無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、カルルがアカデミーを卒業するという手紙が届いたため、エステルは参加したがる。
だが今屋敷は外部との連絡を断っている状態だったため、公爵をなんとか説得しようと考える。
素直に気持ちを伝えるのが一番だとエメルに言われ、そのように実行。公爵はすぐ許可するのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」63話のネタバレ
エステルは、公爵、アスター、エメルとともに屋敷を出発する。
なんだかワクワクする彼女。
途中テントをたて一晩過ごすことに。
ふと目覚めた彼女が外に出てみると、まだ外は暗かった。
焚火の脇でエメルが護衛をしていて、お手洗いかと聞いてくる。
違うと言っても、生理現象だから恥ずかしがることはないですよと言うので、ロイみたいだとぼやくエステル。
今は明け方の3,4時頃だそう。
空には一番星エステルがまだ輝いていた。
エメルが彼女を気遣いマントをかけてくれた。
エステルはありがとうと言うと、まだまだ寒いですからという彼。
そうではなく、助けてくれた全てのことだと言うエステル。
エメルは、自分を選んでくれてありがとうございますと言い、明日もまだまだ移動しないといけないので、体力温存するためにもう寝てくださいと、エステルを馬車に戻す。
窓は開けておいてもいいかと聞くと、お嬢様が眠ったら閉めると言ってくれるエステル。
そうしてエステルは、馬車の脇に立つエメルを思い描き、焚火の音を聞きながら、安心して眠り始めるのだった。
翌日アカデミーでは、窓の近くを歩くカルルが、ふと何かに気づき足を止める。
だが、まさかエステルがいるはずないと思い直す。
実際は、本当にエステルが来ていて、カルルに見つからないよう走って移動していた。
ここはアカデミーと呼ばれてはいるもの、ちょっとした街だった。
初代皇帝が学者たちを招いて築いたユーアンゲリオンという最初のアカデミーだそうだ。
その後しばらくして、貴族の教育機関となったのだと説明するエメル。
エステルがよく知っているねとエメルに感心すると、自分もそれなりに勉強しましたからという彼。
兄に何かプレゼントしたいけど、いい店あるかなと彼女らが考えていると、何者かに声をかけられた。
皇太子のリドルだ。
エメルはお辞儀をした後、鋭いですねと言う。
リドルは、君のような護衛は珍しいからと返すが、エステルは二人の会話の意味が分からずキョトンとする。
リドルが、どうしてここに来たのと聞くので、兄の卒業式があるのだと、ゼオンが手紙を送ってくれたと説明するエステル。
兄を驚かせたいから、私が来たことは秘密でお願いしますとエステルは微笑む。
エステルが、一緒にお茶でもどうですかと誘うと、彼は、次の授業が始まるからと断る。
ではまたとエステルが笑顔でその場を去ると、リドルは彼女の後姿を、暗い表情で見つめるのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」63話の感想
エステル達は無事アカデミーに到着しました。
今回は、公爵とアスター、エメル、エステルと最少人数で出発しましたが、いずれも戦闘に関してはトップレベルなので安心ですね。
アカデミーですが、あのように街まるまる一つで構成されているのですね。帝国中の令息が集まるのでしょうか。すごいですね。
そこへカルルと一緒に学ぶ、彼の友達・皇太子リドル。彼は39話に登場しましたね。
カルルの友人とは言え、カルルのことを少し怖く思っているようです。エステルには大丈夫でしょうが、何故か彼女に良くない感情があるようです。どうしてでしょう。
カスティージョ家の力は絶大なので、普段から仲良くしておくように言われ、無理矢理付き合っているだけかもしれないですね。
皇后も皇帝も曲者で、リドルだけは普通の子かと思っていましたが、一家揃ってちょっと問題がありそうですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに