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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」62話のネタバレ
そろそろ起きたかと、カナリアがセザールの部屋を見に行くと、セザールはリカルドの胸ぐらを掴んでいた。
カナリアは、酔っ払って夜中に街中を走り回ったセザールの面倒を見てくれたのがリカルドなのだと言い、彼にやめるよう話す。
昨晩の痴態を思い出したセザールは呆然とする。
セザールはリカルドに謝罪する。
リカルドは明るく応じ、ついでにカナリアの美貌を褒める。
久しぶりにゆったりとした時間を過ごしたカナリアとセザールは、午後になるとフランシスに会い、伯爵令嬢と会う計画について話した。
残った時間は、子供の頃のように、町を散策することに。
だが普段とは違い移動量が多かったため、カナリアはバテてしまった。
セザールがおんぶをするというので、カナリアは最初は断ったものの、頑なな彼に根負けし、結局おんぶしてもらうことに。
セザールの頼もしい背中に、幸せを感じるカナリア。
伯爵令嬢の婚礼の日まで何日か余裕があったので、カナリア達は数日間このようにゆったりとした時間を過ごした。
そしてリカルドを手伝う当日。
伯爵令嬢の馬車が通る予定の道で、セザールとリカルドは草陰に隠れる。
カナリアは道の反対側に待機する。
待機中、リカルドはセザールに、仲が悪く見えないのに何故夫婦で部屋を別にとったのかと尋ねる。
セザールは、実は政略結婚をした仲なので、メイが自分と同じ気持ちになるまで待っているのだと答える。
キスもしたことがないのかと聞かれ、唇が触れたことはあるというセザール。
だがリカルドに、舌が絡まるキスのことを言われ、顔真っ赤にしてまだだと動揺する。
リカルドは彼をすごく純情な奴だと思う。
セザールは、自分も聞きたいことが有る、お前と話しているときメイはよく笑うが、自分の時はそううまくいかない、彼女を喜ばせる会話の秘訣は何なのだと、リカルドに聞く。
リカルドは、お前の原因は恥ずかしがりやなところだと思う、感情をあまり表に出さないのが原因だろう、カワイイや好きだという言葉をもっと表に出したほうが良いとアドバイスする。
それなら俺もしたことが有ると言うセザールは、以前南部地方に住むヒキガエルの色に瞳が似ていると褒めたら、すごく嫌がったのだ、本当に綺麗な色だったのにどうしてなのかさっぱりわからないと話す。
セザールが根本から間違っていることに衝撃を受けるリカルド。
反対側にいたカナリアは、二人が熱心に話しているので、何をそう話しているのかと不思議に思う。
すると伯爵令嬢を乗せた馬車がやってきた。
覆面姿のセザールとリカルドが馬車の前に飛び出し、金持ちが乗っていそうな馬車だな、中の物を全部出せと言い、盗賊の真似をする。
馬車を護衛する騎士が大勢現れたが、セザールとリカルドの二人で対応する。
その様子を不安そうに見つめる、馬車の中の伯爵令嬢。
カナリアが馬車の扉を開け、助けにきました、これを見てくださいと言い、あるネックレスを見せる。
それは伯爵令嬢がフランシスに贈ったものだった。
カナリアは、フランシスが彼女に会いたがっていることを話し、彼女を連れ出す。
無事再会する二人。
セザールは、気絶させた護衛達を見張り、リカルドは様子を見に来た。
幸せそうなフランシスと令嬢を見たカナリアは、あのまま逃げることもできるだろうにと呟くと、生きてきた世界が違うから、そのまま一緒になってもお互い不幸になることを知っているのだろうとリカルドは話す。
カナリアは、人間は皆同じなのに、身分のせいで愛し合うこともできないなんて不公平な世の中だと言う。
リカルドは、自分も同意見だ、身分で人を区別し、制限を与えることは果たして正しいのだろうかと言う。
この時代にも階級制度に疑問を持つ人がいるのかと思うカナリア。
さらにリカルドは、この国も貴族は身分や地位にこだわりすぎだ、領地や勢力を維持するために悪事を働く貴族もいると話す。
そして君に聞きたいことがある、間違った方法で得た富と勢力で育った貴族の一員は、どのように世の中に償えばいいのだろうかと、リカルドはカナリアに問うのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」62話の感想
前回、リカルドの添い寝でセザールはかなり驚いていましたね。そもそもどうして二人一緒に並んでベッドに入ったのか(笑)
セザールは猛毒にも耐えられるくせに、アルコールだけは弱いみたいです。もう二度と飲み比べはしないほうが良いですね。リカルドも酔っ払いの相手は大変だったでしょう。
さてそのリカルドですが、カナリアへの台詞を見るかぎり、どうやらそこそこの身分のようですね。そして、馬車を襲撃したときも、いくらセザールが帝国最強とはいえ、リカルド本人もそれなりに戦えなければ無理な計画だったはず。
剣術に長け、長年ファーンハム領地であるあの町に住んでいる貴族のリカルド。ファーンハム家は武人の一族ということから、リカルドはファーンハム一族のようです。
そう考えると、リカルドは厄介な相手でしたね。だからオスカーのことを知っていると答えたのでしょう。彼は、セザールやカナリアの正体に気づいていたでしょうか。
カナリアの顔は広く知られているわけではないと思いますが、セザールは違います。帝国の皇子なので、貴族であれば皆知っているでしょう。
誤った方法で富と力を得たと言っていましたが、ファーンハム家は何をしたというのでしょう。このように一族のあり方に疑問を持つ彼なら、オスカーを調べていたことをジェラルドに内緒にしてくれるかもしれません。
とにかく重要人物なようなので、是非味方になってほしいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに