漫画「アデライド」78話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。

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前回のあらすじは、エリアスはルーカスの言葉からヒントを得て、レイパーニへ。

社交界を牛耳る貴婦人が利用するレイパーニなら、噂を容易に広めることができるので、そこで宝石をあしらった看板を作ることに。

たまたま店に来ていたルトビッヒは、ユリアにアピールしてもらうために、協力を申し出る。だが金銭的に求められたので、そそくさと店を出る。

そしてルトビッヒは、道端に落ちているオペラのチラシを見て、何か思いつくのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「アデライド」78話のネタバレ

レイパーニのショーウィンドウに、愛しています結婚してください、という看板が、沢山のジュエリーとともに飾られていた。

普段と違う光景に、貴婦人らは足をとめる。

そのジュエリーにはエリアス公爵閣下の名前が刻まれ、エリアス公爵閣下とボルボン伯爵令嬢の人形付きのオルゴールが飾られていることに気づく。

前日、エリアスはレイパーニの従業員に、一週間ショーウィンドウを借りたいと申し出た。

新商品を展示する場所なので、可能かどうかと戸惑う従業員。

エリアスは、新商品と一緒に飾れば良い、展示台に一緒に飾ればよく売れるからレイパーニにとっても損はないと言う。

それにこの提案を受ければ、普段よりも注目され、購買意欲をさらに引き立てるだろうと。

エリアスの読み通り、ショーウィンドウが気になった貴婦人たちが店内に入ってきた。

エリアス公爵閣下の名がついたので婦人たちの反応も良く、まだ店長の許可をとっていないが、この様子であれば新しい流行を生み出すことができるだろうと、従業員は満足そうだ。

この際、エリアス公爵一族のプロポーズセットという商品名をつけようと思いつく。

数日後のルッサント通り中央広場では、オステルン一の俳優たちが演じる、新しいオペラの話題でもちきりだった。

聖女に毒殺されかけ、心を痛め結婚を拒否するボルボン伯爵令嬢に、エリアス公爵閣下が心から愛していると言ってプロポーズする場面が最高だったと、令嬢達が興奮気味でお喋りしている。

馬車からその様子を見て、予想通り良い評判だ、あとでこの借りを返すよと、エリアスに言うアラン。

準備時間が無い中、気難しい俳優たちを説得してビチェルン帝国まで引っ張ってきたのはアランだ。

エリアスは、礼を言うものの、これを企画したのは殿下で、自分は全力で反対したのだという。

さらに、私と同じ立場ならこのようなオペラをやろうと思ったかと、アランに言うと、自分のことじゃないからこそ面白がってやったのだろうと、アランは笑う。

自分がレイパーニから殿下を追い出した仕返しをされたようだと言うエリアス。

アランは、これでエリアスは帝国中の男の敵になったなとからかう。

とはいえ、アンドレア卿の死刑と聖女失踪という良くない出来事から人々の注意を離す必要があるので、エリアスのプロポーズのような、別の話題にルトビッヒが力を入れる意味はあった。

アランが、まだルイの死体が見つかっていないのかと聞くと、エリアスは、もう何日も湖を捜索しているのが消えてしまったそうだ、何がなんだかわからないと答えた。

ルイが初めて現れた湖へ戻ったのか、あの独特な風貌と数多くの証言からみても、神秘的な現象でこの世界に来たのは間違いないだろうと言うアラン。

もしかしたら元の場所へ戻ったのかもしれないと予想する。

エリアスは、アランの言う通り他の場所へ行ったのなら、是非あの貪欲ぶりを抑えて欲しいものだと言う。

正直に言うと、あの女が何をしたかを考えれば、何一つ同情心などわかないと。

アランは、だがあの女のおかげで、愛してやまない女性に巡り合えたではないか、君がそのように誰かを愛するようになるとは思わなかったと話す。

エリアスは照れながら、アデルはそれだけの価値がある女性だからと言う。

そう考えるとこれらの状況に感謝しなければならない。

アランは、デレデレし始めたエリアスに、無事プロポーズが成功することを祈っていると言う。

エリアスはありがとうと言いつつ、また殿下がこのような注文をつけてきたら断ってくれと言うのだった。

一方アデルはリタから、市内ではエリアス公爵のプロポーズの話題で持ちきりだったと聞く。

閣下がレイパーニのショーウィンドウに宝石をあしらった愛の看板を出し、さらに二人のラブストーリーはオペラになっているのだと。

皆に知れ渡るようなプロポーズを匂わせたが、まさかオペラまで作るなんてと、アデルはとても驚いた。

リタは、帝国一の貴族はスケールが違いますねとはしゃぎ、すぐに帝都に向かうかと尋ねる。

だがアデルはすぐには動かず、二日後に行くからと言う。

こういうときこそ、ゆっくり動くのだ。

なんだかドキドキすると、アデルの胸は高鳴るのだった。

漫画「アデライド」78話の感想

ルトビッヒの思いつきにより、アランまで駆り出され、エリアスとアデルのオペラが始まりました。

帝国中の誰もが知るようなプロポーズを考えていたアデルとエリアスですが、さすがにオペラは予想外だったようです。エリアスはルトビッヒにやや呆れていましたが、効果は抜群でしょうね。

エリアスが用意したレイパーニの看板ですが、こちらも効果がかなりあるようです。

レイパーニはエリアス公爵のプロポーズセットとして、セット販売を考えつきました。これはとても売れそうですね。このセットでプロポーズして欲しい令嬢は大勢いるでしょう。オペラで有名になったからなおさらです。

だからエリアスはアランに、帝国の男の敵になったと言われてしまったのですね。

アデルはさらに焦らすようですが、ようやく彼女が望む形になってきましたね。プロポーズの場はどこで、どんな風に行われるか楽しみです。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: