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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。
前回のあらすじは、遼河は黄金宮殿に、リストに載っていたパンドラの本部・各支部の議員を召喚し、閉じ込める。その中にはリチャードもいた。
ネロの迷路にアイリーンの破産の力を加えた災厄の迷路を用意し、ここから出たくば迷路を抜けるしかないと脅す遼河。
死にたくない議員達は、大金を支払うか情報を渡すことで脱出しようと試みる。やがてそれは仲間内の不正をばらし合う状態になり、遼河はそれを動画に収め、黙って立ち去る。
議員たちは誰一人助け出してもらうことなく、ネロによって災厄の迷路へと押し込まれるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「盗掘王」85話のネタバレ
パンドラの議員が互いの不正を告発し合う動画は、SNSに投稿され、大きな話題となった。
墓で撮影されたようなので真偽を疑う声も多かったが、その不正が1つ1つ真実だと判明するたびに、パンドラを批判する声へと変わっていった。
そんなニュースを聞き、突然何が起こったのかとジョージが不思議に思っていると、遼河から電話がかかってきた。
どうやったのかと遼河に聞くジョージ。
遼河が、200以上の議席が空いたぞというので、まだ俺にパンドラ議員になれというのか、だが遺物と関わりたくないのだと答える。
そこで遼河は、ある動画を送信する。
その動画は、先程のパンドラ議員の不正告発動画の一部なのだが、ホルトン夫妻の病気はオースティン・ロックフェラー一味が仕組んだことだとバラす内容だった。
それ聞き激怒するアイリーンをなだめる遼河、そこで映像が終わっていた。
遼河はまたジョージに電話をかけ直し、これはネットに公開せずカットしておいた映像だ、ロックフェラーはまだパンドラに残っていると教える。
ロックフェラーより悪い奴らはまだいる、このまま奴らを野放しにしていていいのかと言う。
自分が遭遇した奴らは処理してきたが、俺は墓攻略もあるから忙しい、だから内部で情報を操る人間がいれば助かると言うと、ジョージはパンドラに入ることを承諾した。
その代わり、この情報を話した奴の名前を教えろと言うので、死の迷路に放り込んでおいたと話す遼河。
パンドラに入る際には、信頼できる人間を何人か連れて行ったほうが良いとアドバイスし、遼河は電話を切る。
これでパンドラ内部にスパイができた。
そうして遼河が自宅に戻ると、様子のおかしいアイリーンを柳が必死に押さえていた。
リスクが発生したようだ。
遼河の声に反応し、アイリーンは遼河に飛びつく。
そのまま遼河の首に吸い付くと、アイリーンは落ち着き、眠り始めた。
その後、柳と遼河は外を歩いていた。
柳は、アイリーンが遼河に夢中なので羨ましいと言う。
遼河は、リスクのせいであのようになっているだけ、遺物は主人の理性を失わせ、正気に戻った時に困る姿を見せて楽しんでいるのだと言い、遺物にイラつく。
でもアイリーンさんは団長だけに反応する、さっきも団長を探しにいくと止まらなかったのだと、柳は話す。
ただ理性を失っただけではそうはならないのではと柳が言うと、なるほど、潜在している欲望を増幅しただけかもしれないなと、納得する遼河。
柳は、そもそもの好意がなければ増幅しようもないと言うので、遼河は、アイリーンがただの痴女ではなく、自分を好いていたのかとようやく理解する。
見境なしに襲いかかるわけではないから良いかと思う遼河。
柳はいつ付き合うのかと聞くので、くだらない質問はするなと突っぱねる。
彼らが向かった先は、健の家。
遼河は、水道管に貼り付いた遺物を取り除く。
これで水道水が使えるようになったと喜ぶ健の妻・知子。
遼河は取り除いたC級遺物・投金灘に投げ捨てた兄弟の金塊をもらう。
この遺物は付着したところに黄金を発生させるものだが、等級が低いので純度は低いと思われる。
遼河が買い取ろうと申し出るが、知子は断る。
遼河が、自分が送金したお金を使わず何故ローンを組んだのかと聞くと、遼河が海外であくせく働いて得たお金だから、いずれ遼河の結婚資金として渡そうと思い、1円も使わず貯めておいたとのこと。
だが遼河は、自分はかなり稼いでいるからと言い、1千万円送金し、知子はその額に驚く。
その後、帰ってきた健と一緒に夕飯をいただき、遼河は夜遅くに自宅に戻った。
自分の部屋に入ると、何故か布団がこんもりと膨れている。
荒縄が入っているのかと思い、さっさと出るように指示するが、出てこないので布団をめくる。
なんとそこにいたのは、スヤスヤ眠るアイリーンなのだった。
漫画「盗掘王」85話の感想
ホルトン夫妻を遺物症候群という病気にしたのが誰か、ジョージが知る所となりました。オースティンはさらに追い詰められそうですね。
遼河はこれで、パンドラを弱体化させた上に、内部にツテができたのでかなりの収穫です。
パンドラはここから人から搾取するだけの機関ではなく、一般人を守る機関へと変わって欲しいですね。先ずはロックフェラーを追い出すか、没落させることが必要なようです。
今回アイリーンの力をかなり使ったので、遼河が心配していたリスクが発生していまいました。ただの痴女だと思っていた遼河ですが、自分を好いていてくれたからだとようやく気づきました。
そしてとうとうアイリーンは遼河のベッドに潜り込んでいました。遼河はアイリーンに対し、特別な感情を持つ表現は今までありませんでしたが、どう対応するのでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに