無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、エメルに失望したか聞かれ、そんなことないと答えるエステル。
後日、リドルからいつもの贈り物とともに、カルルの成人式にゼオンと一緒にこちらに来るという内容の手紙が届いた。
カルルのために下町に買い物に行く予定のエステルだが、アンの負担になるのではないかと、アンの部屋へ。アンはそんなことないと答える。
アンにエメルのことを相談するエステル。エメルに失望はしなかったが、彼に信頼されない自分に失望したと話す。アンはエステルに的確にアドバイスする。
そして子供でいたがるのは子供でないと愛されないと思っているのかと指摘するのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」69話のネタバレ
ある日、公爵はクッキーを持ってエステルの部屋にやってきた。
ソファに腰かけ、クッキーを食べ始めるエステル。
大きくなったな、今日はお前のことを信じているという話をしに来たのだ、普段このような話をすることはないからしておいた方がいいと思ったと、公爵は話す。
何か起きたのかとエステルが聞くと、まだない、だがいつ起きるかわからないからあらかじめしておくのだと答える。
この前アンに指摘されたことだけど、このように優しく父に撫でてもらえるのであれば、まだ子供のままで甘えてもいいのではないかと思う彼女なのだった。
その後、エメルの部屋まで行くエステル。
ドアをノックし続けると、不機嫌そうにエメルがでてきた。
エステルは入って良いかきくと、彼は、どうぞと言い、真夜中にどのようにしてここまで来たのかと聞く。
使用人が使う通路で来たという彼女。
エメルはため息をつき、部屋まで送りますと言う。
覗き見したから私に怒っているかと聞くエステル。
エメルは、お嬢様は私に腹が立ちましたかと聞き返すと、私を騙しているならと彼女は答える。
ピクっとするエメル。
するとそこへ、ドアを開けろと、ロイが激しくドアをノックし始めた。
帰れと言うエメルだが、ロイは3つ数えるまでに開けないとドアを破壊すると言い出した。
慌ててエステルをクローゼットに隠そうとするエメル。
暗くて狭いところを嫌がる彼女だが、彼は、少しだけ開けておきますからという。
そしてロイが無理矢理押し入ってきた。
一体何があったのか、タイミング悪かったと思うエステル。
ロイは、お嬢様を連れていって悪かったと謝り始めた。
もういいからと言うエメル。
お嬢様には自分からよく説明しておく、失望はしていないと言っていたので心配しないでくれと説明するロイ。
失望ではなく怒っているのではないかとエメルが言うので、ロイは、滅多にお嬢様が怒ることはないじゃないかと言う。
俺は怒らせてしまったようだがと、エメルは冷笑する。
エステルは、私を怒らせたということは騙していたのかと気付き、エメルは自分のことを全く好きではないのだと思う。
ロイは、お前の二重人格を知ってショックを受けたとしても大丈夫だ、お前がこのように死にそうになっているのをしればと言う。
死にそうとはどういうことかと驚くエステル。
エメルがこんなに青白い顔して部屋に閉じこもるとはなと言うロイ。
俺だってお嬢様が好きだ、そもそもこの屋敷の人間でお嬢様を好いてない者はいないだろう、だがお前は誰よりもお嬢様と親しい顔をしているじゃないか、だからお前を引きずり下ろしてみたかったのだという。
それが間違いだったとわかったそうだ。
エメルは、感情が昂る夜更けに話しても無駄、今するべき話ではないという。
だがロイは、明日後悔しても今話したかったのだという。
エステルは、今更ここから出ることができないと困惑していると、アルファやエンドが、水や火で追い払うかと聞くので却下する。
後悔するぞというエメルに、どうせこんな田舎の男爵家の私生児の話などどうでもいいのだろう、だってお前は高貴な侯爵家だからと言うので、エメルはロイを殴った。
ロイは、やったなと言うと、エメルの胸倉を掴み、クローゼットに押し付ける。
クローゼットが完全に閉まってしまい、真っ暗闇に閉じ込められたエステル。
虐待のトラウマが引き起こされ、息が詰まり、エステルは涙を流し苦しみ始めるのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」69話の感想
エステルは深夜にこっそりエメルの部屋を訪れました。
エステルもですが、エメルもかなり傷ついていたようですね。エステルがレプトンに拉致されたときも、かなり取り乱していましたからね。エメルはエステルがとても大事です。
ですがエステルは育った環境からか、エメルがどう思ってくれているかを理解できていません。自分で自分の価値を下げて考えているので、良くないことばかり考えてしまいます。
そんな中、ロイが突然やって来て喚きちらしましたが、予想外に事が重大になったので、本人も後悔しているようでしたね。
しかし、その流れで、エステルが真っ暗闇に閉じ込められてしまいました。虐待トラウマ持ちのエステルには、キツイ状況です。
エメルがすぐ開けてくれるといいのですが。ロイは何をしているのやら。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに