漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「異世界剣王生存記」原題・이계 검왕 생존기
適合者として勝手に選出され、生存率5%未満の疑似世界に放り込まれたニート主人公・柳田光輝。
そこで戦い続けLV.5になれば、セルハラトナのメイン世界に行けるはずだったが、彼のガイドだけ壊れていたので、22年間もその世界に閉じ込められることになる。
22年間もの闘いの日々は、彼に史上最強の力を与えたが、バグのためLv.5表示は変わらず。そんな彼が大剣1本で異世界を闊歩する、ファンタジー漫画です。
漫画「異世界剣王生存記」19話のネタバレ
自分の身を呈して、エイリックを守ったアーティス。
体中に氷が刺さったアーティスは、その場に倒れるが、それでもエイリックの心配をする。
ドラゴンは丈夫だと言うアーティスだが、出血が多くポーションでも回復しきれるかわからない。
リッチを倒すにしても、自分の正体がばれないようにアーティスの気絶を待っていられるような状態ではなかった。
戦って異世界人だとばれたらどうしようと悩むエイリックに、守ってやると約束したのにすまないと謝るアーティス。
約束したからと、アーティスは健気に耐えていたのだ。
リッチは水を差すように、強者が弱者を守ることが正義だと勘違いしているのか、そんなものは弱者が強者を利用するために作った幻想に過ぎないと言う。
その人間がお前の正体をバラさないという保証もない、その人間を殺せば我々の仲間にしてやると言い、氷の巨人・裁きの剣という魔法を展開する。
アーティスはなんとか立ち上がると、人間からすればお前も私もモンスターかもしれないが、人間らしく生きるのを諦めた結果がお前のように醜い姿ならば、人間らしく生きることを選ぶと言う。
トドメだ、と言い、リッチが巨大な剣の魔法を振り下ろす。
エイリックは笑いながら、俺なんかと約束したばっかりにツイてないなと言うと、人間らしく生きるのは容易くない、約束を守るのも難しいなと言い、アーティスも笑みを浮かべる。
するとエイリックが突然、剣に向かって走り始めた。
俺も人間らしく生きようと思うと言い、高く跳躍する。
Lv.5の分際で何ができると言うリッチ。
エイリックはホリゾンタルの一撃を食らわせ、リッチもろとも大剣を破壊する。
あまりの威力に障壁も崩壊。
たった一振りで破壊できたのかと、アーティスは呆然とする。
測定石ではLv.5だったのに、どういうことなのかと騒ぐアーティス。
正体を隠しているのはお互い様だと笑うエイリック。
バラバラになったリッチだが死んではおらず、インテングル・オブ・ゲヘナという触手の召喚魔法を使う。
この触手は獲物のエネルギーを吸収し強くなる上に、たとえ捕らえたものが発動した本人だとしても、獲物が死ぬまで絶対に離さないと説明するリッチ。
バラバラになったはずのリッチの体は、いつの間にか組み上がっていた。
リッチの体はマナで成り立っているので、一般的な物理攻撃だけでは破壊できないのだ。
彼らを実験素材にするつもりのリッチは、貴様がどうしてlv.5のフリをしているのか話さなければ、もがき苦しむことになると脅す。
だがエイリックは、触手をあっという間に引きちぎった。
あまりのことに、恐怖を感じるリッチ。
エイリックはリッチに、どうしてお前は俺のレベルがわかったのか質問に答えろと言い、大剣を振り上げるのだった。
漫画「異世界剣王生存記」19話の感想&解説
少し前に連載スタートした、異世界剣王生存記。とても面白くて、お気に入りの作品です。
ギャグ要素が多いので、うまく文にできるか迷ったのですが、大好きな作品なので興味のない人にも知ってもらえたらと思い、まとめてみることにしました。途中からですが、少しずつまとめていこうと思っています。
この漫画は、ニートの主人公が突然候補者として召喚されるところから始まります。候補者は以下のことをこなさなければ、地球に戻れません。
・ロックマウンテンエリアにて、セルハラトナに適応できるようLV.5まで成長するソロプレイ。
・セルハラトナのメインエリアでは他の適合者協力し、困難を乗り越えるパーティープレイ。
・LV.20に到達したらラトナ大陸に移動し、6人いる女神のうち一人を殺す実践。
・女神を殺すことができたら、不老不死&能力を維持したまま地球に帰還&3つの願いを叶えられる権利を獲得できる。
それなのに、主人公は初っ端でバグったガイドを注入され、どんなに頑張っても初期のエリアから抜け出すことができなくなってしまいます。
あとでバグに気づいた召喚主が、上司に怒られるからと、彼を無理矢理ラトナ大陸へ転送します。主人公がバグでLv.5表記のままなので、Lv.20からのラトナ大陸では生き残れないと踏んだからです。
やっと新しい世界、他人とコミュニケーションがとれる世界にこれた彼。先ずはハンターになるのですが、この世界でもバグったままなので、レベル測定しても5のまま。でもそのおかげで、ラトナ人が恐れる異世界人ではないと判断され、ハンターとして受け入れられます。lv.5なので主な仕事は荷物持ちですが。
このようにLv.5バグのせいで、なんとなくこのラトナ大陸を渡り歩くことができるエイリック。本当は違うのに、このlv.5縛りが面白すぎます。
さて長くなりましたが、今回の感想ですが、物理攻撃が効かないはずのリッチを破壊できるエイリック。あいかわらずとんでもない豪腕ですね。
アーティスがただひたすらに約束を守ろうとしたのが、彼の心を動かしたキッカケでしたね。エイリックは自分のことしか考えてなかったのに、アーティスは違いました。
一度エイリックが戦う気になったのであれば、もう誰も彼を止めることはできません。元ニートとは思えない肉体で、全てを一刀両断します。そりゃアーティスも固まりますよね。あの筋肉にはそれなりの意味があったのです(笑)
リッチがエイリックのレベルを連呼していましたが、リッチも元異世界人なのでしょうか。どうしてあのようにモンスター化したのか気になりますね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに