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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、アレンディスは欲に目がくらみ、貴族派と手を組んだことを悔やむ。アリスティアを危険に晒した上に、もう守ることはできないと、皇帝に全てを打ち明ける。
アレンディスの処遇はルブリスに委ねられ、職位剥奪と貴族派に嘘の情報を流すこと、さらにルア王国への使節団として数ヶ月帝国を離れることを命じられる。
アレンディスは出発の日に、自身の剣をカルセインに託し、アリスティアには、たとえ同じ気持ちになれなくてもずっと大切な人だと言い残す。
ゼナ公爵は、使い捨ての駒が余計なことをしてくれたと、アレンディスに苛立つのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」最新話109話のネタバレ
ゼナ公爵は、少し狂ったが当初の予定通り、皇太子を我々の傀儡にすると話す。
一方、アリスティア。
アレンが出発した翌日、彼から手紙と籠に入った贈り物が届いた。
こっそり騎士団にその子を連れてきたのはいいが、少し目を話した隙にいなくなってしまったのだ。
カルセインが撫でようとしたら逃げ出してしまったとのこと。
アリスティアとカルセイン、ディロン卿とリアン卿で周辺を探す。
怖がって茂みの中に隠れているかもしれないと、庭園を探すアリスティア。
すると皇帝の怒鳴る声が聞こえてきた。
一体どういうつもりだ、敵に弱点を見せてはいけない、朕が暑さでくたばるというのかと、ルブリスに声を荒げる皇帝。
ルブリスは冷静に、今年の夏は異様に暑いから、先代皇帝と同じように夏の別宮で休まれてはと提案する。
ルブリスの話に聞く耳もたず、彼を叱りつける皇帝。
アリスティアは、今のが父子の会話なのか、まるで君臣のようだ、思えば昔から陛下が優しく接したのを見たことが無いと思う。
見なかったことにして、こっそりその場を去ろうとするが、ガサっと音を立ててしまい、ルブリスにバレる。
会話を聞いたのかと聞かれ、誤魔化そうとするも、嘘が下手でそれもバレる。
だがルブリスは優しい反応だ。
探しものをしていたと説明する彼女に、このようなところで一体何を探していたのか、まるで茂みに隠れた子猫のようだと、ルブリスは言い、彼女の髪についた葉っぱをとる。
そのような優しい素振りから、彼女は一瞬幼い頃を思い出しそうになり、彼をじーっと見つめる。
アリスティアは、夏の別宮は冷気魔法がかかっている場所ですかと尋ねる。
千年ほど前は、魔法も神聖力も普通に使われていた。
今では滅多にお目にかかれないため、その存在を疑う学者も多いが、帝国にはまだ3つの魔法を受け継いでいる。
1つはモニーク家の血をもって皇室と結びつける言約の魔法、そして2つ目は夏の別宮にあるものだ。
第11代カスティーナ皇帝は、愛してやまない皇妃のために、魔法使いに頼み、皇宮を夏の暑さから守るようにした。
魔法使いは日差しを遮るために、大きな木で宮を覆った。
しかし皇帝と魔法使いの関係に亀裂が生じ、魔法使いは皇宮を出てしまったので、夏には涼しいが冬には寒すぎて越冬できないような宮が残ったのだ。
そうして皇帝は首都を変え、皇宮を移した。
残された宮は歴代皇帝の避暑地として使われるようになったとのこと。
ルブリスは、父上はまだ一度も夏の別宮に行ったことがない、帝国の混乱を鎮めこれまでやってきたので、今更弱い姿を見せたくないようなのだと説明する。
だがこのまま皇宮に留まっても体に悪いので、アリスティアは、殿下が一緒に行かれてはと提案する。
ルブリスが、いや僕は、と答えようとした瞬間、見つからないと喚きながらカルセインが現れた。
久しぶりだな、怪我の具合はどうだと聞くルブリス。
カルセインは、殿下が送ってくれた大神官のおかげで良くなりましたと話す。
そして、探し物があるのでモニーク侯爵令嬢を連れていきますと言い、カルセインはアリスティアの腕を引っ張る。
殿下に無礼だ、どういうつもりなのと言う彼女に、お前にしか懐かない子猫なんだから、お前が探さなくてどうすると言うカルセイン。
するとそのやり取りが聞こえたルブリスは、探しているのは子猫だったか、先程僕の執務室に銀色の猫が飛び込んできたのだが、飼い主は君だったのかと言う。
ルブリスの執務室に行くと、ルナというその子猫は、クッションの上で丸まって寝ていた。
ハレンは、首輪がついていたから誰かの飼い猫だとは思いましたと言う。
保護してくれた礼を言うアリスティア。
苛立ったカルセインが猫の首をつまみ、持ち上げたので、顔面を思いっきり引っかかれる。
カルセインを威嚇するルナ。
猫がアリスティアによく似ていると思ったルブリスは微笑む。
そして猫を優しく抱き上げると、彼女に渡した。
夏の別宮は涼しくて静かなところだから、過ごしやすいはず、だから心配することはないと言うルブリス。
返事はしたものの、ルブリスの言葉の意味がわからない彼女。
後日ルブリスは、陛下のための警備を、建物内は近衛隊と専属騎士、外は第一騎士団13部隊を指名するのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話109話の感想
アレンディスは、アリスティアにそっくりだと思ったのか、子猫を贈りました。思いもよらぬプレゼントでしたね。
その子猫ルナは、アリスティアとルブリスにしか懐かないようですね。カルセインが乱暴なだけかもしれませんが。ルブリスの執務室に逃げ込むあたりも、お決まりの展開という感じです。
ルブリスは、カルセイン率いる第一騎士団13部隊を、皇帝の宮の警備の外周を担当させました。てっきり夏の別宮の警備かと勘違いしてしまいました。
ただ思いがけない指示だったので、第一騎士団の面々は驚いたようです。
夏の別宮に行くことになって、皇帝が回復するといいですね。まだまだ美優が登場していませんし、頑張ってもらわないと(笑)
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに