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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。
前回のあらすじは、遺物が偽物だとばらそうとするユリアンを、なんとか退場させた遼河。オークションは続き、遺物での支払いが追加された。落札したのはモナコ王女のソフィー。
その後、別室に運び込んだユリアンをどうするかと遼河たちが話していると、通気口から盗聴していた死霊型遺物が飛び出していった。これで偽物だと皆にばれるだろうと笑うユリアン。青ざめる柳。だが遼河には考えがあった。
一方、死霊型遺物所持者の桃李雪は、遺物を受け取ったソフィーに会い、それは偽物、証明してみせると話しかけるのだった。
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漫画「盗掘王」69話のネタバレ
雪は、ソフィーが落札したものが偽物だと証明するので、取り出してほしいと言う。
あなたを信用しろと言うのかと疑うソフィーに、周囲に人が大勢いるので、これだけ目撃者がいるのにどうこうできるわけがないという雪。
そうであればと、ソフィーは金の月桂冠を取り出す。
ただし変な真似をしたら容赦しないという。
雪は、しっかり持っていてくださいねと言い、ナイフで月桂冠をたたき割った。
何するのと叫ぶソフィー。
雪は、この短剣はB級だ、その遺物は何級でしたかと指摘する。
下級遺物が上級遺物をこのように破壊できることはないと雪が説明したので、ソフィーは騙されたことに気づいた。
入場料に遺物を徴収までしておいてこの有様です、主催者はまだ会場にいるから会場を封鎖して、皆で捜しだしましょうと声をかける雪。
人々は躍起なって遼河を探し始めた。
雪は、さすがにこれだけの人数を対処できないだろう、これで遼河は刑務所には入り、自分が七大墓の遺物を手に入れるのだと、人々と別方向に走り出した。
その頃遼河は、遺物が偽物だと広まったようだ、準備はできたかと柳に聞く。
もうほとんど終わったと答える柳。
遼河は、馬鹿どもが興奮しすぎる前に行こうと言い、ニヤっと笑う。
雪はこっそり本物を探していたが、遺物のオーラを感知できないでいた。
そこに、剛力遼河がいたぞと怒鳴る声が。
人々の前に姿を現した遼河。
皆、遼河に不満をぶつける。
皆さんのご指摘通り、あれは偽物でしたと申し訳なさそうに言う遼河。
そして、落ち着いてください、私たちにもそれなりの事情があったのですと言い、柳の腹部を見せた。
そこには大きな傷跡が。
柳は、そもそも私たちは遺物を売るつもりがなかった、どうして苦労した遺物を売らなければならないのでしょう、ですがある日京都の遺物を渡せという脅迫電話がかかってきたのだと言う。
有名な遺物だからそのようなことはあるだろうと軽く考えていたら、このように襲われることになったのだと話す。
診断書を皆に見せ、このようにひどい怪我を負った、だからオークションを開いて犯人を見つけようとしたのですと説明する。
犯人は遺物に執着するものだから、きっとここに現れるだろうと考えたのです、と彼らが説明したところで、では何故私の落札を受けたのか、誓ってその犯人ではない、犯人に私が狙われるかもしれないのに私を利用したのかと、ソフィーは彼らを睨む。
遼河は、謝罪いたします、お姫様なら護衛がしっかりついているので大丈夫だと判断いたしましたと言い、犯人が捕まったら事情を説明し本物と交換するつもりだったと説明する。
このような騒ぎになり犯人を捕まえることはできなかったが、オークションはオークションだから、今この場で本物をお渡ししますと言う。
人々は、どうする信用するか、傷も診断書も本物のようだとざわめく。
もちろん、傷も診断書も柳が作った偽物だ。
あとはここでもう一人やってくれば成功だ。
そこへユリアンが、この中に遺物を落札した者はいるか、いるなら知っておくべきことが有ると言い、慌てて駆け寄ってきた。
遼河はすかさず、ユリアン、君の言う通り正直に話すべきだった、今その話をしたところだと言う。
ユリアンはホッとした表情だ。
では王女様に本物の遺物をお渡ししますと言い、遼河が胸ポケットに手を入れる。
すると、無い、無くなったと騒ぎ始めた。
出口を封鎖してください、どうしてこんなことが、と大騒ぎする遼河。
雪もはじめ、皆何事かと騒然とする。
必死な遼河の表情からは、嘘をついているように見えない。
みんな動かないで、七大墓の遺物が盗まれたと遼河が叫ぶので、ユリアンが、仕方ない俺の能力で探してやると言い、眼鏡を掴みオーラを放った。
助かると言い、ニヤっと笑う遼河。
すると金の月桂冠の遺物は、なんとユリアンの胸ポケットで光りだした。
何故と驚愕するユリアンは、まさかと思い遼河の顔を見る。
遼河は不敵な笑みを浮かべていた。
警備に囲まれるユリアン。
ユリアンは荒縄を自分でほどいて脱出したつもりなのだろうが、実は頃合いを見て解放するよう荒縄に指示してあったのだ。
そしてネロの遺物には気配を消し、ユリアンについていくよう指示していた。
ユリアンの持つ諸葛孔明の遺物を使えば簡単にわかったことだが、体力の消耗が激しいので、ユリアンは有事のときしか使わないのを見越しての作戦だ。
ユリアンは、説明するからと訴えるが、警備に拘束される。
ソフィーは、雪が持っていた先ほどのナイフを借りると、見つかったネロの遺物を思い切り斬りつける。
するとナイフが折れ、何をするこの愚民どもがと、ネロの遺物が怒り、金のオーラを放ちながら宙に浮いた。
あれは本物だ、では彼が本当に犯人だったのと言うソフィー。
遼河は、ユリアン、テメエが犯人だったのか、会場に乱入したときから怪しかったが、部下の腹を傷つけたのはお前だなと言いがかりをつける。
ユリアンは反論しようとするが、遼河のせいで誰も信じてくれなかった。
どうにもできないだろう、達者でなと、悪い顔をする遼河なのだった。
漫画「盗掘王」69話の感想
ユリアンが可哀そうでしたね。
なんて悪い顔をするのでしょう、この主人公は。まさに外道。
口八丁手八丁で正義漢のユリアンに罪をなすりつけ、さも被害者かのように振る舞いました。本当に根っからの詐欺師です。この遼河と柳のコンビは最凶ですね。
場を収めるために、遼河はネロの遺物を渡してしまいましたね。文学勝負が終わっていないわりに、なんだかんだ協力するネロなので、案外またすぐ戻ってくるかもしれません。
ソフィーにネロを唸らせるだけの文学の才能があれば別ですが、遼河並にこじれた才能でないと難しいでしょう。
また皆の前でソフィーにネロを渡したので、パンドラや雪たちに奪われる心配はなくなりました。ユリアン1人が犠牲になりましたが、なんとか遼河にとって良いように場が収まったようです。
ただひたすらユリアンが気の毒なエピソードでした。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに