到着したのだ。
アーティスが、このエリアをクリアするとダンジョンが閉じてしまうのかと聞くと、マーチンはそれはないと答える。
クレタダンジョンというのは、クレタバレーに密集しているダンジョンの通称で、ここ以外にも多数のダンジョンがあるのだという。
産卵場の中央には、アーティファクトが台座の上で光っていた。
つまりここはダンジョンのボスが現れるのだ。
アーティファクトの上に、蜘蛛が糸でぶらさがっていた。
マーチンは光輝に、あのボスは遠距離から毒で要撃するタイプだ、一緒に近距離で足を攻撃するよう話す。
ブレッドには、アーティスと一緒に後方から支援してほしいという。
だがブレッドは言うことを聞かず、いきなり突進した。
慌ててそれについていくマーティン。
残されたアーティスが、嫌な予感がする、ついていかなくていいのか、と光輝に尋ねると、光輝はもう少し様子をみようと答える。
ブレッド達の接近に気づいた蜘蛛が毒液を吐くが、エルザとポエルが彼らのためにバフと障壁を召喚したので、彼らはさっと避けた。
支援のタイミングがばっちりだと感心するアーティス。
ブレッドらは蜘蛛の隙をつき、蜘蛛を倒す。
雄叫びをあげるブレッド。
光輝は、ダンジョンボスのわりにはレベルが低くないかと言う。
ブレッドは、記念すべき初のダンジョンクリアだ、このまま4大禁域まで行こう、最上級ハンターになろうぜと言い、拳をマーティンに向ける。
だがそこにマーチンはいなかった。
すると彼らが柱だと思っていたものが動き出す。
部屋全体に立っていた柱のようなものは、本当のダンジョンボスの脚だったのだ。
彼らが見上げるとそこには、とんでもないサイズの蜘蛛がいた。
Lv.50のダンジョンボス・タランチュラクイーンが現れたのだった。
漫画「異世界剣王生存記」28話の感想
アーティスは光輝のために、色々考えてくれましたね。結構うまくいきそうです。
ただ、実力を発揮するには大物のダンジョンボスが現れてしまいましたね。光輝は楽勝でしょうが、アーティスよりもレベルの高いボスなので、光輝の異次元さが目立ってしまいます。
また、マーチンがいきなり消えてましたが、彼の後方の卵が割れていたので、そこまで蹴飛ばされたということでしょうか。無事だといいですね。
今回は、ブレッドとマーチンという、新しいキャラクターが登場しました。この漫画は、サブキャラでも結構キャラが立っているので面白いですよね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに