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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品です。
毎週月曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、アナキンに抱き着いたネラ。皇室警備隊長のアナキンと親しく見せるためだ。アナキンからヴァレンシアガ公爵に繋がりたい貴族令嬢らは、ネラを優遇するように。
ネラはパーティー会場で、ウィンハイト公国の大公妃を見つけ、取り入ろうとか企む。また、ウィンハイト公国のオスカー大公とアイリスだけが、ルビーアイを持っていた。
夜、アイリスのもとに、グライフ家からの婚約申請書をもったハーガス子爵が現れた。過去よりも3年早い上、過去で自分を殺したハワードとどうしても結婚したくないアイリスは、返事を濁らせる。
するとハーガス子爵は、アイリスを見下し激しく罵った。親の名前まで出され、ついに堪忍袋の緒が切れたアイリスは、ハーガス子爵を予星館の地下に閉じ込めるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」48話のネタバレ
地下に乱暴に投げられるハーガス子爵。
一体何が起きたのかとパニックを起こすハーガス子爵。
だがまだアイリスが感情に流されただけの子供だと勘違いしている。
ハーガスは、今すぐ解放すれば通報はしないと叫ぶ。
相変わらず私の話を聞かないのですねと言うアイリス。
過去では、ネラは堂々とアイリスの夫であるハワードと腕を組みながら、邸宅内を歩いていた。
そんな横暴なネラをかばったのがハーガス子爵だ。
浮気をしたのはハワードなのに、アイリスの浮気のせいだと嘘の噂を流したのだ。
ハーガス子爵は、無能は罪だ、犠牲だと考えればいい、フォレスト家の主人にふさわしいのはネラ様なのだからと言い、泣きつくアイリスを見捨てたのだ。
自分のことしか考えず、恥や罪の意識を感じない人物だった、だから私も恥を捨てようととアイリスは思う。
アイリスは、仕方ない、舌を切ってしまいなさいと言う。
ハーガス子爵は怒鳴るが、アイリスの目が本気なことに気づき、青ざめる。
言い過ぎました謝罪します、先程の口論は使用人たちが見ていたから誤魔化すために私が必要なのではと言い、なんとかこの場を切り抜けようとするハーガス。
アイリスは、アナキンの騎士の短剣を引き抜くと、自身の手を深く斬りつける。
言い争いの果てに、激情したあなたが私を殺そうとしたが失敗した、だから地下に閉じ込められたと言い、設定を話すアイリス。
さようなら子爵、とアイリスはハーガスに別れを告げるのだった。
雨の中、一人で歩くアイリス。
始めから賢く反抗していれば、あそこまで老人をのさばらせることはなく、残りの人生を地下で送らせる必要はなかったかもしれない。
当然の報いだと思っていたが、気が重い、私は間違っているのだろうかと考えていた。
そこに、一人ぼっちですかと、声をかけられる。
一人ぼっちかい、と昔誰かに、同じように話しかけられたような気がする。
そこにいたのはイアンだった。
予星館で起きることは全て知っていますと言い、大丈夫ですかと、彼女の頬に触れる。
アイリスは、大丈夫かと思ったが駄目でした、どうしてこんなにつらいのか、と呟き、俯く。
イアンは彼女の顎を持ち上げ、俺は上手な慰め方がわからないと言い、アイリスにキスをした。
アイリスは涙をこぼしながら、彼にもたれる。
イアンは彼女を抱きしめ、大丈夫だとなだめる。
彼女は悲しそうな目でイアンを見つめながら、屋敷へ戻った。
イアンは昔、あの目を見たことがあった。
それは幼いアイリスが皇宮で家族とはぐれてしまったときだ。
イアンが泣いている彼女に気が付き、一人ぼっちかいと言い近づくと、潤んだ赤い瞳で彼を見るのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」48話の感想
ハーガス子爵は、その傲慢さから、超えてはいけないラインを超えてしまいました。
アイリスはあのように、屋敷獣の人間から見下され、搾取されて生きていたのですね。
過去の彼女は何もできず、ただ人生と命をすり減らして生きていました。でも今はきちんと報いを受けさせる程の、覚悟を持てるようになりました。あのまま子爵は始末されたのでしょうね。
でも自分がもう少し賢ければ、そもそもこんなことにならなかったのかもしれないと、アイリスは後悔します。
そこへイアンが現れ、彼女を慰めました。キスをしたところを見ると、彼女が自分に好意があることを自覚していたのでしょう。
なんのしがらみもなければ、二人はすぐに結ばれただろうに、もどかしいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに