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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、カナリアが疲労とストレスで倒れたため、セザールは彼女のスケジュールを調整し、休めるようにする。
ストレスの方は、ジャックスの提案で、ハロウィンパーティーもどきを開く。それぞれがコスプレし、かぼちゃのスイーツや花火を楽しむ。
セザールのおかげだと実感した彼女は、彼の頬にキスをする。
グレイシーは、お久しぶりですベオンヒルト伯爵令息と、ラヤに話しかけるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」50話のネタバレ
カナリアにキスされたセザールは、一瞬の間を置いて、赤面してかなりパニックになる。
どうして突然と焦る彼に、お礼だと彼女が微笑むと、お前はずるいなと呟き、可愛い反応をするセザール。
カナリアは、今度から喜ばせてくれる度にキスするねと言うので、人を弄ぶなとセザールは焦る。
そんな彼を、少女みたいと笑うカナリアなのだった。
一方、ラヤとグレイシー。
令息と呼ばれたラヤは、今では殿下の騎士でしかないと言う。
グレイシーは、あなたが皇子の騎士になったと聞いたときは驚いた、家門の立場に偏見はないが、ただあなたの能力がもったいないと思ったのだと話す。
そして、今の地位に満足しているのかと問う。
ラヤは、地位には興味はないと答えるので、相変わらずだという彼女。
私は満足していない、だからこの国の法律を変え、ランカスターの当主になろうと思っていると打ち明ける。
皆この話を聞くと驚くが、驚きましたかと彼女が聞くも、あなたならやりかねないから驚かないと答えるラヤ。
グレイシーは、とにかく私には理解できない、女性の私が法を変えてようやく手に入れることができるものを、あなたなら簡単に手に入れることができるのにと話す。
そして、能力がありながらも全てを捨てて騎士となったのは、何か理由があるのではと言う。
ラヤは無言で視線を逸らす。
グレイシーは、答えてくれそうもないので失礼しますと言い、背を向ける。
昔からそんな男だった、気に食わない、と思いながら。
後日セザールは、結婚しなくてもランカスター家と同盟を締結する方法がある、ランカスター家と同盟を組み、国政を率いる能力があることを証明しますと、皇帝に話した。
方法を聞かれ、貴族達の大半が反対する法案、女性が爵位継承できる法案を通しますと言うセザール。
その頃、カナリアとグレイシーは、例の地下室で不安そうに結果を待っていた。
セザールが戻ってきて、成功したと言う。
喜ぶカナリアとグレイシー。
さらに法案を通せるのであれば、離婚はしなくていいと約束してくれたのだそうだ。
皇帝は、確かに反対が多いだろうが、議会で通すことができるかお前のテストにはちょうどいい、次の定例議会で発議してみようと言い、セザールの案を承諾したのだった。
カナリアの予想通り事が動いたものの、実際法案を通すのは至難の業だろう。
元老会議の半分以上の賛成が必要だからだ。
現在は、エブゲニアの実家ファーンハム家を支持している家が半数以上を占めており、セザールの出す法案をまともにみようとしないかもしれない、ファーンハム家と対立する家ですら賛成してくれるかわからない状態だ。
グレイシーは、庶民院を利用するのはどうですかと提案する。
この国の議会は、貴族院と庶民院で構成されている。
それぞれ区の人口数に比例した議決権を持つことができるが、最大で5票もてる貴族院とは違い、庶民院は3票までしか持てない。
また世襲制の貴族院とは違い、庶民院は選挙によって決まる。
だがテレビ討論のようなものはないので、お金をまいたり、食べ物を配ったり、国民に媚を売る者が多かった。
庶民院は平民の声を汲み取ることが目的なのだが、結局、莫大な財力をもつ貴族の手下となっていた。
このように悲しい現実は古くから続いている。
だが、財力(グレイシー)ならばこちらにもある。
元老会議の前に、庶民院の選挙があるので、こちらに有利な人を当選させれば良い。
セザールが多額の資金がいるなと言うと、資金は私が準備できる、こういうときに使わなくてはと、グレイシーは自信満々だ。
格好いいと思うカナリア。
セザールは、ファーンハム家を支持していない貴族院の家門を担当し、自ら説得してみるという。
だがそれらの貴族と庶民院を合わせても、票がやや足りない。
カナリアは、現在ファーンハム家を支持しているベオンヒルト伯爵家を、こちらの味方にするのはどうかと言う。
ベオンヒルト家は広大な領地を持っているので、議決権を5票持っている、これがあれば勝算があるのだ。
だがセザールは、ラヤのことがあるから、その家だけはそっとしておくほうが良いという。
ベオンヒルト家当主は、ラヤの実兄カイル・ベオンヒルト。
カナリアは、その兄弟仲が悪いことは理解しているのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」50話の感想
カナリアにキスされたセザールは、わかりやすく動揺し、頬を赤らめ照れていまいしたね。反応が可愛らしいです。彼は犬っぽいですね。
一方、王子様っぽいのはセザールよりグレイシーです。容姿、家柄、財力、実力、なんでもござれの完璧ウーマンですね。カナリアもグレイシーのことを格好いいと評価しています。
グレイシーが女だから、セザールはむっとする程度ですが、これが男だったら嫉妬してばかりで大変だったでしょうね。
さて、ラヤの実家ベオンヒルト家が話題にでました。実力も才能もあり、このまま後継者になるものだと思われていましたが、彼は何故か全てを捨て、セザールの部下になりました。何があったのでしょうか。
兄と仲が悪いそうなので、兄が原因なのでしょう。セザールは彼らをそっとしておきたいようですが、カナリアは運命を変えるためにベオンヒルト家が必要だと判断します。カナリアには兄弟間を修復する案があるのでしょうね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに