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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」61話のネタバレ
運命の女性に会えたと思ったのに既婚者で、しかも聞きたいことがあるからと、振られたばかりなのに呼び止められるなんてと、一人嘆くリカルド。
なんかごめんなさいと謝るカナリア。
せめて友達になりたいと言うので、彼と友達になることに。
カナリアはメイ、セザールはシャンと名乗り、人探しをしていてこの町にきた、町の人から顔の広いあなたなら知っているかもと聞き、声をかけたのだと説明する。
確かに住民には詳しいと言うリカルドに、セザールは、オスカー・ハインデルという人物を知っているかと尋ねる。
リカルドは、よく知っていると答える。
カナリアが、知っていることを何でも教えてと頼むと、君たちが協力してくれるなら話すと言うリカルド。
リカルドの友人であるフランシスは平民だったが、伯爵令嬢と恋に落ちた。
だが身分の差を認めてもらえず、伯爵令嬢は他の貴族と結婚することになった。
リカルドはフランシスのため、結婚式の前に、最後に二人を会わせたいのだという。
それに協力してくれるなら、オスカーについて話すとのこと。
カナリアは協力すると答える。
どのように協力するかは、先ほどのシャン(セザール)剣捌きを見た所かなりの実力者のようだから、その力を貸して欲しいとのこと。
すると料理が運ばれてきたので、3人は親睦を深めるために飲み始めた。
リカルドは色々な人に声をかけられていた。
誰にでも気持ちよく対応するリカルドに、カナリアは感心する。
リカルドがカナリアにぐっと近づき、君のことを知りたいから故郷のことを教えてくれと言う。
カナリアが答えようとすると、セザールがリカルドの首根っこを掴み上げた。
イラっとしたリカルドは、酒で勝負しようと持ち掛け、セザールはそれを受ける。
セザールは負けず嫌いだった。
時間が経ちどんどんと酒の空き瓶が増え、カナリアは眠くなったので、自分の部屋に戻ることに。
セザールはお酒に強くなかったが、リカルドに勝ちたい一心で、顔を真っ赤にしながら無理して飲んでいた。
リカルドもそんなセザールを心配し始め、水でも飲めと、花の絵が描かれたコップを渡す。
花はこの地域特産の青いアリシアスだ。
カナリアがすごくきれいだと話していたことを思い出したセザールは、この花をどこで手に入れられるか教えろと言う。
夜中に探すのは無理があるというリカルド。
だがセザールは聞く耳持たず、花を探しに一人で店を飛び出た。
この酔っ払いがと、リカルドが慌てて追いかける羽目に。
翌朝。
目覚めたカナリアがセザールの部屋を訪れると、鍵がかかっておらず、ベッドでリカルドと仲良く並んで眠っていた。
セザールの手には、青いアリシアスが握られている。
私が話していたことを覚えていてくれたのかと、カナリアは嬉しくなる。
今日はどうせ暇だし、このままゆっくり眠らせてあげようと考える。
ここは皇宮とは違い、誰の目も気にせず自由に過ごせるので、こういう時間もたまにはいいなと思うカナリアなのだった。
その後、眠っているセザールは、隣で眠る人物が自分に腕をまわしてきたことに気づき、またカナリアのベッドで眠ってしまったのかと思う。
前回のように黙って逃げるのではなく、今回は落ち着いて対応しよう、俺たちは夫婦だしと思う彼。
そして愛しいカナリアを見ようと、目を開けると、そこにいたのは添い寝するリカルド。
セザールは、パニックになるのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」61話の感想
顔が一番広いと言っているだけあり、リカルドはオスカーのことを知っていまいしたね。
リカルドは手伝ってくれれば教えてくれると協力的でしたが、ファーンハム家の使用人を聞きまわっているカナリアとセザールを怪しむ人もいるのでは。大丈夫でしょうか。
セザールは酔って暴走しているし(笑)
リカルドのようにカナリアにアプローチしてくる男性は初めてではないでしょうか。もともと負けず嫌いなセザールですが、カナリアに手を出そうとするリカルドに、かなりの対抗心を抱いたようです。
セザールは、カナリアのベッドで一緒に寝てしまってパニックになったり、カナリアとオスカーの落ちた穴に後先考えず飛び込んだり、カナリアが絡むと結構抜けているところがありますよね。
それだけカナリアが大好きなセザール。早く二人が幸せな生活を送れるようになるといいですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに