漫画「盗掘王」72話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。


前回のあらすじは、ハワイ・カウアイ島にある大河原会長お気に入りのTKBMの別荘。金をばらまくことで、別荘の従業員たちをおびき出し、その隙に遼河がネロに勝負を持ち掛ける。

墓化され破壊される別荘地。観客にはミミズの遺物ネットワークを使い、多くの遺物が参加した。

一方、大河原会長は、別荘が墓化し、多額の被害が出ていると報告を受ける。追い打ちをかけるように、モナコから商談停止の連絡が。

連絡してきたのは王女ソフィー。自分の大事な遺物が何故会長の別荘にあるのか、盗んだのかと疑っていた。何も知らないと説明する大河原。

電話がきれると、大河原会長は、仕掛けた人物が遼河だと気づくのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「盗掘王」72話のネタバレ

大河原会長は、なぜあの男は私を執拗に狙うのかと怒る。

これを機に今度こそ消してやると、大河原会長はハワイに急行することに。

その頃、ネロの宮殿。

荒縄が呉羽達を劇場まで案内する。遺物達が観客席に座っているという、異様な空間にたどり着く彼ら。

ネロは両手を広げ、これでやっと悔しさを晴らせると喜ぶので、遼河は、俺はお前に何もしていないのに、どういうことかと聞く。

すると、遼河が先に小説を販売したから、自分の小説が売れなかったのだ、被害者だと答える。

そのやりとりを聞いていた観客の遺物は、ネロの作品は照会数1販売数1のゴミのような物だと笑い出した。

ネロは怒り、全てネロが有利になるという強権を発動する。

炎をまき散らし、会場にいる全員を審査委員にする、勝負でネロが優れていると評価しない場合は死ぬ運命になると、皆を脅した。

滅茶苦茶でおかしいネロだが、曲がりなりにも七大墓の遺物であり、その力は強大だった。

まともに勝負しても勝たせてもらえないから、なんとか相手に勝負を諦めてもらうしかないと、遼河は考える。

そこで、ここでお互いの小説を出し、互いに読んでみるのはどうかと提案する。

それを聞いた遺物達は、我らは人間の文字を理解できるが、下等な人間には遺物の文字は理解できないだろうと笑い出した。

ネロも、人間が遺物の高度な言語を理解できるわけないだろうとバカにする。

だが遼河は黙って出せと言うので、ネロは自信たっぷりに巻物を出現させる。

少しでも読めたら跪いてやると言う。

遼河は、そんな軽口叩いて大丈夫かとニヤっと笑うと、その書物を声を出して読み始めた。

内容は、鯉を見ただの、人々の注目を受けただの、皇帝だったころの日常を書いたもののようだ。

驚くネロ。遺物達は大騒ぎだ。

遼河は、読めたら跪くのではなかったのかと言い、俺たちは文学勝負をするのだから文章そのもので競いたいところだが、これほど下らない文は初めてみる、素人以下だと指摘する。

プライドが傷つき、たじろぐネロ。

ネロはローマの皇帝だったので、誰も面と向かって彼の才能の無さを指摘したことがなかった。

だからこのような批判に対する免疫がなかったのだ。

かなりネロに効いているようだったので、遼河は、このままネロのメンタルを削ることにする。

鯉を見たから何なのか、村人が見つめてきたからどうなのか、何を言いたいのかさっぱり伝わらない、うちの犬が書いたってこれよりはうまく書くだろうと。

遼河は赤ペンを取り出すと、俺がこの小説を校正しようと言う。

まずタイトルを変えると言い、神も敵わぬ芸術家ネロ、から、皇帝の苦悩、に変えようと言う遼河。

ネロは時間をかけて考えたのにと言うが、観客の遺物達は、遼河の方が才能があるなと言い始めた。

鯉を見たという文も、ローマ一の美女を見たに変えようと遼河が直すと、観客の遺物は全くだと感心する。

その後も上手く直していく。

盛り上がる遺物達の反応を見て、元気がなくなるネロ。

ネロは我慢できなくなり、こんなことは認められないと、遺物達を攻撃し始めた。

遼河は、思い通りにならないからとそのようなことをするのか、お前は芸術家失格だなと言い、ネロの目の前でネロの小説を破った。

これにより、もうペンが持てなくなるかもしれないほどネロの心が折れ、力なくその場に膝をついた。

回復する時間が必要だと通知がでたが、先にトドメをさすことにした遼河。

遼河は、自分の指摘などかわいいものだと言い、ネロの小説に、最近世間で使われているアンチコメントを書きなぐり、ネロのプライドをズタズタにするのであった。

漫画「盗掘王」72話の感想

ようやくネロとの文学勝負の決着がつきそうです。

ネロの方が良い以外の評価は認めないと言い張る、どこが公平な勝負かよくわからない無茶苦茶なネロ。こんな酷いマイルールの遺物相手に、さすがの遼河も苦労するかと思いましたが、見事ネロの心を折ることに成功。

ネロはあのように批判されたのは初めてだったので、膝をつくほど心にダメージを負ったようです。遼河は他人を煽ったり苛立たせたりと、感情をゆさぶるのがうまいので、ネロのような単純な相手なら意外に余裕だったのかもしれません。

ただ七大墓の遺物なので、力はありました。パワー系馬鹿でした。どんな能力を持っているのでしょうね。

さて現在、ソフィーと大河原会長が現地に向かっています。この文学勝負はどの程度の時間をかけているのかわかりませんが、鉢合わせる前に、無事撤収することはできるでしょうか。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: